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変形性膝関節症の人工関節置換術の体験者の方いますか?
母が長年の膝の痛みから整形外科の専門医の診療を受けたところ、医師から手術を提案されました。他の治療法では難しいくらい症状が進んでいるとの事で、一度は母も覚悟を決めて手術を受けることを考えていたのですが、病院の説明書に手術後の感染は0%ではない(全国平均で1~2%程度の報告ありとの事)との記述があり、場合によっては人工関節の抜去もあるとの事、また、知人の医師(但し、整形の医師ではない)3人ほどに聞いたところ「自分の親にはあまり手術はすすめない」との感想を聞いた事からも現在は迷っています。 そこで、人工関節を入れた方、あるいは、知人や家族で経験された方の手術後の感想等をお聞かせ頂ければと思い、この質問を投稿しました。 人工関節は120度程度しか曲がらないそうですが、生活上の支障などについても教えて頂ければ、と思っています。 宜しくお願いします。
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私の母は、45年間関節リュウマチですが、膝の方は3年前に人工関節をいれました。 母が通院している病院はリュウマチ科ですが、もう毎年のように入院しているので、友達がたくさんいて、人工関節を入れている人は多いですと言うのは手術の名医がいるで有名だからです、他の病院からも手術をしに来ます。 その病院の場合ですが 私が先生とお話しをして聞いたのは、人工関節は最終手段ですので、なるべく年を取ってからの方がいい。 という事でした、母は60歳の時に手術をしていますが、もう少し若い方もいます。 患者の方は痛いから何とか楽の方へ逃げようとしますよね。だから、手術をほとんどの人は頼むのですが先生は「まだ、大丈夫」と言って手術をしてくれないそうです。(母達の話はいつもそれなんですが) 母の時は、人の足が向いてはいけない方向ってありますよね、そのぐらいになるまで「まだ」と言ってしてもらえませんでした。ただ、病状によって手術の時期のタイミングと言うのもある様ですよ。 膝の曲がりは、人によっても多少差はありますが、母親の場合は120度よりまがりますが、無理をしてあまり曲げない方がいいそうです。人工ですので、飛び出たり壊れるたりするといけないので。 生活的には膝だけでしたら、筋肉、体力がある人なら普通の生活にはそれほどの大きな支障はないと思いますが、筋肉、体力のない場合(母はそうなのですが)は、階段(段)がのぼれない、イスにしか座れない湯ぶねに入れない(またげない)等々いろいろ出てきます。 ガンガン出かけたり、ガンガン仕事をしていた母の友達は、無理のしすぎで腫れ上がり再手術をしました。 これは、私の母の例ですので、こればかりは、薦めることも止めた方がいいとも言えないですが、参考になればと思います。
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- hiyorido
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整形の手術で、しかも急な外傷で無い場合には手術をすることで起こるメリットとデメリットをよく考えなければいけません。 いくつか例を挙げますのでご参考にして下さい。 <メリット> ・変形による膝関節のアライメントの不整を正すことが出来る。 ・アライメントを正すことで、腰や足首など他の関節・筋などへの負担が減る。 ・多くは歩行時の痛みが軽減される。 <デメリット> ・膝があまり曲がらなくなり、その結果日常生活にある程度制限がかかる。 この制限には床からの立ち上がりがし難いため、ベッドが必要であったり、自転車には原則乗れない、転倒すると人工関節周囲の骨折の可能性がある。 ・感染症の可能性がある。 ・当然入院が必要であり、大きな手術後が精神的なストレスになることも。 ・片方を手術すると、多くはもう一方の脚も手術することが多い。 ・経験としてですが、手術後に体質が変わったと言うことを耳にします。 こうしてあげるとデメリットが多いように感じますが、痛みがひどくて、現在の生活が困難なら、つまり痛みが一番つらいのなら手術することのメリットは大きいでしょう。年齢にもよりますが、当然耐久年数がありますので、比較的若い人には再手術が必要になります。およそ15年くらいが目安になるのではないでしょうか。これは患者さんの状態にもよりますが、体重が重く肥満の方は当然耐久年数は短くなるでしょう。