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読書になじみがない年配男性にお勧めできる小説等
こんにちは。 元上司(60代半ばの男性)なのですが、退職後、することもなく「暇だ暇だ」と言っておられます。そこで本でもプレゼントしようかと思うのですが、この方、無趣味に近い方で(仕事一筋ウン十年という見本のような方です)読書もあまりされたことがないようです。ちなみに理系のお仕事でした。 このような方でも夢中になれるような本はどんな本だと思われますか?今のところ、推理モノとか、戦国モノを考えているのですが、あまりややこしいのは読書慣れしていない方にはとっつきにくいかな、とか思ってしまいます。 個人的な意見で結構ですし、小説に限りません。また、具体的なタイトルでなくジャンルでも結構です。お勧めのものとその理由をお教えいただければありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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最近ブームになっている「大人のぬりえ」や「奥の細道」はどうですか? 「奥の細道」は自分で書き写していくもので、文章を読みつつ指も動かしつつ…なのでいいと思いますよ。 脳をトレーニングするタイプの本がよく出ているので、理系のお仕事をされていたなら楽しめるのではないでしょうか。 もし、推理小説を考えていらっしゃるのなら複数の作家の短編集が1冊になっているアンソロジーが読みやすくていいですよ。 それをきっかけに読書を始めれば「暇だ~」なんて言う暇もないと思います。 少し前に出た金田一耕助をテーマにしたアンソロジーが文庫で出ています。 自分自身はまだ読んだことはありませんが、もうすぐ金田一耕助のドラマもあるのでお勧めします(執筆者の作品は面白いので大丈夫だと思います)
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- in_the_whirlwind
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どうして本なんですかね? 読書を始めてからちょっとおかしくなっちゃったり、変に自信家になっちゃったり、冴えない感じの人になったのを多数見かけてきているので自分は絶対読書を人には勧めませんが・・ こういう質問の場合回答者は「たまたま」自分が感銘を受けた作品を紹介するのがほとんどですのであまり参考にならないと思いますし。 仕事一筋だった方らしいので、読書に限らずその方の仕事と関連性のあるもので何か見つかるといいかもしれませんね。
お礼
回答をありがとうございます。違った方向からのアドバイスも参考になりました。読書以外にも何かないか、考えてみたいと思います。ありがとうございました。
- thing
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ある程度歳を重ねてくると、一度過去を振り返ってみたり、 回想記などを読んでみようかなどど考えたりするのではないでしょうか。 また、ずっと理系の道を歩んでこられたとの事なので、 せっかく何か読まれるなら、まったく違った世界のものが良いのではないかと 独り合点して思い浮かべたのが、女優高峰秀子が書いた 「わたしの渡世日記」(文春文庫上下)という本です。 実はこの本、深夜のラジオ番組で青山南という作家が紹介していて、 面白そうなので読んでみたのですが、いやぁびっくりしました。 今まで持っていた高峰秀子のイメージがいっぺんにひっくり返ってしまった。 高峰秀子と言えば「日本の母」を代表するような印象しかなかったのに、 なんとも波乱万丈の人生を送ってこられた方なんですねえ。 4~5歳ごろから映画に出演しているものですから、満足に学校も行けない。 でも、小さい頃から大人の世界に混じって生活していると いろんな知恵が身についてどうしても、おませになっていくようです。 そんなおしゃまな彼女の、映画業界でのふんだんの経験談が書かれていて、 周囲から「デコちゃん、デコちゃん」と愛されている理由も 十分納得できますね~。 日本の俳優の自叙伝とか回想記などあまりお目にかかれないので、 ご本人の意思とは関係なく、楽しく読ませていただきました。 ただ、どうでしょうか、ページ数にして上下併せて800ページ近くあるので、 その点すこし不安もありますが、経験上一気に読んでしまうほどの 豊かな内容ですから、参考程度に紹介してみました。
お礼
回答をありがとうございます。違った視点でのアドバイス、とても参考になりました。確かにちょっと長そうですが、内容的にはとてもよさそうですね。参考になりました。ありがとうございました。
- tachan28goo
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時間的に余裕のある方みたいですので、ガルシア・マルケス著の『百年の孤独』(新潮社)をお勧めします。かなりの長編ですが、物語の世界を行ったり来たりしながらじっくり読み込んでいくことで次第に不思議な感覚を覚えてきます。読書ってこういうことなんだっていう発見もあると思います。愛嬌のある錬金術師がでてきたりユーモアもたっぷりで理系の人はもっと違う楽しみ方もできるかもしれません。読後はしばらくの間眩暈を覚えますが、しばらくするとまた読みたくなります。読めば読むほど新しい発見があります。 いまだに、文庫化されていない稀有な本ですがおしゃれなハードカバーで3000円、プレゼントにも最適だと思います。
お礼
深夜に回答をありがとうございます。リンク先で拝見しましたが面白そうですね。世界的ベストセラーでノーベル文学賞受賞作なんですね。検討してみます。ありがとうございました。
