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途上国へ留学するということ(メリット・デメリット)

留学と言えば、北米や欧州などの英語圏が主流ですが、あえて東南アジアなどの開発途上国で学位を取得する先進国人が少ないのはなぜでしょう?留学費用は欧米諸国と比べ大してかからないはずですし、大学院(博士課程)ともなれば英語さえ出来ればOKだと思うのですが。 途上国では、教育水準が満足なレベルに達していなかったり、施設が整っていない、などということが問題なのでしょうか?またそれは、国立のトップ大学でも言えることなのでしょうか? 開発途上国で学位を取得することの社会的メリットって何なのでしょうか?また、途上国問題(開発学)を学びたい日本人の多くは、なぜ途上国そのものではなくアメリカやイギリスに留学するのですか?

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noname#37852
noname#37852
回答No.1

普通は、自分の国で学ぶよりもその国へ行ったほうが学ぶべきものがある・自分の国より進んでいるものを学べる場所へ留学します。 (アジア圏のどこかでは、お金がある人は米国へ、無い人は日本へ留学すると読んだことがあります) もし東南アジア諸国の中に、語学や文化など自分が学びたいものがある人はその国へ留学するでしょう。 英米などが進歩している分野に関しては、そちらへ行くでしょう。 お金と時間をかけて行くのですから、勉強したい「その分野」が日本より遅れている・メリットのない国だったら、わざわざ留学してもしょうがないですよね。 今は英語が主流の時代なので(18、19世紀ヨーロッパならフランス語がメジャーだったかもしれませんが)、英語とその他外国語では、そもそもの学習者数が違います。 英語がダントツに多いです。 ビジネスなどの需要も英語がダントツに多いですから、それはまあ、英語を学ぶ人は多いですわね。 医療技術なんかは英語圏が発達してますから、そっちへ行きますよね。 ということは、英語を学び、英語圏に行く人が多くなるでしょう。 英語圏やヨーロッパのほうが「恰好良くて箔がつく」とか、欧米崇拝もありそうですけどね。 でももしかして一番質問者さんが聞きたかったのは、 「途上国問題(開発学)を学びたい日本人の多くは、なぜ途上国そのものではなくアメリカやイギリスに留学するのですか?」 ということでしょうか? その学問をやってる場所が英米だからなのかな? 問題が存在する場所と、その問題を分析・研究している場所が異なるということはないのでしょうか?? (素人の想像ですが)

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回答No.2

一般に途上国で学位を取ることの問題点としては質問者の方も挙げられているように、研究・教育の水準の問題があると思います。もちろん国によってはその国を代表するような大学では日本の底辺大学などよりはずっと教育水準の高いところはあると思います。それでも日本の社会に出てから留学先が米国やせめて先進国の大学でないと格好がつかないという理由もあるでしょう。つまり本質的な教育の質と言うより、体裁の問題が大きいと思います。 その他にも、英語で全ての講義を行っているところが必ずしも多くない、英語自体にクセがあって取っつきにくい、生活環境が格段に悪い場合もある等、人気の無い理由はいろいろあると思います。 開発学などはイギリスや米国で理論的な研究が進む一方で、途上国、特にアジア地域などで自国の例を対象にもっと実学的な研究が行われていると思います。そういった意味では途上国は実践的な教育・研究の場であると言えるのではないでしょうか。NGOなどの実際に現場で働く仕事であれば、そう言った経験は重要になってくると思います。 ただやはりこの場合も、大学の高等研究は理論的であるべきというような考えが一般にあるため、途上国での研究・教育はどうしても低い位置づけになるのではないでしょうか。 ちなみに昔私の上司だった人は修士でアジアの某工科大学に通い、授業は全て英語だったそうです。特に悪い話は聞きませんでした。

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