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残留農薬のGC/MSによる一斉分析について

残留農薬のGC/MSによる一斉分析を立ち上げています。最初スキャン分析で感度がとれるものだけやって感度が低いモノはSIMでやろうと思っています。まずこの考えは正しいですか?スキャン分析でフタル酸エステルと思われるところに大きなピークが出て検出器とフィラメントを保護するためかフィラメントが切れます。バナナ、オレンジ、ぶどうで同じ場所に大きなピークが出るのですがこれらの中に多量にフタル酸エステルが含まれているのでしょうか。それともコンタミネーションでしょうか。どうすればフィラメントが切れないようにできますか。 基本的な知識がないので教えてください。

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  • gori8063
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回答No.1

フタル酸エステルの発生源はプラスチックです。このピークを減らすにはプラスチック容器の使用を一切、やめることです。それでも出てきますけれど。 今よりはマシになるはずです。 また、方法としてSCAN→SIMという流れは正しくはありますが、SCANは未知物質を扱う場合に行えばいいので、ターゲットが決まっている場合は最初からSIMで構いません。 SIMであればフタル酸に相当するピークで飽和が起きませんから、フィラメントOFFにもならないで済むかと思います。 残農分析は定型化されていますから、まずは独自開発よりも既存の方法をなぞる方法からはじめることが大事かと思います。

M1343
質問者

お礼

ありがとうございました。既存の方法でSIMで検討してみます。