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子宮・卵巣全摘出、膣を塞ぎ生殖能力を失いたいです。どこへ相談すべきでしょうか?(長文です)
私は20歳の身体的にはどこも病気の無い学生です。 子宮・卵巣を全摘出して膣を塞ぐ手術を受けたいのですが、自分のような前例が見つからず、どのような医療機関に相談するのが適切か、私のような状態(病例?)はなんと言う名前なのか、できれば精神科/婦人科/外科専門家の方、経験者の方等の回答をお願いします。 このような手術を望む理由としては、 1、結婚願望が無く一生独身で仕事だけに自分の一生を賭けたい。 2、1によりセックス、生理や妊娠出産、などの事柄が喜びを伴わずプレッシャーでしかないという現状。 3、デート・レイプの経験が有り自分がピルや女性用コンドーム、避妊手術など女性主体の避妊を徹底していても性器・性機能がある限り性感染症を完全に防げないという不安感、恐怖感が強くある。自分の膣(体内)に異物を挿入できてしまう膣の存在への恐怖感。 の3点です。 トランスジェンダーに似ていると思い調べましたが生殖機能・性器そのものを失いたいという部分が違うようで、私が何なのかはっきりとは分かりません。乳房がある事やスカート・下着を着ている事は特に気になりません。男か女か?と戸惑われる事がまれにありますが。。 そこで性転換手術か婦人科の卵巣・子宮摘出手術が候補に挙がっていますが、性転換手術の場合女性→男性になるのが目的で膣縫合の後に睾丸をつけるようで、膣縫合までで終了できるのか? 産婦人科の卵巣・子宮摘出の場合は腫瘍等の病気があること、もしくは出産経験のある女性であることが前提で行われているようで、私のような健康体の女性に対して手術を行っていただけるのか? が疑問です。ご存知の方教えてください。 この二つの方法以外に具体策の選択肢が有れば知りたいし、こういった悩みに前例があればそれも詳しく知りたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
医療関係者のはしくれですが、私も驚きとショックを禁じ得ません。 まず手術の件ですが、母体保護法「第28条 何人も、この法律の規定による場合の外、故なく、生殖を不能にすることを目的として手術又はレントゲン照射を行つてはならない。」と規定され、犯罪行為となるので、このような手術は行いません。まともでない医師なら有り得ますが、安全性の保証はありませんし、中には裏社会と繋がるような者もいるので、恐れ忌み嫌う最悪の状況になるかも知れません。 またこれによっても、「いわゆる性病」でない(広義の)性感染症、すなわちヘルペス、アメーバ赤痢、毛虱、ウイルス肝炎、エイズなどのリスクは、多少減るもののゼロにはなりません。 もし仮に手術が可能であったとしても、体調を崩し、「仕事だけに自分の一生を賭けたい」との願望が困難になる可能性が大です。それは今後長期間にわたり、更年期症状や骨粗鬆を抱え、仕事や生活の障害になるからです。 「仕事に費やすはずのエネルギー」を消耗するどころか、エネルギーそのものも出せなくなって、働き盛りの20・30台を棒に振ることになりかねません。もちろん治療法はありますが、完璧ではありませんし、このようなケースではおそらく健康保険がききません。無性化しておいて女性ホルモン補充療法を受けるなんて矛盾してますし、あなたの本意ではないでしょう。手術をしても楽にはなれません。本当に仕事に打ち込みたいなら、健康状態はベストに保たなければならないはず。自分から無用なリスクを背負ってはいけません。 以下、勝手なことを書きますので、読み飛ばしてもらっても結構です。 私はカウンセラーではないので、心理面の専門的なアドバイスはできませんが、今あなたの心を占めている無性化願望(?)を相対化する必要があると感じます。生殖機能・性器があっても無くても関係ない、そんなの小さなことだ、と思うことができれば、それが一番良いことでしょうし。 場合によっては、カウンセラーと平行して、(信頼できる者との条件付ですが)宗教家のアドバイスを受けることも考えてはいかがでしょうか。 仏教には「願兼於業」と言う考え方があります。願い、業を兼ねる、です。ひとが現在の状況・姿で、悩み、苦しむのは、この世での使命を果たすために、実は自ら望んでそうなった(そう生まれた)のだと。もちろん、本人がそれが何かと気付くまで苦悩は続きますが、気付ければ(状況は変わらずとも)それに立ち向かい、乗り越えられるわけです。霊能者の江原啓之氏なら「この世での修行のため」とでも言われそうです。 未熟な私が言えるのはこの程度ですが、少しでも参考にしてもらえればと思い書きました。至らぬ点はご容赦ください。あなたがこの苦悩を乗り越え、自らの道を見出されますように。
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- miniyanyan
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すいません、専門家ではないのですが、 子宮や卵巣を切除するとホルモンの関係で 副作用とかってでてきませんか? 私は今、婦人科系の病気で通院していますが、 子宮摘出手術となると体にも負担をかけ、 更年期障害のような状態が続くと言われました。 その為、薬での治療となっています。 仕事だけにエネルギーをとおっしゃっていますが 仕事さえ満足にできない方もいるようです。 そうすると矛盾しません?? 体は正直です。 子宮をとっても卵巣をとっても女性は女性です。