また、手術後のリハビリは絶対に必要です。膝関節の場合は股関節と違って、手術によって顕著な歩行の乱れは出ませんし、膝関節自体は非常に安定した関節のため、膝を曲げるリハビリ(曲がる角度を得るための)に時間が費やされることが多いのです。多くはそれと簡単な歩行訓練だけで退院し、後は通院でのリハビリとなります。このため、手術後のリハビリが十分に出来る施設があるかどうかは、必ず確認してください。私は鍼灸師で基本的には保存療法が専門ですが、患者さんの中には人工関節の方も多く、整形外科のリハビリにも勤務していたため、多くの人工関節の患者さんの話を聞きますが、おおむね評判は悪くありません。ただし、私自身は痛みが強くない場合は、最終手段としてお勧めしています。変形の度合いだけで手術すれば、デメリットは大きく感じます。逆に変形の度合いは少なくとも、その方の精神的状況(痛いのはいやだ)や機能の面から整形外科への受診を促す場合もあります。これは個人差がありますので何ともいえません。いくつかの病院でセカンドオピニオン、サードオピニオンをされることをお勧めします。
お礼
ありがとうございます。手術前からも座らない生活に少しずつ切り替えて行くように母へアドバイスすることにします。また、担当の医師も他の整形外科の医師の意見を聞いて納得した上で判断した方が良い、との事でしたので、早速いくつかの病院でも診察を受けるように進めてみます。
はじめまして。 昨年暮れに母が人口“股”関節置換術をしました。経過は極めて良好です。 母の場合は“膝”ではありませんので参考程度にお読みください。 痛みで夜も寝られませんでしたが、現在では杖さえ忘れて繁華街へ出掛けるほどに回復いたしております。 杖は負担をやわらげる為に使ったほうが良いと指導されました。 人工股関節手術は、耐久年数(10年前後)と手術を受けられる方の年齢にもより違ってくる様です。 手術の方法には2つありました。 母は体格もよく極めて健康ですので、人工関節に筋肉が巻きつく事を想定した手術を勧められました。 ただしこの方法は、上手くいけば耐久年数がぐんと伸びるそうなのですが、万が一駄目な場合は4, 5年後に再手術の可能性もあると説明されました。 が母は毎日が苦痛の繰り返しだったので「歩けなくなるような事があってもいいから」と手術に踏み切りました。 感染の件で躊躇されているようですが、症状が本当にすすんでいて、ご本人が必要性をお感じになるのなら手術も決して悪い選択ではないのではないでしょうか。 ちなみにうちの母は、あの時に手術をしていなかったら、今頃歩けなかったそうです。 曲がる範囲ですが、あまり無理するのはやはり怖いので、試しておりません。 膝にしても、たとえ180度曲がますよ!などと言われたところで、実際試す勇気があるかどうかですね(笑)。 正座は避けております。 支障と言えば、椅子生活が中心になったことくらいでしょう。 今度の日曜日に日帰りバスツアーに参加するようです(大丈夫かいなぁ~)。 ここまでお読みいただいたらお分かりでしょうが、気丈な母です。 手術は、受けるからには「絶対治る!治してみせる!」といった前向きな姿勢が非常に大切だと思います。 それと、心から信頼できる医師を探す事。 今では決して珍しい手術ではないとは言え、腕の良し悪しがハッキリ出るそうですよ。 それと「あってはならない!」と言う人も沢山おりますが、医療行為も所詮人間のする事。 本人の体調もあるし、体質もある。 たとえ医師でも全てを完璧に・・・は無理です。 「失敗や間違いはあるかもしれないよ」と言った私に母は、「分かってる。それでもいい。」と言い切りました。 思うような結果が得られなくても、泣いても嘆いても仕方ありません。 極めて消極的な考え方に思われるかもしれませんが、その実、これほど前向きな発想はないと考えております。 nekoashiさんの母上のお体が良くなりますようお祈り申し上げます。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 私は手術を勧めているのですが、ためらっている親に無理強いもできないと考えていましたが、心配事のひとつひとつに対処方法など一緒に考えながら結論にたどり着こうと思います。
お礼
ありがとうございました。たいへん参考になりました。 私は手術をすすめようと思っていますが、術後の生活については、イスの生活はそのように割り切って行うしかないのでしょうが、フロに入れないのは困るので、また何か手立てを考えなければならないのでしょうね。