内蔵疾患から来る腰痛のメカニズム

質問

腹腔鏡下胆嚢摘出手術を2日後に控えて、突如腰痛が発生しました。これまで変な姿勢で寝っ転がってテレビを見たりしていると腰痛になっていましたが、今回はそのようなこともなく、どうしてかなと不思議な感じがしていました。
ますますひどくなってきて、このまま入院したのでは苦労するのが目に見えていましたので、入院当日の朝、行きつけの整体師をたたき起こして治療をお願いしました。その際、「肝臓や胆嚢に炎症のある人に腰痛の人が多い」と聞かされました。ああそうですかと聞き流していました
いつもなら整体師に治療をしてもらうと痛みはなくなるのですが、今回は痛みが引きません。このまま手術を受けては大変だなと懸念しながら手術を受けました。
ところが、胆嚢摘出手術が終わった途端、腰痛が嘘のように消えてしまいました。こうなるとにわかに整体師の言葉に真実実が出てまいりました。
そこで質問ですが、内蔵に疾患があるとどういうメカニズムで腰痛が引き起こされるのか。ご存じの方よろしくお願いします。

回答No.1

taikutunahito · ベストアンサー

それは「放散通」といわれているものだと思います。
内臓の痛みが、その場所から離れた皮膚の表面に出てくるものをいいます。
手術が必要なほど胆嚢を患っているのでしたら、放散通はあっても不思議ではないですね。
ほかにも、心筋梗塞では、左の肩から肘にかけての皮膚に痛みや、頚から肩にかけて痛みを感じる事があります。
ごく簡単に言いますと、内臓に病巣や炎症があれば、そこに近い背部や腹部、または神経に沿った部分にもいたみが感じられることがあるのです。

胆嚢だけでなく、腎臓に炎症があったときにも腰に痛みが現れることがあります。

蛇足ですが・・・
それにしても、その整体師さんは質問者さまが手術直前ということをご存じだったのでしょうか。
私は鍼灸マッサージ師ですが、そんな患者さんが来たら絶対にお断りします。
なぜならば、その刺激で炎症が悪化して手術予定が狂うかもしれないからです。
国家資格と、ちゃんとした知識を持った施術者に巡り会えると良いですね。
お気を悪くなさったらすみません。

参考URL：

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1063256

お礼

なるほど放散通ですか、納得。腰の神経を刺激して腰痛として現れていたんですね。ありがとうございました。