• ベストアンサー

プロリンのニンヒドリン反応について

プロリンに二つ目のニンヒドリンがつくときの反応機構はどのようになっているのでしょうか? 多くのサイトでは結果が書いてあるだけでその反応機構が書かれていません。ご存知の方よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Kemi33
  • ベストアンサー率58% (243/417)
回答No.2

#1です。お示しのサイト拝見しました。  そこにも『最初は黄色に発色し、長時間放置すると赤紫色になります』と書かれていますが,通常は黄色の段階で測定を行うと思います。  ですので,先の回答では「プロリンは黄色」としました。過去質問もそういう意味だと思います。  で,お示しのサイトの2つ目のプロリンが付く機構ですが,これは「イミニウム基(>N(+)=CH-)」を「カルボニル基(O=CH-)」と考えると理解できます。  つまり,「イミニウム基(>N(+)=CH-)」の隣のメチレンは活性メチレンです。結果,ニンヒドリンのカルボニル基とアルドール反応して,2つ目のニンヒドリンが結合する事になります。   +  >N=CH一CH2一R    ↓                +    -  >N一CH=CH一R ⇔ >N=CH一CH一R    ↓            OH   +        |  >N=CH一CHR一C<    ↓           OH           |  >N一CH=CR一C<    ↓   +  >N=CH一CR=C< + H2O  「有機化学」の教科書の「エナミンの反応」が出ている所を御覧下さい。

susej65535
質問者

お礼

反応機構の説明まで書いていただいてありがとうございます。 助かりました。

その他の回答 (1)

  • Kemi33
  • ベストアンサー率58% (243/417)
回答No.1

こちらの過去質問が参考になりそうです。  ・http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=302482   QNo.302482 ニンヒドリン試薬での検出  ここにもありますが,「プロリンには二つ目のニンヒドリンはつきません」。そのため,プロリンはニンヒドリンと反応して黄色(他のアミノ酸は紫色)を呈します。  ・http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=162932   QNo.162932 ニンヒドリン反応

参考URL:
http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=302482, http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=162932
susej65535
質問者

補足

以下のサイトに二つ目のニンヒドリンがついた構造が書いてあるのですが,そちらが間違っているということでしょうか? http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q53.html