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大手術後、父が廃人の様になってしまいました。
父の事で相談です。 昨年夏に心臓のバイパス手術を致しました。年齢75才です。10時間に及ぶ緊急&大手術でしたが一命をとりとめ、医師いわく『全快』している状態です。 手術の原因になったお酒とタバコをやめ、野菜をしっかり取り、今では医者も太鼓判を押す健康体になっているのですが、本人は明らかに廃人の様になってしまいました。 何もする気力がなく、一日中寝ながらテレビを見ています。『手が震える、あっちが痛い、こっちがおかしい』といっては一日中寝て過ごしています。医者からは『どこも悪くない。手が震えるのは入院中に筋力が衰えたから。筋力トレーニングをしなさい』と言われていますが、本人は一切動こうとしません。かつてやっていた庭仕事はおろか、孫の事さえ無視する様になりました。ほおっておくと入浴・洗面など基本的な事もせず、一日中パジャマのままじーっとして過ごします。まるで廃人の様です。表情も少し間の抜けた顔になりました。でも脳には何も異常はなく、1日5食と食欲は絶好調です。『もう少し長く入院していた方がよかったのではないか』『全身麻酔をすると体に重大な影響を及ぼす場合がある』などと言い、体を動かしません。父は昔人間で、入院は長くする方が良い、大病したものはできるだけ静かに過ごすことが良い・・・といった昔ながらの療養が良いと信じており、できるだけ早く退院し、リハビリでもとの体力に戻すことの方が大切だということをいくら言っても理解しません。 高齢者ってこんなものなのでしょうか?高齢で大きな手術を受けると、こんな感じになることは多いのでしょうか?このままほおっておくしかないのでしょうか? 医療関係の方、同じ様な経験のある方、ご意見をお聞かせ下さい。
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医師のたまごです。 憶測に過ぎませんが、QOL(quality of life)の低下だと思います。 医学的に『全快』の状態でも、本人にとっては「全快」ではないという考えがあります。 医学的にはよい事ですが、本人にとっては、以前のように好きなお酒やタバコをたしなむことができず、健康食ばかりを食べさせられて、楽しい生活とはいえないのかもしれません。 この廃人状態の解決法ですが、私の祖父の場合は、「旅行」でした。夫婦で一ヶ月に一回程バスのツアーに出かけています。(長距離を歩かなくてはだめなときはバスに残っているようですが、本人はたのしそうです…) なにかしら老夫婦で楽しめる新たな趣味を見つけ、生きていくためのモチベーションを上げること(新たな生きがいをみつけること)をオススメします。
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- donna13
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No.2です お返事ありがとうございました 幸い母は、旦那・長女一家(旦那&小学生男の子2人)の6人住まいだったのですが、父が「俺様」なので(笑)母の面倒は最期まで父がみました 母の他界後に父がうつ病になりそうで、お尻を叩く方が大変でした さて、お父様の件ですが >昔ながらの療養が良いと信じており お父様の気質を予測させていただくと、ご本人の信念を変えるのは難しそうですね 長く入院していた方が・・・全身麻酔は重大な影響が・・・といった思い込みもまだまだ拭いきれていないのでしょう 75歳で大手術ですから、お父様なりの覚悟があったり、術後の経過が良いとしても、精神的な疲労が取れきっていないのかもしれませんね ご家族としての心配はごもっともなのですが、思い切ってしばらく何も口を出さず、お父様のしたいように放っておいてみてはどうでしょう 自分が納得いく時期がきたら動き出すかもしれません
お礼
2度の御返事ありがとうございます。 私の父は、救急車で担ぎ込まれての緊急手術だったので、自分が手術をしたこと自身、しばらくは理解できず、自分が病院に入院していることすら認識できない状態のこともありました。自分が大手術をしたことも、退院後自分の傷口をまじまじと見つめてようやく認めた・・という次第です。 思い切って、しばらく放っておくというのがいいのかもしれないですね。 実は今朝、父が朝食の配膳をしていたのです。お箸をひとつひとつ並べる父の姿、数ヶ月ぶりに見ました。 >自分が納得いく時期がきたら動き出すかもしれません ・・・という内容、タイムリーなご意見を頂いたと感じています。 ただ、今後のこともあるので、もう少し質問を継続し、さらにいろんなご意見を伺って心の準備にしたいと思います。 ありがとうございました。
