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1ドラム方式とタンデム方式のインクの減り
http://www.color-lp.com/principle/ タンデム方式は、CMYK各色ごとに独立した印刷ユニットを持つ方式。4色分の印刷をほぼ同時に行えるため、4サイクル方式に比べて高速の印字が可能となり、モノクロもカラーも同じ速度で印刷することができる。この方式の課題は、用紙の違う個所で色が重なるため、色ズレや色ムラが発生しやすいこと。 1ドラム方式は、CMYKの4色が一体となった印刷ユニットを利用し、各色の印刷ユニットを回転させてカラー印刷を行う方式。1ドラム方式のカラー印刷は、回転の作業を伴うため、モノクロ印刷との大きな速度差が生じる。従って、モノクロ印刷速度はとても速いが、それに比べてカラー印刷は遅い。1回に1色、計4回の印刷工程を繰り返すので、カラー印刷はモノクロ印刷の約4倍の時間がかかる。色ズレや色ムラが発生しにくく、高画質が得られやすい。 1.どの程度の色ズレや色ムラが発生するのですか? 2.両方式のインクの減りはどちらが激しいですか?
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会社で両方の方式のプリンターを使っています。 1.ほとんど問題ないです。同じ画像を印刷しても違いは分かりにくいです。まあ、印字品質から言えばインクジェットにはかないませんので、画質を気にするならインクジェットの方が良いです。 また、タンデムと1ドラムでも、高いタンデムと安い1ドラムを比べたら高いタンデムの方が高画質です(笑) 2.印刷方式が一緒ですからほとんど変わりません。というか、論理的にって、ドラムの形式での消費量の差は無いはずです。プリンター自体の設計の差で違いますから何とも言えませんよ。ちなみにレーザープリンターは印刷自体はカラーコピーと同じ原理で発色はインクではなくトナー(粉)ですが。 参考までに。
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- 4G52GS
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プリンタの修理屋です。 分かりやすく説明されているようで、基本的には良いのですが、若干誤解を招く説明もあるようですので、補足します。 まず、ここで言われている「印刷ユニット」はトナー(カートリッジ)のことで、印刷には直接関係はありません。 印刷に直接かかわるのは、1ドラム方式で書かれているドラムユニット(感光ドラム)で、これにレーザー光線で画像を書き込んでいきます。 ドラムは光が当たると導通する物質で表面をコーティングしています。 レーザー光線が当たるとその部分だけ静電気が抜けて、周りと電位差が発生し、それを使ってトナーを乗せます。 モノクロとタンデム方式の場合はそれを紙に転写、1ドラム方式は中間転写ユニットに1色づつ転写し、4色とも転写したところで、紙に転写します。 タンデム方式の場合は感光ドラムは各色ごとにあります。 また、1ドラム方式は一つのレーザーユニットで画像を作りますが、タンデム方式は4つのレーザーユニットが必要になります。 1ドラム方式ではレーザーの発振(画像作成)、ドラムの回転、中間転写ユニットの位置(回転)タイミングの制御が必要ですが、 タンデムの場合、カートリッジ類の位置合わせ、4つのレーザーユニットの同期など制御項目が増えます。 そのため色ずれということが出てくるのですが、現在の商品ではほぼ問題ないと考えてよいでしょう。 キヤノンでは、ほぼタンデム方式にシフトしました 個人的な意見ですが、カラーレーザーの場合、どの方式であろうとインクジェットに比べれば画質は低く、ある程度眼をつぶる必要はあると思います。 また、インク(トナー)の消耗については大差ないと考えてよいでしょう。 しかしながら、ランニングコストを考えると機会により大きな差が出ます。 特に1ドラム方式では中間転写ユニットの交換が必要になり、印刷枚数で割れば、たかが知れているのですが、そのときの出費は大きくなります。 どのくらいまで使うのかの問題はありますが、トナーを除いて10万ページくらいまでのランニングコストなら、キヤノンのLBP5800/LBP5700が一番安いと思います。