補足
補足とお礼です。 誤解させてしまったかも知れませんが仕事だけにエネルギーを、というのは生殖機能が有るという悩みから解放されて、その時体へは諸々の症状など代償も払うのですが、それでも残ったエネルギーがあればそれを全て今の仕事へ。という意味で、今まで以上に能率を上げたいとかいう意味ではないです。エネルギーがつきるのが早くなってもいい、そういった生き方をしたいけどどうすれば、なんて葛藤しているのです。 男と女という性の枠組みから静かに外れたいという願い。これは精神の問題なんですかね。 ご自身の体験を回答で教えてくださった事に感謝します。 ありがとうございました。
- zaezae
- ベストアンサー率18% (45/240)
ご質問者様のお気持ち、よく分かります。 私も以前、卵巣、子宮摘出は本気で考えていました。 結論から言うと、今現在結婚しているので、早まった行動を起こさず良かったと思っています。 1に関しては結局、30歳になってから結婚したいと思えるほどの人と知り合い、現在の状態です。 2に関しては、生理痛がひどく、学生時代にはあまりの辛さに授業中でも意識をなくしたりするほどだった上、20歳の頃、たまたま見ていたテレビで出産シーンを目撃し、妊娠は恐怖しかありません。(これは今も同じですけど) 3は上記の考えを持って数年後の出来事でしたが強姦未遂にあい、本当に男性は怖いと何年も思っていました。(父親や仲のよかった友人、彼氏も同様です) そんな理由で私も一生独身で、彼もいらない(当然、妊娠出産もない)と思っていたのですが、仕事に力を入れて頑張ってる頃に体を壊し、実家に戻ったのをきっかけに転職して少し楽な仕事をしていた頃に知り合ったのが主人です。 結婚なんて絶対にしないだろうと思っていた私ですが、主人とはすんなり付き合うことになり結婚もしました。 幸せかと聞かれると、気持ちに波もあるため一概には言えませんが、それも含めて幸せな方だと思います。 ご質問者様も、今の考えは間違ってるわけではないと思うのですが、失くそうとしている物は復活できないものです。 肩の力を抜いた人生も悪くないと思える時が来るかもしれないですし、そう思った頃に必要かもしれないですよ。
お礼
似たような悩みをお持ちだった方の意見、大変参考になりました。 補足ですが、レイプの記憶から考えると、生殖機能を失う事で加害者の男性に対して報復じみたことがしたいのかとも思えるのですが、それ以外にも小さな頃から望む望まないに関わらず子どもを産む事を義務づけるような教育、環境から逃げたい、という気持ちと 生殖能力の無い人間は価値がない/低いように思われている事(私が育った環境ではそういう考えを感じる事が多かったです)に 反発したい気持ちが混ざり合っているのが私です。 しかし、zaezaeさんの体験談を聞いて、私にもそういう展開の可能性があるかもしれないな、と思いました。 アドバイス有り難うございました。
- yow
- ベストアンサー率23% (181/782)
他の回答者さんもいうように、自分の体をいじくることは、かなり体の負担になります。また20歳からの20年は、やりたいこと、人生観、価値観が大きく変化する時期です。私はもうすぐ40になりますが、20歳のときの私が考えていたのとは、まったく違う生き方をしていますよ。 デートレイプの経験からまだぬけきれていないのでしょうね。ひどいことをする人がいるものです。。。。 他の方も指摘しているように、PTSDである可能性もありますね。いまかかっているカウンセラーの人に、ここで質問しているようなことを話したことはありますか?レイプの話は?もし、そのようなこところまで安心して話せるようなカウンセラーではなければ、違うカンセラーなり精神科医をさがすほうがいいような気がします。 でも、なにがなんでも今、具体的にしなければ不安がとりのぞけないというのであれば、貞操帯をつける、というのはどうでしょう。それでも100パーセントあなたを傷つけるような人から身を守れるわけではないですが。 女でいることはそれほど悪いことではないですよ。それに女性たる部分を取り除くことで女性以外の何者かになれるわけでもないです。他の回答者さんはあと20年といいますが、10年でもいいです。まってみてください。
お礼
回答有り難うございます。 貞操帯を知りませんでしたが、やはり根本的に解決したい私には効果がないと感じます。 今のカウンセラーは信頼しているのですが、私の両親や、自分の学校の知り合い等私の周りのいろんな人と面識が有る方なので性の悩みに付いては何も話していないし話す勇気がでません。 別のカウンセラーを探して、相談するようにしてみます。根が深い悩みなのでもっと「知る」必要を感じました。
- gekkoutyou
- ベストアンサー率29% (126/427)
