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全館空調の正しい使い方とは?
- 全館空調の導入について迷っている方へ、正しい使い方をご紹介します。
- 全館空調は常時稼働する必要はありません。室温に応じて換気だけになる場合もあるので、電気代の節約も可能です。
- 全館空調を切ることで非効率化や導入意義の喪失があるため、使い方には注意が必要です。また、実際の使用事例を参考にしましょう。
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建築業界にいますが、全館空調についてはそれほど詳しくはありません。 以前、同僚が新築する際に全館空調を導入し、聞いた内容とその他の情報からコメントを書きます。 デメリットを説明されないとのことでしたが、初期費用以外に定期的なメンテナンス費用や、設備の入れ替えによる費用が発生します。一般的に使われているルームエアコンに比べ、機器のコストが高く、工事費用も高くなってしまいます。10~15年がメドだと思いますので、その点についてもしっかり検討された方が良いと思います。 同僚は、娘さんがアレルギー体質で、花粉対策として絶対条件と考えていました。また、外気を直接取り入れることが快適な環境なら、全館空調をOFFにすることも有だと思います。 全館空調の条件は、高気密・高断熱で熱交換による熱ロスの軽減です。逆に言うと、ゆっくり暖めたり冷やしたりする空調になりますので、外気に開放してしまった後、安定状態へ移行するのに時間が掛かり、その運転コストは高くなりやすいのが一般的です。この点ではHMの言い分は的を得ていると思います。 大切なのは、必要かどうかです。特に、外気に開放して生活したいような良い環境なら、様々なコストを掛けて機械に頼る生活より、家族を主体としたコスト配分を検討するべきではないでしょうか? ちなみに、窓ガラスはペアガラスにすることをお奨めします。それだけでもかなりの熱ロス軽減をはかれます。(一般的に、窓が一番断熱性の低い部位になります) 結論は出せませんが、建物を使用する年数を想定して、想定期間内に設備の入れ替えや、ランニングコストなどを含めたトータルコストを算出してもらって、ご自分の費用対効果の検討をされるべきだと思います。 余談ながら、耐震性能は大丈夫でしょうか?「免震」はコストも掛かりますが、安全は確保されます。
お礼
アドバイスありがとうございます。 実はそのHMの営業マンは、商品知識が豊富で質問に対する回答は明確に返ってくるのですが、請負契約を強引に結ばせようとした経緯があって、何となく騙されているのではないかという気になってしまい、第3者の公平な意見を聞いてみたいと思っていました。 年間メンテナンス費用は12000円強、設備自体の寿命は30年はあるが、機器の一部(コンプレッサー?)の取替えは必要と聞いています。 新築する場所は住宅街ですので、春や秋は窓を開けていても快適だと思います。夏はかなり厳しい暑さ、冬も雪は降らないにしても結構寒くなりますが、私の導入理由は主に吹き抜け対策とインテリアのすっきり感です。建物は2×4でペアガラスは標準仕様なので、高気密・高断熱のはず?です。耐震性能は大手HMだから信じているというレベルで、追加で特別な対策をすることは今のところ考えていません。お金かけるところを間違ってますかねえ・・・いずれにしても費用対効果をもう一度よく考えて最終判断したいと思います。