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現代のアクロバット機の性能
運用目的が全く異なるので一概に比較出来るものではないと思いますが、現在アクロバット用に使用されているピッツ・スペシャルやYak-50などが、もしも模擬で空中戦をやるとしたら、どのあたりの戦闘機と互角に渡り合えるのでしょうか。 最高速度からすれば九五式戦闘機や、グラディエーターあたりと互角ですが、エンジン馬力などは第一次大戦期の戦闘機クラスですよね。 やはり巴戦とアクロバットではかってが違うかな。
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> 想定は模擬格闘戦として巴戦に限定し、相手の後方に如何に > 巧みにポジショニング出来るか、を考えてみたいと思います。 う~ん、その想定は無理があると思うのですが。というのも、 最初から巴戦の形になるわけはなく、いかなる形であれ2機が 離れた状態から接近して交戦状態に入るわけですから、巴戦に なるには「 速度差がない 」という条件が必要です。 その条件下で考えるなら、現代に近い航空力学で設計された 機体のほうが運動性能は高いわけですから、縦方向のみならず 横方向の離脱性能で上回るピッツが有利でしょう。 ついでに言えばエンジンの信頼性も重要でして、エンジンを 限界出力で回し続けたら、WW2 以前のエンジンはすぐヘタって しまうことが用意に想像できます。とくにレシプロはオーバー ヒートしたら完全にアウトなので、やはりピッツが有利でしょう。
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- nidonen
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レシプロ機での話なので、装備は機銃程度と仮定します。 もちろん対被弾性能は抜きにしての話です。そうであれば、 空中戦はほぼ速度≒馬力で優劣が決まります。巴戦は同じ ような速度の機体同士での話であり、速度に明らかな差が あれば、速いほうが間違いなく有利です。 朝鮮戦争初期にジェット機が圧倒的に強かったのは、運 動性能によるものではなく、圧倒的な速度差が理由です。 単葉機には、それが戦闘機であれば 100% 負けるでしょう。 そう考えると、複葉機の相手は複葉機しかありえません。 さらに速度差を考えると、最高速度が400km/h 中盤のグラディ エーターや九五式戦闘機には、同じく 350km/h 程度のピッツ では歯が立たないはずです。 それ以前の機体はよく知らないのですが、まあ WW1 の 主力戦闘機あたりがいい勝負ではないでしょうか。
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ご回答ありがとうございます。 確かに純粋な遭遇戦として機銃を積んだ(7.7mm×2程度を想定)した場合、一撃離脱戦も考慮すればその通りだと思いますし、巴戦でも速度性能が上であればアドヴァンテージを取れるので有利かと思います。 想定は模擬格闘戦として巴戦に限定し、相手の後方に如何に巧みにポジショニング出来るか、を考えてみたいと思います。 そうすると、速度が200km/h台の第一次世界大戦期複葉戦闘機では荷が重いかもしれませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、エンジンの信頼性という点は重要そうですね。 結局のところアクロバット用の小型機って、小回り聞きそうな印象があるんですが、実際の最小旋回半径とかは例えば格闘戦のみで考えれば究極の複葉戦闘機とも言える九五式戦闘機と比較した場合、どちらが優れているんでしょうね。 かなり無理のある想定化での検証におつきあいいだたき、ありがとうございました。