まず、白色が抜けてしまう状況を書きます。
■強度のストレスが掛かると、白が抜けてしまうことがあります。
アンモニアの増加による水質悪化などの負荷が掛かると一撃です。
この場合、水槽間の移動時の色褪せと異なり、完全に回復することがありません。
■成長に伴って色落ちするエビが多数です。
■雌は抱卵すると色落ちします。
■ただし、色落ちしにくいエビも生まれてくることがあり、これを選別交配すると、大きくなっても色抜けしないエビの比率が高まります。
色抜けの防止と回復ですが、完璧に効果が出る...ものを私は確認していません。
ですので、眉にツバを付けて読んでください。すみません。<(_ _)>
■低温育成,餌の量を減らす...などで、小さく成長させると発色が向上します。(信頼度90%)
当然ですが、繁殖速度は遅くなります。
ウィローモスなど水草を使い、ほぼ無給餌で放ったらかしにすると、色は揚がります。
植物性のタブレットは稀に、冷凍赤虫や冷凍ブラインシュリンプを時々与えます。
■GH(総硬度)を上げる。(信頼度30%)
総硬度は甲殻類の殻の構成に重要なカルシウムとマグネシウムの量ですので、納得できない話ではありません。
手頃なところでは、小型の昇龍石でも入れておけば、総硬度はかなり上昇します。
モンロリロナイトではそれほど上昇しないようです。
■添加剤で色揚げ!(信頼度15%)
熱帯魚屋の親父がやってました。
2週間で白色が揚がったそうです。
ただ、見違えるほど色が良くなった...とまでは思えませんでした。微妙な範囲。
そもそもコストが...
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その他の添加剤も、私の試した範囲では、効果があったのかなかったのか...というところです。
■底砂にソイルを使わない。(信頼度10%)
単なる私の経験則で、理由は分かりません。
川砂,大磯砂,富士砂で育成した方が、ソイルより白色が(比較的)濃くなっています。
ソイル以外の底砂で育成されたエビをソイル水槽に移した場合、1~3ヶ月程度で色落ちしやすいです。
逆にソイル→ソイル以外へ移した場合の色揚げは色落ちほど効果が判別できません。
■メタハラを使うと色が揚がる?(信頼度??%)
紫外線がどうとか、光量がどうとか...
実際にやっているところを見ましたが、う~ん...という感じでした。
色揚げはコストが掛かる上に、効果も大きくないので、どうしても遺伝を重視してしまうんですよね。(苦笑)
お礼
ご回答有り難うございます。やはり、色抜けを防止するのは難しいということですね。白が綺麗な海老は遺伝子レベルということなのでしょうか。