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国連と各国の関係
みなさんにお聞きしたいのですが、現在国連と各国(ここではアメリカ・ロシア・EU・朝鮮半島・中国)の関係は客観的に見てどう感じますか? 是非参考にしたいのでどの国でもかまわないので意見をきかせてください。お願いします
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現在アメリカと国連は、色々な分野で衝突を起こして対立関係にありますが、国際連合の起源と無関係ではないと思われます。 国際連合の前身は、第一次世界大戦後に出来た国際連盟で提唱者は、アメリカ大統領のウッドロー・ウィルソンで民主党です。そしてアメリカの大統領が提唱し、創設したにも関わらず、アメリカ自体は議会の反対があって加盟しませんでした。 そして第二次世界大戦で連合国を母体に作られたのが今の国際連合です。英仏などの植民地主義に反感を持っていたアメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルトが青写真を作り、次のハリー・S・トルーマンが主導になって創設されました。ルーズベルトもトルーマンも民主党です。 と言うわけで、国際連盟も国際連合も同じアメリカの民主党の大統領によって作られたものだということが歴史的に明らかになります。 ところで現在のブッシュ大統領は共和党です。現在のブッシュの国連軽視には目に余るものがあります。 共和党自体が、これまでブッシュほど国連の存在を軽んじてきた事実はありませんが、この党は国連創設に直接関わっていませんので、距離感を持っているのかもしれません。それが現在の国連とアメリカ(共和党政権)の対立の素地になっていると言えるかも知れません。