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ファミリーカーに標準装備の55タイヤ
最近、新車のエアウェイブ(グレード:L)に乗り換えました。 しかし、15年以上に渡り、オフロードや軽を乗り継いでいたせいか、タイヤのサイズの変化を知ってびっくり。 今回はグレードが高いせいか、「195/55R15」が標準になっているのですが、一昔前のファミリーカーだったら、扁平率は、せいぜい65が限界だったと思いました。 確かに、走りには満足していますが、その分、維持費も高くなるわけで、メーカーの意図が何であるのか知りたくなりました。 55というのはスポーツカーの履くタイヤだとばかり思っていたのですが、この背景には、どんな事情があるのでしょうか? 単純に、技術(足回りの性能など)が進化して、グリップ力と乗り心地の両立が可能になってきたからですか? それとも単に、クルマの単価を上げて儲けを増やしたいだけ? この傾向は、HONDAだけなんでしょうか?
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確かに少し前まで45や40なんかはスポーツカー、それも外国のスペシャリティカーが履いているタイヤでしたね。 あのNSXでさえ初期型は50扁平だったと思います。 まず、扁平率が下がってきた事としては、タイヤの性能が格段に向上したこと。 55以下のタイヤはロープロファイルタイヤ、つまりは低扁平率タイヤという括りで、昔は乗り心地も悪く一般乗用車には使われませんでした。 ところが、近年タイヤの性能が上がり扁平率が低くても乗り心地が確保できるようになり、ユーザーが好んでインチアップを行なうようになって来ました。 2インチアップくらいであれば最早「乗り味がしっかりした」位の変化でしかないんですね。 ファミリーカーは70扁平もザラでしたが、大径ホイールが主流になってしまった今、そんな車は売れなくなってしまっています。 市場が求めている物をメーカーは供給するので、市場が今、そういった車を求めているのでしょうね。 利率はそれ程変わりは無いでしょう。 HONDAだけでなくMAZDAは特にそういった若い人向けの車を多く出しているので、MAZDA車はほぼ低扁平のラインナップです。
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- kiyochanZ
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1点目はユーザーの求める走行安定性のレベルが高くなってきたためタイヤ性能を上げざるを得ないこと。そして2点目は車体質量が年々増加するなか、安全性能の大きな要であるブレーキ性能確保のためにはブレーキディスクサイズをあげる必要があるので必然的にホイルサイズが上がってしまうためだと思います。
- koibana_2005
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195/55R15 のサイズですがホンダの同等クラスで言えば、20年ほど前からグランドシビックの最上級グレードで採用しています。他メーカーも同時期に上のグレードでは標準になっていったと思います。 私も当時前期型のシビックに乗っていましたので、このクラスにはオーバースペックだと思いました。今履いている185/60R14で十分だと・・・。 しかし、これだけ年月が経っている事を考えれば55タイヤが特殊だと思えません。タイヤ性能に合わせて足回りも当然対応していったと思います。 またエアウェイブでは185/65R14のサイズを採用しているグレードのほうが圧倒的に多いので全部が全部移行している訳ではないので、一般的なサイズが55サイズと言うわけでは無いと思います。 維持費の話ですが、このサイズが特別高いようには思えません。 通販のタイヤ専門店などでは6000円/本くらいで販売している広告もよく見かけますし、あまり安売りではないカー用品店でも1万円/本くらいならよく見かけます。 http://item.rakuten.co.jp/denowheel/nkns21955515/ また単価のお話については私には分かりかねます。 ご参考まで・・・。
お礼
たいへんご丁寧な回答をくださり、ありがとうございます。 ホンダ車がそれほど前から55タイヤを履かせたファミリーカーを出していたのには驚きました。 でも、「最上級グレード」と言いますと、”Sir”とかいうスポーツ仕様のものとは違うのでしょうか?(CR-Xと同じスペック?) とにかく、当時から既に特殊なタイヤでなくなりつつあったということですね。
お礼
私だけでは、おそらくたどり着けなかったであろうページをお教えくださってありがとうございました。
- tanpopotanpopo
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車もバイクも同じですが、上手くなる為に一番早くて効果のある方法は何か?と言えば、良いタイヤを履く事です。 おっしゃるとおり、技術進化で乗り心地が両立するようになったので、より良い55サイズになっただけです。 値段ですが、55ならあまり変わりません。 この春に、夏タイヤを新品に交換しました(雪国です)。実売値段を調べましたが、同じ銘柄でも50や45になると、割高感がしました。 車の単価を上げると儲けは減ります。販売台数が減って在庫が増えるからです。単価を上げようとするなんて、どのメーカーも、どの車種もしていませんよ。
お礼
55までは値段はあまり変わらないとのことですが、それはつまり、それだけ多く普及してきている証拠とも言えそうですね。 単価の件は、ベースの価格帯にメーカーオプションを付け加えたとき、中身を充実させて、お客に値打ち感を出さざるを得ないために利益は圧縮されてしまうという意味であると理解しました。 「メーカーにとって、例えばヴィッツのようなコンパクトカーは儲からなくて、アルファードのようなハイソなクルマの方が儲かる」という新聞記事の意味とはまた違うということなんですね。 でも、基本的に国産車は受注販売なので、「在庫を抱えるから」値段を高くもっていかないという考え方は、ちょっと理解が進みません。 ともあれ、ご回答ありがとうございました。
お礼
ポイントを突いた非常にわかりやすいご説明ありがとうございました。 特に、「ブレーキディスクサイズをあげる必要があるので必然的にホイルサイズが上がってしまう」というくだりは、ハッとさせられました。