No.1です。
何らかの異常が見つかった場合ですが、ご指摘の通り、病態ごとに専門家は存在します。
ただ、頻度の高い疾患は専門家でなくても診療する機会が多いですから、必然的に知識も治療経験も豊富になってきますので、専門家を受診すべきかどうかは疾患の種類や担当医の得意分野にもよると思います。
変形性関節症や偽痛風であればほぼすべての整形外科医は標準的な治療ができます。骨壊死であれば手術治療以外では専門家にこだわる必要はないでしょう。関節リウマチも同様ですが、これらの診断には専門家の助けが必要になることがあります。腫瘍であれば専門家に任せるべきです。
一般的に整形外科医の得意分野は各関節(部位)ごとに分かれています。リウマチ、スポーツ整形、小児整形、骨軟部腫瘍は部位ごとに分けられませんが、これらの専門家でも、得意な関節(部位)というのがある事が多いですね(スポーツ整形の中でも肩が更に得意であるとか)。ですから、膝の病気は膝関節の専門家に任せるのが手っ取り早いです。
ただ、専門医を受診するべきかどうかは上記のように病態次第ですし、診断のためであっても現在の病院でどの程度検査が出来るかにもよりますので、一度現在の主治医とも相談されればよいと思います。専門医にかかったがよいと判断されれば適したところを紹介してくださると思います。
お礼
再度ご回答いただき、心より感謝いたします。 大変詳しく、丁寧なご回答をくださったので、 母も喜んでおります。 またご質問させていただくことがあるかもしれませんが、 その際はよろしくお願いいたします。 本当にありがとうございました。