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クールビズの矛盾?
クールビズによって2005年は約46万tの二酸化炭素排出量の削減が行われたということですが、少し疑問があります。 クールビズを政府が大々的に広告することにより、新製品の開発競争が起こり、逆に二酸化炭素の排出量が増えた(そこまでいかなくてもプラスマイナス0くらいになった)ということは考えられないのでしょうか?『減った』ということのみ、クールビズの好影響のみ報道されているため、いろいろ検索してみましたが、うまくいきませんでした。また、一度何かの文献でこのような記述を見たのですが、具体的な数字などを用いて示していたわけではありませんでした。 このあたりのことに詳しい方、ご意見をお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
クールビズとは、新製品(軽装着等)開発を促進させることではないですよね。 冷房の設定温度を28℃にすることによって、空調の電力消費を抑えることで、結果的に炭酸ガス排出量を抑えることが目的であったかと思います。 数十年たって、これが全国的に定着すれば効果は大きいように思います。 28℃という温度設定の実施率、過年度の平均設定温度、空調機器の性能等を考慮して、電力消費量の減少幅を推計し、それを炭酸ガスに置き換えたのではないかと、推測します。 モノ・サービスを生み出すには、直接的、もしくは間接的に必ずエネルギーを必要とし、結果的に炭酸ガスを排出します。クールビズを宣伝しようがしまいが、モノ・サービスをつくりだす経済活動は行われるので、クールビズの施策による炭酸ガス排出増を推計するのは、極めて困難ではないでしょうか。 もし悪影響とされる研究結果が発表されたとしても、それが尤もらしいものであるかどうかは、個人的に疑問です。この分野は、まだ確立された方程式のようなものも少なく、曖昧なところも多いでのはないでしょうか。 結局、計算したもの勝ち 発表したもの勝ち なところがあるような・・・
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- dhvuk245
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#3さんが言われるように、クールビズの目的は 今まで20℃とかに設定していた冷房を28℃に 節約することにあります。 極端な話、スーツを着てネクタイを締めようが、 毛皮に身を包もうが、冷房を節約すればよいのです。 以前、クールビズはだらしないとか主張していたネクタイ業界が、 「ネクタイを締めなきゃだらしないなんて、よっぽど君らの外見は酷いんですね」 と切り替えされていたのを思い出しました。
お礼
回答ありがとうございました。 今回私は、化石燃料と環境・経済というテーマに沿って調べを進めています。 商工業者側からすれば、どんなことでもビジネスチャンスにすべきですから、 たとえクールビズの目的が二酸化炭素排出量削減であっても、 それを意識せずに新たに商品を開発し、二酸化炭素排出を増やすのでは?と思って質問しました。 具体的なデータはやはり難しそうです。
- zaczac
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出鱈目に決まっています。 この手の発表は都合のいいデータだけです。
- OsieteG00
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クリーンだという事で建設された原発ですら建設・運営にはガソリンエンジンを使用した重機や自動車が関係しています。つまり、無くしようがないんです。 結局、実績としてどれくらいというよりは国民への意識付けという面で成功したのでは。
お礼
回答ありがとうございました。 >クールビズの施策による炭酸ガス排出増を推計するのは、極めて困難ではないでしょうか。 やはり難しいですか…。 二酸化炭素排出量を減らすという大目的に沿うためには、 単に空冷部分のみを考えるというのは無意味で、 総合的な視点で考えなければならないと思い、調べていたのですが。 >結局、計算したもの勝ち 発表したもの勝ち なところがあるような・・・ この一言に集約されそうですね。