- ベストアンサー
化学薬品の危険度
化学薬品を使用の職場です。 酸やアルカリを誤って浴びた場合の人体に及ぼす危険度はPHで決まる?梅干や酢は強酸、重曹は強アルカリとの程度の認識です。梅干や酢は人畜無害ですよね。 同じPHでも異なるのですか? それとも危険度はPHとは直接関係ない?
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
強酸とか強アルカリは危険でしょうし、それが危険度の要因であることも事実でしょう。 しかし、それは要因の一つにすぎず、それだけが特に重要というわけではありません。 たとえば、同じ強酸であっても、硝酸は塩酸や硫酸に比べて皮膚についた場合の害ははるかに大きいです。 また、フェノールは弱酸ですが、手につけば皮が剥けたりします。ギ酸も同様ですし、酢酸(弱酸です)でも濃度が高ければ炎症を引き起こします。 以上に述べたのは皮膚についた場合に限定した話ですが、それ以外に口に入ったりとか、上記を吸い込んだりといった場合には、さらにややこしくなります。
その他の回答 (7)
- martian
- ベストアンサー率36% (33/90)
「化学防災指針集成(日本化学会 編)」に詳しく出ていると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 さっそく調べてみます。
青酸は、非常に弱い酸ですが、危険です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そのとうりですね。
フッ化水素酸も弱酸ですが危険ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 フッ化水素は昔機械職場のころダイアモンド工具に付着したアルミを溶かすのに使用してました。 あっという間にアルミが溶けました。 確かに薬品の蓋を開けると煙が出ていかにも危なそうでした。
濃度の高い乳酸、フェノール、クレゾール、氷酢酸など は皮膚を腐食するので、pHだけでは判断できないとおもいます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 よく聞く名前の薬品でも危ないものもあるのですね。
- zoo123
- ベストアンサー率32% (50/152)
pHも確かに危険度のひとつの因子ではありますが、それだけで決まるものではありません。 例えば過酸化物は中性ですが爆発性があるため非常に危険です。青酸カリは猛毒であるので危険ですね。 ちなみに、酸では硫酸>硝酸>塩酸>酢酸 という順でしょう。 塩基は皮膚を溶かす作用があるので、一般に酸よりも危険性が高いといわれています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 化学は苦手なので危ない薬品は丸暗記で覚えます。
- 4951snk
- ベストアンサー率28% (155/547)
危険度はpHとけっこう関係があります。強酸や強塩基は体にダメージを与えますからね。ですから、塩酸などでもpH7付近まで持っていければ大丈夫です。 梅干の酸味成分クエン酸や、酢の酸味成分酢酸はそれなりに強い酸ですが、酢の中の酢酸の量は3%程度で、かなり薄められておりますので、酢は弱酸になります。梅干もクエン酸はそんなに入っておりません。 重曹は炭酸水素ナトリウムなので、pHは8~9です。これは弱塩基性です。炭酸ナトリウムなら割と強い塩基性だと思いますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- narupon
- ベストアンサー率38% (38/100)
酢は弱酸性、重曹は弱アルカリ性です。 強酸の塩酸・硫酸などでも、薄めてpHを中性付近にもっていくと、手でも触れるぐらい(薬品やけどしないぐらい)になります。 一般的にはpHの強さ(強酸・強アルカリ)で危険度を判断してもいいと思います。(例外もありますが)
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 化学は奥が深いですね。