- Schneider2000
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老年期のうつ病の可能性もあります。精神科の受診を考慮してはどうでしょうか。
お礼
老年期のうつ病・・・そんなのもあるんですか!! で、その老年期のうつ病って、こうした手術・・・とかをきっかけに発症するものなのでしょうか? ドキっ!! 家事はおろか、その日自分が着るものすら選べない筋金入の男尊女卑&亭主関白の父がそんなものになってしまっていたらどうしよう!!?・・・ 母と相談してみます。 アドバイスありがとうございます。
- donna13
- ベストアンサー率19% (335/1753)
素人なのですが・・・ 私の母は73歳で肺ガン手術を受けました 肋骨も切って外しましたが、よくある手術だそうで、手術も成功、術後の経過も良く、家族はほっとしました そんな母がやはり退院後はリハビリをせずにゴロゴロ寝ている、今の質問者さんと同じような状況でした 私は「手術までは医師の力がいるけれど、その後の回復は本人次第なんだから、もっと動きなさい」「毎朝の散歩もサボってるらしいけど、以前のように散歩しなさい」etcきつい言葉を投げかけていました 私としては、母に早く元気になってもらいたい このまま寝付いて欲しくない もっと行きたい所もあるでしょう という気持ちからだったのです でも・・・実際は痛みがすごく、口に出さなかっただけで、辛かったそうです 私は他界してからその事実を知りました 手術痕などは冬場は相当痛んでいたようです 暖かくなるまで、もう少し待ってあげてはいかがでしょう
お礼
アドバイスありがとうございます。 肋骨を切っての手術、大変でしたね・・・。 当方は胸骨を開いたそうですが、執刀医曰く『痛みは感じない』そうです。見ているだけで痛くなる様な傷口でしたが、本人も『抜糸の時が一番痛かった』と言うくらいなんです。 冬場もリハビリをかねて散歩をしていたのですが、この時期になって散歩の時間も距離も確実に短くなってきました。ガンと違って再発の心配はないので、あとは体力の回復だけだと何度も言うのですが、わかってくれないんですね。 お母様はお一人暮らしでしたか? 完全な濡れ落ち葉状態の父を抱えて、実は母が少々ウツぎみなんです。これまた心配の種なんです・・・。 母の肩をもつと父を追い込むことになるし、困っています・・・。
- chie65536
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回答ではなく、しかも完全な推測で申し訳ないのですが。 もしかすると、お父上は「いつ死んでもおかしくないトシで死にかけて生き残ったんだがら、もう、残りの人生は、自分がやりたい事しかしないし仕事もしない。1日中ゴロゴロして過ごすと決めた。幸い、我が子が身の回りの世話をしてくれるし」とお考えなのかも知れません。 老人性痴呆症によるものではないようですし、まだまだ親子のコミュニケーションが取れる状態とお見受けしますので、一度、お父上とジックリ話し合ってみては如何ですか?
お礼
そうなんです。自分は死んでいたかもしれない・・・と思うと、もう誰が何と言おうとじっとしているのが一番賢明。リハビリしてるときにもしもの事があったら・・・とでも思っているみたいです。 一時は痴呆の心配もあり、『必要ない』という医者に頼み込んで脳波の検査もしましたがなんともなかったんです。 いろいろ話すのですが、自分に分の悪い状況になると、ダンマリを決め込み、話になりません。 本来父は『かまって欲しい』『自分がお殿様でいたい』性分です。それにしても体を鍛えることは本人しかできず、日々歩き方がジジ臭くなってきて、今度は骨折から寝たきり・・・という図式が頭をよぎります。 頑固な年寄り・・・・。実子と言え度ど扱いに困っています・・・。 アドバイスありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 QOLですか・・・・。思い当たるフシがあります。手術の数ヶ月前に長年勤めた会社を突然解雇されたのです。仕事が趣味・・・・の様な人生だったので、仕事がないショックと手術のショックが、家族が思う以上に大きいのかもしれません。 ・・・という話も実は家族でしており、父の趣味だったゴルフと孫の子守の機会をことあるごとに作るのですが、全面拒否です。旅行も行きたがりません。日曜大工を頼んでも、『手が震える』『・・・・(無視)』といった感じです。解雇されてしまった仕事はもうどうにもできないので、代りの役目を家族が必死に探しているのですが、現在の所、解決の目処がたちません。 さらなる手探りを続けるしかないのでしょうか? 頭をすっきりしゃっきりさせる様な薬・・・とかないんでしょうか・・・・。