葬儀当日の順序は地域によって異なります。
葬儀・告別式の前に火葬する地域もありますが、今回のご質問とは状況が異なりますので省きます。
一般的には、#2さんの回答にもあるような順番になります。お骨上げの後に仕上げ料理で親族をもてなし解散というのが本来ですが、最近では初七日法要を告別式当日に繰り上げて執り行うことが多いため、仕上げ料理が一番後になってしまいまるで初七日法要のお膳と勘違いしてしまいますが、これは葬儀の仕上げ料理です。
ですのでご馳走になってよかったものです。おそらく出棺のときにある程度人数を確認していますので、遠慮されればお料理が余ってしまいますから(急な数の変更は受けられないことがほとんどです)喪家からすれば召し上がっていただかないと困るのではないでしょうか。召し上がることはお供養にもなりますし。
仕上げ料理の前に初七日法要をするのは、お寺の都合もあります。もし仕上げ料理が先でしたら、初七日法要の開始時間がはっきり決めれないためお寺は何時に会館に行けばいいのかわかりません。同じ日の夜にお通夜がはいってしまえば都合がつかないこともあります。
親族もお膳の席でアルコールが入ってしまうと、法要どころではなくなるかも。。。。
火葬場によっては、火葬場にお骨上げまでの待ち時間の待合室がない場合があります。その場合はいったん葬儀会場にもどりお骨上げの前に仕上げ料理をいただくことになります。
またアルコール類が不謹慎ということで禁止されている火葬場もあります。関東でよくある火葬場待合室での飲食は、お待ちいただく親族に喪主が振舞うという形となりますが、飲み物やおつまみの代金を火葬場に支払っているためいくら慣習だからといっても火葬場の売上げに貢献しているだけのような気もしますけどね。
初七日法要のお香料ですが、これは親族によって皆さんが出される場合とまったくない場合などがあるためなんとも言えません。
本来は初七日法要が始まる前に、祭壇にお供えします。おそらく他の誰もがなにもしなかったため「故人の兄弟の未亡人達」はお帰りになるときにお渡しされたのではと思います。
お礼
ご親切に詳しく教えていただき、有り難うございました。 お葬式に関して、地域、宗派によっても異なるようで、 間違えば大変失礼なことになるし、後でハッ!?と 心配になることばかりです。思えば、葬儀は大事な儀式 ですから、核家族の家庭が多い今、何かしら教育機関が あってもよいですよね。心より感謝申し上げます。