No.6です。再投稿です。 理系の人なら、真保裕一さんの「奪取」なんかどうでしょうか? 文庫本の前後編2冊組みですが、 そのうち1冊以上の量を割いて「偽札」の作り方が書かれてあります。 本来のアクション小説として読んでも充分に楽しめますが それ以上に偽札作りや時限発火装置作りの勉強ができます(笑)。 「読書」をするつもりじゃなくても「参考書」として読んでも面白いです。 ただし、良い子は真似をしないように。 良いオヤジにもいくら暇だからと言って真似をさせてはいけません。 ● それと、ただ物語の展開を楽しみたければ 天藤真さんの「大誘拐」があります。 映画にもなりましたからご覧になられたかもしれませんが 原作は読みやすくてテンポがよくて、 あっと言う間に読み終えます(う、暇つぶしにならんか・・・)。 文体も平易で読書に馴染みがない方でも抵抗なく入れる傑作です。 理系、文系、体育会系を問わず誰にでも楽しめます。 創元社から文庫が出ています。
お礼
再度の回答をありがとうございます。どちらも面白そうですね。あっという間に読み終えられるのも初心者にはいいかもしれません。次への意欲が出るかもしれませんし…ありがとうございました。
「ドン・キホーテ」はどうでしょうか 真面目に答えてくれ!と思われるかもしれませんが。 真面目に考えた結果がこれです。 他人にどんなに気違い呼ばわりされても 自分の信念を貫いた人の話です。 信じられないなら一度自分で 最後まで読んでみることをおすすめします。
お礼
有名な作品ですね。でも、なんとなく話は知っていても、ちゃんと読んだことはありませんでした。お伺いして、本当に自分で読んでみたくなりました。ありがとうございました。
- K-1
- ベストアンサー率21% (832/3844)
「メタルカラーの時代」山根一眞 メタルカラーとは、ブルーカラー、ホワイトカラーに続く労働者の第3カテゴリである。 世界最大の超巨大建造物から、世界最小のマイクロマシンまで。 日本発の超技術を生み出した人々へのインタビューです。 インタビューですので、会話形式になっており、読みやすいです。 理系ということは、先端技術に興味があるでしょうから、こういうハイテク開発の裏話などは丁度いいのでは。 対象も研究室内の話ではなく身近な品物に使われている技術などです。 ハードカバーですが、文庫版もあります。
お礼
回答をありがとうございます。なかなか読み応えのありそうな本ですね。それでいて読みやすそうですし…参考になりました。ありがとうございました。
- yoshirow_24
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理系の方と言うことですが、退職なされたとの事ですので、逆に体育会系というか雑な男性っぽい本は如何でしょうか? 椎名誠さんの「怪しい探検隊」シリーズはそんな感じですよ。野郎臭いというか、馬鹿なおじさんっぽい感じがして面白いです。 No.7の方が言われるようにノンフィクション系では「戦争広告代理店」がお勧めです。
お礼
回答をありがとうございます。体育会系ですか!逆転の発想ですね。椎名さんの本、面白そうですね。探してみます。ありがとうございました。
こんにちは 理系の仕事一筋というタイプの方にはフィクション よりもノンフィクションの方が向いているような気がします。 NHKの番組「プロジェクトX」が本になって出ていたと思いますが。それなどいかがでしょう? 話は理系のものがありますし、自身の歴史とかを重ねて読める分共感が得られるかもしれません。
お礼
回答をありがとうございます。ノンフィクションも確かに良さそうですね。プロジェクトXのテレビ番組は見ておられたかもしれませんし…本が出ていたとは知りませんでした。本屋さんで見てみたいと思います。ありがとうございました。
本を読まない人に活字を追わせるのも「修行」に近いものがありますから 推理小説のような「裏読み」が必要な物は気の毒かもしれません。 推理モノで初心者に入りやすいものなら 内田康夫さんの「浅見光彦シリーズ」辺りがいいかもしれません。 テレビで多く映像化されている馴染みの事件ばかりです(笑)。 何と言っても裏読みも深読みもしなくていい、表面だけの進行ですから 子供にも読めます。 ただ、読後の達成感と言ったものが薄いです。「無い」と言ってもいいかもしれません。 で、これ。↓ http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200103000641 大塚英志 「木島日記」なんかどうでしょう? これも裏読みも深読みも一切必要ありません。 表面に表れた物語を追っていくだけです。 読後の達成感もあまりありません。 ただ、サブタイトルにある「あってはならない物語」のとおり 推理モノとは違う次元の「別世界」に入れます。 文学的な意味もそれほどありませんので かえって理系の人には面白いかもしれません。 ● 私も最初は星新一さんのショートショートから入りました。 何と言っても話の書き出しを忘れる前に終わりが来る(笑)短かさ、 登場人物を覚えなくていい(精々二人)簡単さが好きでした。
お礼
回答をありがとうございます。具体的なアドバイスに感謝いたします。確かに深読みしないといけない伏線だらけのものは初心者には辛いかもしれませんね。「木島日記」、興味をそそられました。本当にありがとうございました。
No.1の方がすすめている2冊は私もいいと思います。 同じ東野さんのエッセイで「さいえんす?」も理系の方には面白いかも^^ 「食わせろ」(文庫版あり)という景山民夫さんのエッセイは年配の方でも楽しく笑える内容、 おまけに山藤章二さんのイラストつきです。 一話一話が短くて読みやすく、読書に慣れていない方には特におすすめです。 星新一さんのショートショートもいいですね。
お礼
早速の回答をありがとうございます。景山さんの本は面白そうですね。星新一は昔よく読みました。すっかり忘れていましたが、ショートショートは良さそうですね。とても参考になりました。本当にありがとうございました。
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お礼
早速の回答をありがとうございます。そんな本があるんですね。確かに読むだけではないと言うのは面白そうですね。推理小説についてのアドバイスもなるほどと思いました。調べてみます。本当にありがとうございました。