絶対にそうだと断言するつもりはありませんが・・・。
Linuxでビジネスをしてる会社(あるいは部署)とCiscoルータを主体としたネットワーク構築をベースにした会社っていうのは、割と別ですね。
従って、LAN・WANを中心にしたネットワーク構築系の仕事につくと、Linux主体の仕事はほぼ無いと思って間違いないです。また、ネットワークを中心に据える場合、ルータのみならず、交換機系の技術も無いと、スペシャリストとしては苦しいかもしれません。この分野のスペシャリストは自身を針金屋などと揶揄する事があります。
サーバやアプリについては、わからんと言ってるわけですけどね(笑)
無論、そうでない非常に優秀な方もいます。
逆にLinuxを中心にした仕事の場合、インターネット接続用にルータを触る機械等はあるかもしれませんが、(特に)Ciscoルータを触る機械は、あまり多くないでしょう。
また、Linuxの仕事をする場合には、サーバをインストールできると言うだけでは、力不足でおつりがきます。
UNIXという環境について、ある程度知悉していて、顧客から何がやりたいという要件を出された際に、サーバをどのように構成すれば良いか、スペックはどう見積もるか等の判断ができ、かつその為に必要な環境を一通り自力で構築できるノウハウが必要でしょう。
一般的なアプリについては、押さえておかなければいけませんし、知らなくても調べれば何でもできるくらいの自信が必要です。無論、いきなりそうなれるわけではありませんが、そうなるつもりでいなければならないと思います。
技術的には、ネットワークとOSというのは、切っても切り離せない関係です。従って両方のノウハウを持っているというのは、どちらの方向に進んでも役に立つでしょう。
ただし、自分の中で主体がはっきりしていないと、単なる器用貧乏で終わってしまいます。
問題は、先にも書きましたが、root0さん自身が最終的になりたいものは、何なのですがという点に集約されます。
自分がなりたいと思うもののイメージがありますか?
それが現実的かどうかはともかく、そういうイメージや目標の持てない人は、あまり伸びないと思います。
私が少し気になっているのは、UNIXとルータではなく、LinuxとCiscoというキーワードで出てることです。
これは私の持論なんですが、特にエンジニアという仕事は、どれだけ応用の利くノウハウを持てるかだと思っています。(技術面を見ればですが)
Linuxは世の中にあるUNIX互換OSの一つに過ぎませんし、Ciscoもネットワーク機器メーカとしては主流ではありますが、Ciscoばかりがルータでは無いです。
特定のメーカや、OSに拘ると、どこが応用のできる部分なのか分からなくなるというデメリットがあります。
まあ、そればかりを扱っている会社を選ぶという選択肢はあるんですけどね。私個人的には、そういうのはつまらないと思ってしまいます(笑)
分野とは別に、選択の仕方がもう一つあります。
構築系なのか、運用/保守系なのかです。
文字通り、構築系は顧客から要件を聞き出し、それを満たすような環境を構築するのがメインです。
運用/保守は、構築した後、その環境を安定して稼動させ続けるのがメインの仕事です。
会社としては、どちらも請け負うところは多いですが、内部的には大抵担当者が違います。
どちらがえらいとか難しいとか言うものでは無いですが、自分の中で、主体をどちらに置くかはある程度意識しておいた方がいいかもしれません。
ま、状況如何ではある顧客相手には構築、ある顧客相手には運用の顔をしたりするケースも少なく無いんですけど・・・。
会社の選択については・・・
スペシャリストとしての、スキルに自信があって、仕事には事欠かないというのであれば、派遣登録の会社でも普通の会社でもいいと思います。給与も(交渉次第ですが)相応にもらえる事でしょう。
しかし、現場に出てこれからいろいろなノウハウを学ぶという前提なのであれば、人材派遣系の会社は避けた方が賢明です。きちんと人を育てるつもりのある会社に就職すべきでしょう。
だらだらと書いてしまいましたね。
こんな感じで参考になるでしょうか。
お礼
you-mさん本当にありがとうございました。 真剣に考えていただいて、すごい参考になりました。 もう少し時間をかけて(あまり時間は無いのですが・・) じっくり自分の将来像を考え、目標を持ちたいと思います。 少し考えが浅はか過ぎた所があったように思います。 今はとりあえず資格試験頑張ります。 未経験なら資格があれば道ももう少し広がるかと思いますので。。 本当にありがとう御座いました。