星の名前は、固有名の付いている方が、無限に圧倒的に少ないのです。固有名は、また「別称」で、星座を構成する主要な星は、α星、β星……という風に呼ぶのが正式です。アルファ・ケンタウリは、これで正式な星の名前です。
普通、星座の名前はラテン語になっています。ケンタウルス座(Centaurus)は、これはラテン語の名詞なのです。Alpha Centauri というのは、後の Centauri は、Centaurus の単数属格形で、つまり、英語でいう所有格です。アルパ・ケンタウリ(アルファ・センタウリ)は、「ケンタウルス座のアルファ星」の意味です。
北十字星は、白鳥座の五つの星からそう呼ばれていますが、白鳥座は、ラテン語で、キュグヌス(Cygnus)と言います。アルファ星は、デネブ Deneb ですから、デネブは、アルパ・キュグニ(Alpha Cygni)と言います。Cygni も Cygnus の単数属格形です。普通、シグヌスと英語的に読みます。琴座は、Lyra(リュラ)ですが、アルファ星ヴェーガ(Vega)は、Alpha Lyrae(アルパ・リュライ)と言います。英語読みだと、アルファ・リュレーまたはアルファ・ライレーですが。Lyrae は、Lyra の単数属格形です。(cygnet という英語の単語は、「雛白鳥」で、cygnus は、この形で英語に入っています。親白鳥は swan で、雛白鳥は cygnet とは変ですが)。
アルファ・センタウリは、二重連星で、主星が非常に明るく(Aと呼びます)、伴星は主星より少し暗い星です(Bと呼びます)。しかし、複雑な話ですが、これは、三重連星でもあるのです。天体力学的に有効な意味で、三重連星になっているのです。しかし、第三の星はかなり離れていて、別の星の名前が付いています。これが、プロクシマ・センタウリで、プロクシマとは、ラテン語で「もっとも近い、非常に近い」を意味する形容詞 proximus, a, um の女性単数形が proxima で、これを名詞にしています。(形容詞は、簡単に名詞にラテン語では変わります)。何故、女性なのかというと、多分、Stella Proxima ステールラ・プロクシマ(もっとも近い星)の「ステールラ」を省略した形なのでしょう。
プロクシマ・センタウリとアルファ・センタウリは長い時の後では、アルファ・センタウリがもっとも近い星の位置に来るはずです。しかし、それは何万年何十万年とかいうような時間の後です。非常に離れているので、相互回転運動の周期が非常に長いのです。
星に固有名が付いている場合、アラビア語起源が多いですが、「ア-」で始まるのは大体アラビア語起源です。定冠詞 al- が付いているのです。(アルデバランとか、アンタレスです)。
南十字星の星の名前の起源は、参考URLにあります。
お礼
(*^^*)/こんばんは―☆ プライベ-トなことで、夕べも寝てません。あっ!誤解のなきよう付け加えておきますが、ここのサイトとは一切関係のないことですからね―☆なになにとなにがあったの?と、邪推されても困りますからstarfloraさん~♪へのお礼の欄を少しお借りして書かせてもらいます。「待ち人来ず」といったところです。友達が遊びにきてくれるのを待ってたんです。道に迷ったのか、まだ来ないんです。で、心配で心配で眠れません。そんなこともあって、お礼のお返事を書く心境には夕べはなれませんでした。わたしの挙げた質問に回答を寄せて頂いている方々、個人的事情でお礼のお返事が遅れていること重ねてここにお詫び申し上げます。ごめんなさい。 ********************************************* 星座のことについてよく知らないわたしにでもstarfloraさん~♪が教えてくれたペ-ジ(参考URL)は、星座に纏わるいろんなお話がとてもやさしく解説されてありました。教えてもらったサイトから更にそこで貼られてあるリンク先までのぞいてきました。「天文民俗学ページ」「おもしろ理科実験」こちらのペ-ジは、とてもおもしろくてわくわく)))しながら読んできました。ギリシャ神話のみならず他の国々での星座に纏わるお話が記載されてありましたね~♪ホント、質問を挙げてよかったと思っています。ありがとう!$(^-^)$/Chu-☆ でね、ひとつ感じたこと。「宇宙は体内に宿る」なんて言葉を以前きいたことあります。いままでは、そのことばがどこか「そうかなぁ?」って、いまいち半信半疑でした。ここに質問をあげて寄せられるアドバイス・回答を読んだ上で皆さんから教えてもらったURLを開いていいろいろ読み進めてくるとなんだか「そうかなぁ?」としか感じれなかったものが「そうかもしれないなぁ-」と新たな発見にも似た思いがわたしの中で芽吹き出しています。遠く眺めていた夜空、その更なる遠方に広がる大いなる宇宙。何億光年まで先に見たこともない世界。いつしか憧れ惹かれ夢を見ていた。遠く、遠く、遠く先へ進めば、手が、この手で掴めると思い込んでいた。欲望という扉のカギを掴み取れると。そして、そのカギで未来の扉を開けれると。外へ外へ目を向ければ、見たこともない世界が見れると思ってた。星座に纏わる話を読み進めていくといままで遠くに向いていた目がなぜか我身に注がれる。内へ、内へと核なる私へたどり着く。両手を重ね、そっと、わたしの胸に押し当ててみる。ドクドクゆるやかに鼓動が波打っている。語りかけてくるようにドクドク、ドクドク、ゆるやかにゆるやかに胸に押し当てた重ねた両手が鼓動を感じる。わたしの中から声が聞こえる「わたしを見て」と、「わたしはここよ」と、「わたしはあなたよ」と語りかけてくる。そしてそれは、「内なる声に耳を傾けよ」とおなじこと。夜空に瞬く星座のごとく私の中に宇宙が広がる、輝く二重星のごとく。
補足
starfloraさん~♪おはようございます!$(^-^)$/~~~ 哲学カテに挙げた質問といい、この質問もそうですが、お礼を言うのが遅くなっていることごめんなさい。今回、補足欄を使わせてもらったのはstarfloraさんから紹介してもらった参考URLを夕べからずっと読みふけっています。おもしろいです!読んでてワクワク)))してきます~♪素敵なペ-ジを紹介してくれて、ありがとう$(^-^)$Chu―☆おまけにチュッ!ハナマルです~♪ http://www.palette.furukawa.miyagi.jp/space/const_history.htm ↑こちらのペ-ジのなかで書かれてあった言葉にジ-ンとしています。 『Rappenglueck博士の結論...中略...彼は、太古から人が夜空の星に思いを寄せていたということを発見したのだ。』太古から人が夜空の星に思いを寄せていた、なんかいいなぁ~♪胸に秘める想いはそれぞれに違うだろうけど、見上げる星は同じ、同じ星を見ている。不思議だね―☆空はどこまでも繋がっている、果てしない想いは見上げる星を通して、いつかどこかでだれかと繋がっている、過去を生きた人なのか、現在を生きる人なのか、それとも未来に生きる人なのかいまはまだよくわからないけれど、きっと素敵な出会いがあるとわたしは思う。夜空に星が輝く限り~♪ お礼を返すのがもう少し遅れそうです。紹介してもらったペ-ジをあともうちょっと読みたいので、それからになります。回答を寄せて頂いているのにお礼のお返事がすぐ返せないことごめんなさい。もうしばらく時間をください、お願いします。