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理系院のアメリカ留学のメリット・デメリット

アメリカでは博士が最短4年で取れると聞きました.浪人で大学に入った自分としては無条件に利点だと思うし,なによりレベルの高い教育を受けられて,早くから研究者として一人前になればそれだけ可能性も広がると思うんです. まずは情報収集から始めようと思い質問させていただきました.どんなことでもかまわないので,アメリカ留学のメリット・デメリットについて,皆さんの本音を聞かせてください.

質問者が選んだベストアンサー

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  • leo-ultra
  • ベストアンサー率45% (230/504)
回答No.3

>博士が最短4年で取れると聞きました.浪人で大学に入った自分としては無条件に利点だと思うし 仮に9月入学だったりすると、日本の大学を3月に卒業して、半年遊んで。博士をとって9月に帰ってきて、また半年遊んだりして次の年の4月に日本の会社やらなんやらに入ると、結局5年かかるので日本で博士とっても同じですね。 何年浪人して大学に入られてかわかりませんが、研究者としてやっていくならば1年とか2年を気にしない方がいいですよ。 「最短4年」とありますので、4年以上かかる可能性もあるわけです。特に英語のハンデもありますし、日本とアメリカでは大学のシステムが違ったりして大変です。僕は就職してから短期間ですがヨーロッパの大学に留学もどきのことをしたことがあります。 システムが違うので大学の図書館で本を借りるだけで大変苦労しました。 僕の知り合いで大学を卒業してすぐにアメリカの大学院に入った人がいました。まず1年でディプロマを取りました。日本の修士は2年かかりますが、ディプロマは1年で取れる。そのあとでPhDコースに進みました。 PhDコースに進んで1年ちょっと過ぎた頃、ある日突然、研究室が消滅しました。研究予算が取れなくなったためだそうです。(アメリカの大学だとたまにこういうことがあるそうです。) 他のアメリカ人の学生はうまいこと立ち回って他の研究室にもぐりこんだりしたようですが、彼はやはり英語のハンデもあり、うまくいかず帰国しました。 さて日本の大学の博士課程に編入しようとしたところ、米国で取ったディプロマは1年しかいってないので日本修士修了とは認められないというのです。 つまり彼は3年間アメリカの大学院に通いましたが、 日本に帰ってきたら、それはなんの資格とも認められなかったわけです。 アメリカに行って4年で博士を取ってくるのはいいですが、うまく行かずに向こうに5,6年いて、でもPhDが取れずに帰国という可能性もあります。その場合は、日本では修士卒はおろか、大学院博士課程中退とも認めてくれません。 さらに向こうで博士をとっても日本の企業の一部では日本の博士と同等に認めてくれない可能性もあります。最近、アメリカの3流大学は、お金さえ払えば、 アメリカにいちどもいかずに博士の証明書を書いてくれるそうです。 覚悟を決めてから留学することをお奨めします。

その他の回答 (4)

  • fujishiro
  • ベストアンサー率28% (162/574)
回答No.5

分野によりけりですね。。。 あちらはアウトスタンディングな学生・院生にとっては日本では考えられないぐらい良いところです。 早期に修了を認めてくれるし、就職時の給料もいい。 奨学金もあるし、場合によっては給料ももらえるし、なにより研究に打ち込むことができます。日本なら、研究生活のかなりの部分は教室の雑用(もちろん無償)をしなければならなかったりするし。 一方、まぁ、なんとかできるってレベルの人には非常に厳しい。 授業料は日本とは比べ物にならないぐらい高い。 外国人には不親切なことも多い。 レベルが高い大学院はとんでもなく厳しいから中退率が半端じゃない。そして中退することが一般的だから、できなくなって困っても助けがない。 それなりのところではすでにドクターは余ってるから、ポスドクに進むわけですが、成果がたいしたことないポスドクは生活にぎりぎりぐらいの給料で、ガソリンスタンドの留守番やタクシードライバーをしながら研究することに。 分野によってはディプロマ・ミルと呼ばれるくずドクターが量産されているため、当地のアメリカどころか日本に来てももちろん、就職先はない。 ちなみに優秀であってもうまくたちまわることができなければ同じことです。 真の実力者で、日本に未練はない、と考えているならメリットはあるでしょうが、そうでない人には厳しいだけでしょうね。

  • metzner
  • ベストアンサー率60% (69/114)
回答No.4

どのような分野で留学を希望されているのか分りませんが、一般的に言って博士取得後に日本で研究職を探すつもりならやめた方がいいと思います。相当有名で日本人の研究者とつながりも多い人につくのなら別かもしれませんが。。あとアメリカでしかできない、またはアメリカが現在でも(過去の栄光でなく)本場という内容なら行くべきだと思いますが、単に「ハクがつく」という漠然とした思いや希望ならやめたほうがいいと思います。

回答No.2

当たり前のことですが。 メリット 他民族社会で高度で競争しがいのある環境で学問に専念できる。語学も磨ける。 デメリット その間、日本にいないので、日本の最新技術事情にうとくなる 使う日本語や聴いている曲の趣味がおかしくなる。日本人と話が合わなくなる。アジア人に対する人種偏見にあう わたしの知人はしばらく留学して帰ってきましたが、少年ナイフやKemuriというバンドが日本で大人気だと思いこんでいましたよ。外人の間ではかなり流行っているので、たぶんそれに影響されたんでしょう。

  • fatpigs
  • ベストアンサー率10% (32/310)
回答No.1

世界で一番英語が苦手な日本人にとって、まずは語学がネックとなるでしょう。 使い物になる語学を習得するだけで数年かかるので、それだけで日本で大学院終了するより時間がかかるでしょう。 また、費用も日本で大学院いくよりずっと多くかかります。 あとは、日本の大学院の数倍勉強しないと卒業できません。

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