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【急死の原因と対策】ビーシュリンプの抱卵環境での問題
- レッドビーシュリンプを飼育している水槽で急死が相次いでいる状況です。抱卵個体がいるため水替えも慎重に行っているが、病気の可能性もあります。本記事では、急死の原因と今後の対策について考えます。
- 水槽の環境は安定しており、pHやGHの変化はないが、抱卵個体以外の導入個体が連続で死亡していることが懸念されます。このため、病気や感染の可能性があると考えられます。
- 今後の対策としては、病気の可能性を考慮し、水質調整剤の使用や新たな個体の導入を控えることが重要です。また、残存個体の一時避難も検討すべきですが、飼育環境の立ち上げに時間と手間がかかります。
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> 直近で、抱卵をした個体が3匹おり、水槽の環境としては良い状態と考えておりました。 ・小型水生生物の繁殖は、環境が良い場合だけではありません。 小型エビは、自然界では、小型魚の餌を供給する食物連鎖の中の役割があります。 小型エビが身の危険を感じる環境では、抱卵率が高まるデータがあります。 少しでも生き残るために、沢山の子孫を作る自然の流れが働くようです。 30cm級の水槽に、これだけ魚を飼育していれば、ビーシュリンプの繁殖環境ではありません。 孵化した稚エビは魚たちの餌となり、育つことはありません。 > (安定した環境でしたので、PHやGHなどを今までおこなったことがありませんでした。) ・安定した環境など、気圧や外気温変化により15日間あれば崩壊します。 水中に存在する細菌類と、水面に触れる大気との関係ですから、ヒーターで一定温に保たれていても安心は出来ません。 年間を通じて、今の時期と秋口の昼夜間温度変化の大きな時期にトラブルは発生しやすい。 > 1.本水槽での病気の可能性について ・抱卵個体の突然死ならば、水中のカルシウム不足も考えられますが、pHや硬度を測定していないので不明。 週に一度程度、測定していれば、pHや硬度の変動から、ある程度推測できたカモです。 甲殻類であるエビの病気は、人間の食料安全面から研究されているだけ。 外殻に発生する水カビ(真菌類)の仲間や、体内に一部の寄生細菌やウイルスが確認されています。 外殻に発生する水カビ(真菌類)ならば、非常に薄いメチレンブルー剤にて治療出来ます。 体内の寄生細菌やウイルスは治療は難しい。 一般的に、エビの場合、病気は考えなくて良いと思います。 病気ならば、短時間で同時に死亡する可能性は低いのでは? 病気ならば、数日の間にパタパタと落ちて行くのが一般的。 短時間で同時に突然死したのならば有毒物の可能性の方が濃厚。 > 2.今後やるべきことについて ・塩抜き。 ヌマエビの仲間は、塩水に弱い。 水草類も塩水では、ダメージを受ける。 ・底砂清掃。 エビやコリドラスなどの底モノが調子を落とすした場合、低床材の汚れをマズ疑います。 有機物の成れの果てが低床内に貯まりすぎ、低床の中の通水性が失われると、嫌気性細菌が繁殖し有毒な硫化水素などが発生する危険性もあります。 被害は、最初に毒物に弱いエビ、次に低床魚、中層魚、最後に貝類の順番です。 > 3.本水槽の残存個体の一時避難をさせた方が良いでしょうか。 > その場合、飼育環境については、これから立ち上げることになってしまいます。 ・ビーシュリンプは清水を好むエビで、富栄養化した飼育水は苦手。 ・メダカは、清水でも飼育可能ですが、どちらかというと、少し汚れた環境が好み。 ・コリドラスは、種類がわかりませんが、一般種ならば6cm程度まで成長します。 体長6cmの魚4匹は、30cm級の水槽では完全な過密飼育です。 体長6cmの魚4匹の消費する餌の量を勘案すると、30cm級の水槽の水量13Lと濾過設備ではキビシイ。 ・エビを繁殖させたいと言うことならば、エビ水槽の立ち上げをオススメします。 現行の水槽容量では、日々投入する餌の量を勘案すると、清水維持は難しいと思います。 この水槽は、過密飼育になる(なっているカモ)ので、ビーシュリンプ繁殖には不向き。 サテライトLを使用して、サテライト内に薄く底砂を敷き、流木やウイローモスを育て、その中でビーシュリンプを飼育繁殖させても構いません。 メインの水槽は、コリドラスが4匹、成魚に成長した場合を考慮すると60cm(57L)水槽クラスが必要になると思います。 抱卵エビの水槽こそ、清水化が必要です。 脱卵を恐れて水替えをしないなど、とんでもない。 ママエビが死んだのでは、本末転倒です。 ママエビの暮らす水槽では、全水量の10%程度の少量換水を毎日、点滴式などで実施すればOKです。
お礼
丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。 いろいろと勉強不足でしたので、とても参考になりました。 アクアショップの店員に塩について問題がないと聞いておりましたが、それが違っていたんですね。 先ほど少量ではありますが、換水を開始いたしました。できるだけ早急に水槽内の塩分を低くできるようにしたいと思います。 また、別サテライトにソイルを敷いてビーシュリンプ移動の準備をしております。サテライトの循環を開始した後にビーシュリンプの移動をする予定です。 抱卵固体の死亡はありませんが、脱卵している固体も見受けられます。 底床の掃除は毎日おこなっていますので、清流を保てるようにしたいと思います。 ご指摘のように親固体が死亡しては本末転倒ですので、親固体を大切にしたいと思います。 ビーシュリンプ専用水槽の立ち上げや固体の移動などもおこない、同じ水槽内の生体数を調整します。 帰宅の際にテトラの水質テスト紙を購入し、環境を確認しました。 NO3:100 NO2:5 GH:8 KH:6 pH:7.2 Cl2:1.5 単位は省略しております。 大変危険な環境下であることがわかりました。水質を見ずに良い環境などと現在まで飼育をしていたことがお恥ずかしい限りです。塩分を薄くするための換水を続け、環境改善をしていく予定です。 早急にご回答いただきありがとうございました。 また質問させていただくことがあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。