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オリオン座の・・・
右下の星はすでに消滅して光だけが地球に届いているという話を聞きました。 これって本当ですか?
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- luune21
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それをいうなら左上のベテルギウスじゃないでしょうか? 右下の星というのは、リゲルだと思いますが、リゲルは青い星です。青い星というのはまだ若い星ということなんです。 一方、ベテルギウスは赤い超巨星です。赤色巨星というのは一生を終わろうとしている星なのです。その大きさは太陽の1000倍くらいあり、しかも、本当の末期の末期症状ともいえる脈動(膨らんだり縮んだり)を繰り返しています。このような星は最期に超新星爆発をおこして消滅してしまいます(しばらくは残骸が輝き続けます)。こういうことから、よく、いつなくなっても不思議ではない、いあや、もう消滅しているかも、などとよく話題になる星です。確かに明日なくなっていることが確認されても不思議ではないほどです。 ただし、現在のところ消滅しているという確かな情報は聞いたことはありません。(もしかするとそんなニュースがあったかもしれませんが) 昨年夏、↓の写真が公表された際に、ネットで「すでに消滅している」という噂が飛び交いました。このあたりがソースなのではないかという気がします。 しかし、500光年というご近所さんで超新星爆発したら一体地球はどうなるんでしょうね。こんなこと地球は経験したことありませんからね……。
- sekisei
- ベストアンサー率38% (94/246)
その可能性はありますが、本当ですかという質問に対しては”本当では”ないと言うことになります。 蛇足ですが、おそらく右下の星ではなくて左上の星ではないでしょうか。 なぜなら、右下はリゲルですがこの星はまだ若くまだ寿命には若干時間があると思うのと、左上の星のベテルギウスは老人の星でかなり大質量の星ですでに消滅している可能性もあるからです。 大質量の星はその最後を超新星爆発という強烈な爆発で終えます。 その爆発で星はほんの数日の間だけ強烈に明るく輝きます。 ベテルギウスはそういった最後をたどる星ですでに爆発していてもおかしくない星です。 ところで星の終焉で上のような強烈な爆発を起こしますがいづれにしてもその終わりを私達が知るにはその爆発の光を観測して知るしかなく、それ以上に早い段階で知る方法は今のところありません。 つまり今ベテルギウスが消滅していたとしてもそれを科学的に確実に確認する方法はありません。 ベテルギウスが消滅しているかどうか今は確証が無いわけです。 ということで本当とはいえないということになります。 でも消滅しているかもと思って見るとなんだか神秘的なような切ないような感じがしますね・・。
お礼
詳しいご解説、ありがとうございます。 まだまだ解らないこと、知られていないことがたくさんあって、やはり宇宙は壮大で神秘的だといった感じですね。 いつの日か、光よりも速い乗り物が作られたなら、実際に星があるかないか、間近で見て確かめられるときが訪れるかもしれませんね。
- ysk26
- ベストアンサー率36% (135/367)
右下のリゲルではなく、左上のベテルギウスのことをいっているのではありませんか? リゲルはまだまだ若い星ですが、ベテルギウスは星としては末期の状態で、まさに一生を終えようとしている星です。 ただし、現に星の光が地球に届いているということは、室町時代以降にすでに消滅している可能性がないとはいえませんが、本当に消滅しているのかどうかは誰にもわかりません。 地球上で星の消滅が観測されて初めて、じつはこの星は500年前に消滅していたのだということがわかるのです。
お礼
まず、私が話題にした星が根本的に違っていたようですね。 確かに、地球上で星が見えなくなって初めて「あの星は○○年前に消滅していた」ということが解るのかもしれませんね。 ご回答、ありがとうございました。
- SortaNerd
- ベストアンサー率43% (1185/2748)
その可能性は低いでしょう。 右下の星はリゲルと言いますが、この星は地球からの距離が800光年弱あります。 つまり今見ている光は800年前の光なので、800年前より最近にリゲルが死んでいる必要があります。言い換えれば、今から800年後までにリゲルの死ぬ姿が見えなければなりません。 リゲルは非常に短命な星だと考えられていますが、それでも数百万年の寿命があります。 今リゲルは死ぬ直前ですが、数百万年の寿命のものを800年の精度で死期を予測できるとはあまり思えません。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
星の寿命や距離は説によって結構ばらつきますが、ざっと検索してみるとオリオンの右下の星(リゲルといいます)まで700光年ほど。つまり今見えているのは700年ほど前の光ということですね。 そしてこのタイプの星だと寿命はあと1000年ほどと見られているようです。そうするとまだ300年ほどは残っているようですね。 ただ、いろいろ見ていると距離を約1000光年としているページもあり、この数字を採用するならだいたい消滅した頃。ご質問のような状況もあり得る数字になりますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。やはり今の科学では、今、光が地球に届いている星が今もあるのかないのかを確定するすべというものがはっきりとしていないのでしょうか。ただ、素人目線では知られていないことはそのままのほうがなんとなく神秘的ですね。 詳しいご解説、ありがとうございます。