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細胞試料のエタノールによる脱水操作について
血小板が付着した試料を エタノール60%、70%、80%、90%、100%の溶液に入れることによって脱水した。という記述があったのですが、どうしてエタノールに試料を入れると脱水することができるのですか?
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エタノールはどんな比率でも水と混ざって均一な溶液になります。 そうすると試料に入ってる水分はエタノールに混ざり合い、周囲のエタノール・水の比率と同じように置き換わります。 最初、試料中の水分100%だったのが、60%液に漬けて置くと、60%に、70%液に漬けておくと70%に、という具合に水とエタノールが比率に応じて置き換わってゆきます。 100%液に入れると、水は限りなく出てしまい、ほとんどエタノールだけに置き換わります。 ならば最初から100%液を使えばいい・・・となりますが、そうすると、水と入れ替わる時、試料が収縮・変形して、薄利してしまったりする事があるので、そうならないように希釈列を使います。
お礼
とてもわかりやすい回答ありがとうございます。 理解できました。