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日本の仏教は何故、一般庶民と疎遠なのでしょう?
海外の友達と電話で話をしていて宗教の話になって宗教観の大きな違いを知りました。 彼らはキリスト教の宗派ですが、週1回~2回は教会へ行っているそうです。それに神・天国・地獄を信じていました。 神や天国などは別にして、何故に日本の仏教は一般人と疎遠なのでしょうか? 私は冠婚葬祭がなければ、何年でも行く気がしません。 何故なんでしょう?
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明治維新まではお寺が戸籍の管理をしたり、集会場になったり、庶民と密接に結びついていましたが、昨今は葬式以外の付き合いはなくなりましたね。 以前私もお寺の世襲に付いて質問しましたら、現役の僧侶の方が、宗教家としての覚悟が足りずに仏門をくぐる入門者が少なくない上に、先達として後輩にいろいろなことを伝え、鍛え上げたと思ったら、修行の辛さに耐えかねて逃げ出す輩もいて嘆かわしいと回答がありました。 本来は仏心を抱いて決死の覚悟で仏門をくぐり、師から十分な薫陶を受け、地域の人のために法話をしたり、人生相談に乗ったり、地域の心の拠り所としてお寺や神社が存在するべきと思いますが、現実は経済原理に左右され、生活のために檀家という、いわば有料会員さんにばかり顔が向き、信者ではない一般の方々の方を向かなくなった為ではないのでしょうか。 先日、TVで http://www.higan.net/blog/kot/ お寺がオープンテラスを設けて弁当を食べる場所を提供して、若手僧侶が仏教の話をしたりする試みを紹介していました。 直接どうこうということはありませんが、お寺が身近になれば、悩みがあるときに訪れてみようと言う方も出てきて、本来の宗教になっていくのではないかと期待しています。
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- angormore
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堕落したから。
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有難うございます。 その言葉が一番当てはまるように思えます。
- kensan39
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日本では嘘をつかなくてもお金を稼げるからです みんな無知な頃は天国と地獄で無いとなかなか稼げなかったのですが 今は仏教は死者を祀る事で膨大の稼ぎが有るのです 神教は今は主に祭りですね これも膨大な稼ぎです だから変な嘘で人を集める必要が無いのです 今は死者を祀るかお祭りで稼ぐかです 難しい教義も必要がないのです 日本ではキリストもイスラムもなかなか稼げないのです
お礼
じゃー仏教って葬儀屋+死後の保険屋みたいなものなんですね。 でも商売ならお客さん(檀家)の納得する内容ですすめてほしいですね。 密室で寄付金を決めて半強制的にお金を集める。 有難うございました。
- ucok
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疎遠でもないですよ。毎日、仏壇の前で手を合わせたり、お経を唱える人は多いし、夫の祖父などは、お墓のあるお寺の僧侶と顔見知りで、顔を合わせれば、普通に会話をするように、仏の道について、いろいろと話を聞いていました。ちなみに、カルトでも創価学会でもありません。私自身は無宗教ですが、生まれ育った地域の古い寺に親しみがあり、そばを通れば、必ずお参りしますし、落ち込んだ時には、黙って境内に座ったりしています。そもそも、縁日には誰だって行くし、昔の子供は境内で遊ぶのが当たり前でしたよね。 ただ、日本人は、他の多くの国々に比べて、「宗教を盲目的に信ずること」の恐ろしさを認識していると思います。古くから神道と仏教が共生していたとか、キリスト教弾圧の歴史も理由のひとつでしょうが、近年では、神道を拠り所にして第二次大戦が膨れ上がった事実が大きいでしょう。 現に、日本には数多くのキリスト教系の学校があり、私も3校を卒業しましたし、今も、海外からキリスト教を広める目的で来日する聖職者がいますが、とりわけ戦後においては、「神といえば、ひとつしかない」という考え方では布教が成り立たなくなりました。 このように、日本には、「ひとつの宗教に凝り固まらない」という風潮があり、それと同時に「あらゆる宗教に対して寛大」でもあります。一般家庭に神棚と仏壇があって、子供をミッションスクールに通わせているのがいい例ですよね。そういう空気が宗教離れを招いているというのもあるでしょう。 尚、海外でも、特に都会の若者は、神社・仏閣・教会に「冠婚葬祭がなければ、何年でも行く気がしません」という人が多いし、日本でも保守的な地域では、寺や神社との繋がり、また信仰によっては教会との繋がりにうるさい地域や家庭はありますよ。 ちなみに、日本人は、宗教にこそ凝り固まりませんが、とても迷信深いですよね。いや、「縁起を担ぐ」とでも言っておきましょうか。
お礼
回答者さんの地元のようなお寺が多ければ良いのですが・・・ 私のお寺の印象はお金儲け・形式的な檀家との付き合いのイメージがあります。 有難うございます。
- walkingdic
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そもそも日本古来の宗教は神道ですよね。 後に仏教が入り、現在の日本ではこの2つの宗教が共存共栄しています。(1000年以上前の時代に神仏融合が計られた) で、ご質問の答えは日本古来の神道にあると思われます。 日本人が宗教行事をあまりしないのかといえばそれはNoです。 交通安全のお守りに始まり、毎年行われる色んな祭り、そして厄除け、七五三等毎週とは言わなくても、結構いろんな場面で出てきます。お墓関係は仏教ですよね。これは毎年お盆、墓参りという形程度かもしれませんが。 あと初詣もそうですね。 そして、面白いのは神道ではやおろずの神なので、別にわざわざ神様にお祈りに行かなくてもそこらじゅうに神様がいますから、お祈りしたければ、神棚に手を合わせれば良いわけでして、、、、、 日本人があまり宗教熱心ではないというのは事実かもしれませんが、多分そういう生活に密着しているのでしょう。人によってはよく拝む人もいるし、そうではない人もいますけど、これはどこの世界でも似たようなものですね。まあイスラムはかなり厳格のようですけど。
お礼
お寺(教会)へ行くのを除けばそうですね。 でもこちらからお寺へ行きたい気分はないですね。 たまにお寺へ行ってもかなり高齢な老人が殆どで、まれに若い人を見かけます。時々、冠婚葬祭以外に何の価値があるのか疑問に思います。
- t78abyrf9c
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お礼
有難うございます。 私はあるお寺の檀家になっている親の子供ですが、近くの家が葬儀でお坊さんが来てお経をあげてもらいました。帰りにお礼として5000円を渡したそうです。 後日、お坊さんの奥さんが葬儀をしたその家は「貧乏なのか?」とあちこちに言いふらしていたそうです。 そこで地元で問題になって一律の金額を決めたメニューを作ってと意見が出たそうですが、お寺側は無視したそうです。