なかなかユニークな希望ですね。 ただ、SEXへの違和感は「仕事」を1番の理由にあげていますが、実際は「レイプ」による心因反応ですよね。いわゆる、PTYSDの範疇に入るのかなと思います。カウンセリングを受けているということは、このこと以外にも心が生きづらく感じていることがあるのでしょうね。 ただ、言えることはあと20年は長いかも知れないけど、手術などはせずに生きて欲しいと思います。性転換を希望されるのなら、そう長く待てとは言いませんが、SEXすること、SEXにまつわる病気、妊娠への恐怖、拒否感が問題のようなので、もう20年待って欲しいと思います。 もし、万が一手術をした後で凄く好きな男性ができて、うまく付き合うことができて、その人とSEXしたい、その人の子供を産みたいという気持ちが芽生えても、手術してしまった後では何ともすることができません。人の心、考え方はうつろです。いつどんな出会いがあるのかわかりません。そこで後悔するよりは、もう20年、悩みつつ生きたとしても、SEXするしない、子供を産む産まないという選択できる余地を残しておく意味は大きいと思います。後20年、手術(合法的には難しいかも知れません)という行動は選択しないで欲しいと思います。 40代になれば実質子供を産むことは難しくなるので、その頃になれば子宮や卵巣は取っても良いかも知れません。ただ、膣を閉じる必要はないでしょう。自分が人とSEXしなければ、膣が開いていても閉じていても同じことなのですから。 何か、悩みながら生きて下さいと言っているようで(実際言っていますが)心苦しいですが、人間一生悩みつつ生きていくものだし、あなたが自分の人生を一生懸命生きているからこその悩みだと思います。どうか、これからの20年の間に素敵な出会いがあって、SEXがあって良かったと思えるようになっていて欲しいと祈るばかりです。
お礼
小さい頃から、自分が望まないのに子どもを産める体だということに 違和感をもって生きてきたところに、レイプがあって、違和感が一気に恐怖や嫌悪感に変化したという、悪連鎖?があると思います。 手術せずにSEXの喜びをいつか知るまでは、思いとどまって欲しいと言うお気持ち、有難いです。 これからどうするかまだ決めていませんが、自分の事や、悩みに関する事をもっと沢山知ってから判断しようと思います。 ご回答、有り難うございました。
- june1
- ベストアンサー率10% (41/389)
私は39歳男性既婚者です。 文面を拝読して 残念ながらriccaroccaさんのお気持ちは 理解しかねます。 性同一障害なら理解できるのですが。 とりあえずカウンセリングを受けて riccaroccaさんの考えを 客観的に見つめてみてください。
お礼
自分でも最初は戸惑いました。 なんでこんな望みを?私って一体何なんだろう?と ですから、引け目もあってまず全くの他人に匿名で聞いてもらおうと思って質問しました。 先ずは、この悩みを今のカウンセラーか、新しいカウンセラーの方に話そうと思います。 ご意見有り難うございました。
- st439
- ベストアンサー率41% (246/591)
性同一性障害でない20歳の女性がこのような悩みをお持ちという事にショックを隠せません。健康体の方が出産に関わる機能を全て取り去りたいというのはよほどの覚悟があるのだと思います。しかし上記のような術式では出産こそ出来なくなる物の、性感染症のリスクは完全には無くならない事と、将来的に子供が欲しくなった場合、取り返しがつかないので、私としては思いとどまって欲しいと思います。もしお悩みでしたらカウンセリング等を受けるべきだと思いますし、生涯をともにしたい伴侶が現れたときに改めて話し合う事だと思います。20歳で成人ですが人生はあと6~70年あるので結論を急ぐ事もないでしょう。もしある種の強迫観念をお持ちでしたら膣口をふさぐ(生理もあり完全には無理でも)など可逆(元に戻す事が可能な)な処置にとどめておく事をお勧めします。
補足
早速の回答有り難うございます。 確かに、経口や肛門などからも性感染症のリスクというのはあるので、3番は手術では解決できないですね。性的トラウマもありますしカウンセリングを受けつづける事(今も受けています)も必要だと感じています。 自分の子どもを今後一切欲しくはならないと思います。小さい頃からずっと「妊娠してしまうと取り返しがつかないことになる」と普通に思ってきました。仕事に費やすはずのエネルギーを沢山使ってしまうからです。なので生理日などは生殖器があることの不快感が特に強いです。 膣口を塞ぐだけの処置というのは経血が通る程度に膣口を小さくするという手術なのかな。そういう処置がある事を知らなかったので参考になります。これは医療機関で言うと何科にかかればいいのですか??いろいろ聞いてみたいです。 早くなんらかの処置をして、楽になりたいあせりが強いですね・・
お礼
なんとなくわかっていましたが、合法的に健康な生殖器を手術することは認められていないんですね。 それを教えてくださった事にまず感謝します。 生殖器が無くなった後の更年期障害症状や骨粗鬆症などは知っていましたが、いづれ軽減してゆくだろうと楽観していて、無性化(男でも女でもなくなることをこういうのですね)した場合の体への影響に付いて無知でしたので、考えるところがたくさんありました。 生殖器が、人間が生きる力になるという事実は今の私に取って大変皮肉なことです。が、より深く考える機会になりました。 そして、「私って何なんだろう?」と思っている私に取っては後半に書かれていることも参考になりました。 参考になる回答、有り難うございました。