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鉄筋と木造の比較
来月引越しする予定です。 鉄筋と木造、それぞれいいところ悪いところがよくわからないので、教えていただけますか? 知り合いで「鉄筋は、何か体に悪いものを発生する、子供にはあまりよくない (アレルギーや喘息になりやすい)」と言っている人がいました。 次の引越し先で子供を作る予定なので、その辺も気になっています。 よろしく御願いします。
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鉄筋コンクリートのマンションと木造の戸建て住宅の比較と考えてお答えします。子供を作る予定があるのでしたら、マンションよりも戸建て住宅の方が良いのではないでしょうか。 何よりも地面との距離が違います。 住宅の構造が健康に影響するとの報告もありますが、確証はありません。 それよりも健康に直接影響するものは内装材です。 現在使われている内装材の多くは「新建材」ですから、多かれ少なかれ「シックハウス」の原因物質を放散します。 シックハウスを避けるためには古来からの建材「土壁」「無垢の木材」「本物の畳」「無垢の建具」などに囲まれた生活が必要です。 しかし、現状では古民家と呼ばれる住宅以外には自然素材でつくられた住宅は少ないでしょう。 シックハウスを低減させるためには「換気」が有効ですが、換気をすればシックハウスが防げるという意味ではありません。 シックハウスの原因物質を少なくするには換気しか方法がないと考えていただいた方が確かだと思います。 特に幼児は化学物質の影響を受けやすいので、妊娠中の母体のことも考慮して住宅を選択したほうが良いと思います。 これは単なる目安ですが、鉄筋コンクリート造の建物の場合は内装材に新建材の割合が多く、在来木造の方が新建材の割合が少ない傾向にあります。 また、高気密高断熱の住宅の場合はシックハウス原因物質があると除去が困難ですので、隙間風がある程度ある在来木造の方が健康的との見方もできます。 新しい住宅を引越し先に選ばれる時には、内装材の「ホルムアルデヒド放出」の程度を問い合わせてください。 「ゼロ」ならばひとまず安心できますが、「低」ならば注意が必要です。 化学物質が放出しきった比較的古い内装の住宅の方が安心できる場合もありますので、いろいろな条件を吟味して熟慮して決めてください。
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- sigino
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一長一短です。 戸建ての話がでましたので、賃貸の方の事情をお話します。 シックハウスの問題は、構造よりも内装に何を使っているのかの方が問題です。 分譲マンションでしたら選択の余地はありますが、賃貸の場合は「普通の接着剤」で内装をするところが多いので、そうでないところをさがすのは至難です。 現実的には換気で対応するしかないと思います。木造の方が閉めてても勝手に換気できるものだったんですが、新しい物件は木造でも気密性が高いのであまり変わらないかも。木造、鉄筋よりも窓の位置を気にした方がいいかも知れません。 あと、子どもさんがおられる場合、音の問題があります。子どもはどうしても騒がしいもの。鉄筋の方が一般的に防音性は高いです。 あと、木造で真壁(柱が見える)の場合は、柱を傷つけない配慮が必要です。普通に生活するうえではほとんど問題ありませんが、構造材に傷をつけるリスクが高いかな。鉄筋の場合はそういう心配はありません。ただ、鉄筋といっても間仕切り壁は木ですので、これを傷つける可能性はあります。 子どもがぶつかったとき、コンクリより木の方がやらかい。 以上思いつくまま書かせていただきました。
お礼
回答ありがとうございました。 暖かさ、音の問題もあって、鉄筋に決めました。
- kenchin
- ベストアンサー率56% (398/700)
失礼しました。 ご質問を見た時点では「戸建ての鉄筋(鉄骨)と木造」 についてと捉えたのですが、その後に先の方の回答と それについている補足を拝見しました。 ご質問が「マンションと木造戸建ての比較」という意味 でしたら、先の回答はお忘れください。
お礼
