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術後髄液漏の治療について
- 夫が脊髄腫瘍の摘出手術を受け、腰には髄液ドレーンが入れられました。
- 術後に頭部の痛みと言語障害があり、背中のドレーンを抜かれました。
- その後、小脳出血や髄膜炎が見つかり、再度手術が必要か検討中です。
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◆MRI写真も見ていませんので、確実なことはとても言えませんが、袋状のものが写っているとすれば、髄液漏ではなく、感染や炎症の後にできた嚢胞(組織液の袋、あるいは膿の塊から黴菌がいなくなって液体が残ったもの)か何かなのではないかと考えるものです。髄液のもれ出るいきおいはとても弱いので、髄液が袋状になるほど溜まってしまうことは通常ではまずないからです。 ◆ブラッドパッチというのは、漏れ出ていそうな部分に血液を注入し、血液の塊でふさぐ方法です。これは、文字通り漏れている場所がわからない時に使います。今回の場合、髄液がもれている問題よりも袋状のもののほうが悪さをしているように思われます。実際には髄液は漏れていないのかもしれません。そのためブラッドパッチではなく、袋状のものへの対処を決めるために中の液体を調べることは必要でしょう。 ◆その中が髄液だったとしたら髄液漏なのですが、そうではないような印象です。漿液(しょうえき)という炎症の後に組織から出てくる浸出液なのか、黴菌が残っている液体なのか、中身は重要です。 ◆中身を吸い取ってしまうと、無くなってしまうこともあるので、それも含めて、まずは中身を穿刺吸引することは間違いではありません。
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- sentatoku01
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◆前半は手術後の感染と小脳出血による症状と考えられます。そちらのほうは一応治ったようですね。 ◆髄液漏は脳脊髄液が外に漏れいる状態ですが、袋状になっているとしますと、漏れているだけなのか、嚢胞という液体が入った風船状になったものができて、脊髄や髄液の循環を悪くしているのか、いくつかの状態が考えられます。 ◆正しい診断は主治医しか知る由もありませんが、いずれにせよ、袋状の部分を取り除いて、髄液が漏れないように再縫合することが現実的対処です。それ自体は神経の束ではる脊髄自体を傷つける手術ではありませんから、最初の手術よりは早く終わるはずです。 ◆「穴をふさぐ」というより、嚢胞部分を取り除いて再び閉じる、ということです。 なんとかうまくいくことをお祈りします。
補足
お力頂き本当にありがとうございます。本日、入院中の病院の勧めで再び脳の治療をしていただいた病院に転院しました。頭痛と熱が何からきているのか、袋の中身が何なのか、CTを見ながら液を抜き取り検査をするとの事です。考えられるのは髄液か、骨を移植した時のチタンボルトに菌がついてて炎症を起こしているか、MRSA?ではないかなど言っておられました。手術をして思わぬ苦しさで、もう手術はしたくないといいます。もし髄液が漏れているとしたら、お答えいただいたように手術するしかないのでしょうか?インターネットで調べたら髄液漏の治療として「ブラッドパッチ」と書かれていたのですが、夫の場合は適応にならないのでしょうか?どうか教えてください。
お礼
手術以来ずっと悩まされ治療に対して不安がありました。先生を信頼しないといけないのですが、本当に大丈夫なのか、また別のことが起こるのではと心配でなりませんでした。これからも試練はあるかもしれませんが、貴方様のお返事で先生を信じて治療を受けることが出来ます。気持ちが軽くなりました。本当にありがとうございました。