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エレキベースの練習について
- エレキベースを練習する際に、小指で4フレットを抑える際に他のフレットも抑える必要があるのかについて質問しています。
- 教本に記載されたTEMPO=80などの速さで演奏できなければ次のステップに進むべきかについて質問しています。
- エレキベースの音符に付いているスラーの意味やベースでの引き方について質問しています。
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1)については、クロマチックスケールを使ったトレーニングの時であれば、1f-2f-3f-4fと進む時、一度押えた指は離さないようにするのが練習として効果的でしょう。 小指で押える時にも、他の指は遊ばないように1~3fを各指で押えることをお勧めします。 そうした練習の時ではなく、曲を弾いているケースなどでは、その次のフレーズの動きに合わせて、柔軟に対処するのがよいでしょう。 このケースでは、すべての指で弦を押えることに固執する必要性は薄いと思います。 他の指を押えっ放しにしているのでは次のポジションに追いつかないというのであれば、小指だけで押えるようにして次の音に備えるのがよいでしょう。 小指の力だけでは弦を押さえ込むのに苦労する場合には、薬指など他の指を同じ弦に添えて、小指をサポートするのがよいと思います。 2)については、これもある程度は柔軟に考えても良いと思いますよ。 テンポに追いつくまで次に進まないと決めて取り掛かるのも、いくつかの課題を並行して練習するつもりで、課題で決められたテンポに追いつけなくても次の課題をちょっとかじってみるのも、どちらでも良いと思います。 いい加減なままにできたつもりになるのは良くありませんが、練習に新鮮さが感じられなくて飽きたりするような時には、ちょっと他の課題に手をつけてみるなど目先を変えてみるのも良いでしょう。 多少の寄り道も良い刺激になることもあります。 最終的に、定められたテンポやリズムをきちんと踏襲して演奏できるようにすることを忘れなければ、次のステップにちょっと手を出してみることも悪くはないと思います。 独学であれば、決められたことに縛られない、あるいは自分で決め事を作れるのがメリットともいえますので、楽しめるように多少は融通を利かせても良いのではないでしょうか。 3)のスラーについてですが、いくつか考えられる可能性がありますね。 スラーが二つ以上の音符にまたがって書かれている場合、そこはアタックが強調されないように、音の切れ目を少なくしたレガートで滑らかに弾けばよいと思います。 二つの音程を結ぶスラーの場合で、スラーに記号が付いているケースは具体的に特殊な奏法を指していることになるでしょう。 スラーの上にsなどと書かれているケースでは、その音程の変化はスライドでつなぐことを示しているものと思います。 スライドは、弦を押えて音を出した後、弦を押えた指をそのまま離さずに滑らせて、同一弦上の他のポジションにずらすことで、ピッキングなしに音程を移動する弾き方になります。 スラーの上にPと書かれている場合は、プリングを指示していると思います。 プリングは、弦を押えて音を鳴らし、その状態で弦を押えている指を引っ掛けるように弦から離すことで、先の音程よりも低い音にピッキングなしで移行する弾き方になります。 奏法上、後に続く音は必ず先の音よりも低い音になり、また同じ弦上で出せる音に移行することになります。 スラーの上にHと書かれている場合は、ハマリングを指示しているものでしょう。 ハマリングは、音を出している弦上で、次のポジションを勢い良く押えることで、ピッキングをせずに先よりも高い音を出す奏法になります。 奏法上、後に続く音はプリングとは逆に必ず高い音になります。 当然、先の音を出した弦の上で鳴る音程に移行することになります。 スラーの上にCとかCho、Bなどと書かれているケースでは、チョーキングを指示しているものでしょう。 ベースではチョーキングはあまり使われないような気もしますが、チョーキングについては、あるポジションを押えた上でフレットと平行に指を動かして弦を曲げ、そのフレット上で本来出る音よりも高い音程を出す奏法です。 もし、スラーの脇にこうした記号の類が書かれているとしたら、それを解説した凡例がその楽譜や教本のどこかに載っていると思います。 一応、楽譜にそうした凡例がないかを探してみることもお勧めします。 (ついでに、教本を読めば、上に書いたスライド、プリング(プリング・オフ)、ハマリング(ハンマリング・オン)、チョーキング(ベンディング)などの特殊な双方についても解説されているのではないかと思います) なお、二つの音を結ぶスラーで記号が何も付記されていない場合は、それはレガートと解釈するか、あるいは特殊奏法を示すものと解釈して、適していると思える弾き方をするのが良いと思います。 音源などがあるのであれば、その音源を参考に、しっくりと響くやり方を選ぶのが良いでしょう。 参考になれば。 長々と乱文を失礼しました。
お礼
本当にありがとうございました!! 大変参考になりました。たくさんの時間を僕のために割いてくださってお礼の言いようが無いくらいです。疑問が一気に解決しました。 本当に感謝しています。また何かあったときはどうかよろしくお願いします。