それは、写真撮影スタジオの経営ということに一応なります。業種によっては、許可を得ないとならない仕事があり、近接した場所で同一業種の店を開くことは不可であるおいうような法律もあったと思いますが、写真撮影スタジオについては、許可制ではなかったと思いますし、規制する法律もなかったと思います。従って、部屋を貸して営業するのは自由だと思います(許可制かどうか等は、下でも述べる「税務署」に尋ねてみてください。その方が確実です)。
それで営業して一定の収入が出た場合、税務署に確定申告せねばなりません。その場合、まず、営業段階で、収入を得た時の「領収書控え」とか、撮影スタジオを造ったり維持したリするのにかかった「経費の領収書」を確保し、保存しておかねばなりません。維持する経費とは、例えば、スタジオらしく、綺麗な白いカーテンをかけていたが、これが色が変わって来るので新調したとか、また、飾りに花などを置いており、この花代が結構いるのであるなど、すべてスタジオの営業に関して必要だった「経費」は領収書を貰い、保管しておきます。
こうして、納税のシーズンがやってくると、貴方の本来の職業に加えて、別の営業で、収入が入ったことになり、この収入分の確定申告を税務署に行う必要があるのです。最初は分かりませんから、税務署に問い合わせてください。また、確定申告用の用紙が税務署には置いてありますが、どれが、自分に合ったものかも、税務署で相談してください。
どういう風に記入するかは、用紙を見てもなかなか分かりませんし、税務署の人間が、参考書を手元において、時々それを参照しながら、確定申告の審査・受理をしているというようなこともあり、たいへん複雑な処があります。慣れてしまうと、簡単ですが、最初は、まったく見当が付きません。何か、参考書を購入されて調べられるのがよいと思います。あるいは、税務署にでかけ、必要な「基本書類」は全部用意し、必要な計算を行って、色々な数字を準備して、確定申告したいのですが、と言って、事情を話せば、用紙を選んでくれ、数字を、必要なところに記入してくれ、それ以降は、同じ要領で記入すればよいということにもなります。
必要な数字は、貴方は多分サラリーマンか何か、そういう源泉徴収の職業の人だと思えます。その場合、別途収入になる訳です。必要な数字は、スタジオ営業については、「全年間収入」と「全必要経費」です。この「経費」は、どういう基準で何を経費にするかですが、何でも関係ありそうなものは経費に入れて構わないと思います。年間収入は、請求書や領収書の控えの金額の合計で出します。また、必要経費も経費の領収書の金額の合計で出します。(こういう領収書の類は、まとめて保管し、確定申告の際、持って行きます。滅多にありませんが、領収書等を確認したいと税務署員がいう場合があるからです)。
後、貴方が源泉徴収されている仕事での収入とか、納税額などが、必要になると思います。必要な数字は、こういうもので、後は、確定申告用紙の記入の仕方ですが、色々な場合を想定して、複雑に項目がたくさんありますので、なかなか分かりません。税務署の人に相談するか、自分で勉強してください。(「収入-経費」が、実質収入となり、これに課税されますので、経費を大きくすると、課税額は小さくなります。収入を低く申告しても、課税額は小さくなりますが、これをすると、脱税です。経費はまったく関係ないものを経費に計上すると問題ですが、関係ありそうなものは、何でも申告できます。「関係する経費」に間違いないからです。電話料金で、月1000円程度とか、なども可能です。連絡するのに電話料がかかって、電話代総額のなかで、このぐらいの金額が、スタジオ関係費用だ、ということになるのです)。
お礼
回答どうもありがとうございました。 大変参考になりました。 後は自分なりに調べてみようと思います。 また何かあった時はよろしくお願いします。