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防音対策の効果的な方法と費用について
- 新築の一戸建てに引越したが、斜め前の鉄工所からの騒音に悩まされている。
- 効果が高いといわれているペアガラスか二重窓の防音対策を考えている。
- 近い窓だけではなく全ての窓に対策しないと意味がないので、費用についても気になっている。
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工場騒音の対策は受け手側では難しいので「自信なし」回答ですが参考にしてください。 鉄工所から発生する騒音は、金属がぶつかり合う「カチーン」や溶接の際発生する「パチッパチッ、バチッバチッ」の高音の物から、プレス機械の「ドスン!」という重低音まで音域が広いのが特徴です。 現在検討されているペアガラスは高音域の騒音に対して効果があります。 高音域の騒音は「指向性」が強く直線的な音の方向性をもっていますので、途中に遮へい物がある場合は減衰しますから反対側の窓は不要でしょう。 ただし、音源となる工場と、住宅を中心にした反対側に構造物があると、その壁が反射板となって音が跳ね返ってきますので反対側の窓も対策が必要となります。 換気扇の開口、屋根裏通気層の開口、床下換気口など、外部に対して開口されているところからはすべて音が侵入してきます。 隙間風が入り込む場所はすべて音の侵入経路だと思って間違いありません。 これら侵入してくる音の遮へい、侵入した音が室内に入り込まない様にする遮音、防音工事が必要となります。 次に重低音ですが、これを防ぐ手立ては『無い』と言ってしまって良いでしょう。 「限りなく困難」とも言えます。 地盤を伝わる振動を防止する術が現実的ではないからです。 空気を伝わる場合も指向性が無く、まるで煙が充満するかのようにあちらこちらから侵入してきます。 侵入して鉄骨部材が共振している状態では対策はきわめて困難です。 重低音は音源側で対策してもらわなければなりません。 騒音は素人の手には負えない難しい問題ですから、専門家の指導を仰いだ方が良いと思います。 参考URLに建築関連のリンク集を紹介しておきますのでお近くの関係機関に問い合わせてみてください。
お礼
大変参考になりました・・ ありがとうございます・