一戸建ては考えていません。 鉄筋のマンションか、木造のアパートか…でした。 わかりずらくてすみません。 でも、いろいろわかりました。 ありがとうございました。
- kenchin
- ベストアンサー率56% (398/700)
現実問題、現在ではどの工法も「特徴がない」って側面 がありますね。 □ 一般的に言われてきたことって 【従来工法】 柱や梁の位置を自由に設計できるので、融通性や自由 度が高く、開口部もふんだんにとることができる。 敷地への対応力も高く、木の温もりがあり、純和風 建築が可能。 【プレハブ工法】 木質系・鉄骨系・ユニット系などがあるが、パネル自 体が耐力壁のため、柱や梁を必要としない。 壁や床も石こうボード使用なので、耐震性、耐火性に も優れている。 工場生産なので品質も安定。 【鉄骨】 従来工法の木を鉄骨に変更したものなので、設計の自 由度、敷地対応力を活かしながら耐震性に優れる。 【2×4(ツーバイフォー)】 開口部などに制約を受けるが、柱や梁のないすっきり した空間づくりも可能で、耐震性に強く、石こうボー ドを張ることが義務づけられているため、高い耐火性 を持っている。 なんて感じだと思うんです。 □ ここからは蛇足ぽい部分で。 現在では、各販売者毎に、自分が力を入れる工法を「他の 工法に比較して○○に優れている」と表現されていますけ ど、どの工法も、決定的なマイナスを持たない様に各メー カや施工者が考えているわけでして、住む立場としては差 が認知しにくい(純和風とか純洋風を追求しないと差が実 感できない)と思うんです。 厳密には、増改築が和風以外では困難(施工者が見つけ にくい)とか、柱自体が燃えちゃう在来工法は耐火性に 劣る(根本的に弱い部分を持つ)って事はありますね。 ただ、それも設計施工者の腕次第で、ある程度は解決 できる問題ですし、鉄骨でもシックハウスに注意して いる設計施工者もあり、耐久性だって、50年60年程度 の範囲で見れば甲乙付けられないでしょうしね。 □ でも、それを踏まえて敢えて。 私の家は築100年超ですから、ある種究極の純和風従来 工法なんですが、壁や柱やその他の物が渾然一体として醸し出す安らぎ感には貴重な物があると実感していますし この安らぎは子供には良いだろうと感じています。 ※:もちろん、家だけでなく地域の環境も含めたもの が子供への影響で、その前には工法は大した 影響は及ぼさないってのも実感ですが.....。 古家礼賛でも自慢って意味でも無く、「古くなればなる 程に新しい魅力を発見できる」ってのが、結局は在来工法 の良さかな?っという事なんですね。 (何代も住まない予定の家なら別ですが)
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 詳しく分類して説明して頂きありがとうございます。とても参考になりました。 私も許されるなら、木造の一戸建てが理想ですね。 ありがとうございます。
- konkon0421
- ベストアンサー率29% (90/306)
まず「鉄筋は悪い物を発する」というのは、かなりいい加減な情報です。 今どきの住宅に使われている建材は、木造でも鉄筋でも「悪い物を発する」と言えばその通り。防腐剤や塗料、接着剤などなどの、揮発性物質がそれです。 「シックハウス症候群」というのをご存知でしょうか? 近年建築物は機密性が高いため、建材の揮発性化学物質が空気中に充満し、体に変調をきたすというものです。これは、今の世の中で家を建てる上では避けて通れないリスクです。対策としては、 ・お高く付きますが、シックハウス対策用の建材を使う ・家の換気を工夫する があります。換気を良くするのは、湿気やダニ対策にもつながりますから、おすすめです。我が家は前室換気扇を付け、引っ越し前と引っ越し後しばらくの間は、ずーっと付けていました。 鉄筋住宅に住んだことはありませんが、聞いた限りのデメリットとしては ・増改築が困難 ・床をコンクリートで施工すると、足の関節を痛める(知人は膝関節に水がたまりました) というのがあるそうです。
お礼
換気をしっかりするということで対処できそうですね。 ありがとうございました。
補足
さっそくの回答ありがとうございます! 鉄筋だから…という情報は、曖昧でした。 テレビでやっていたような気がする、という程度のものでした。 質問で書きもれていましたが、一戸建てではなくマンションです。ですから、増改築、という点はだいじょうぶですね。
お礼
とても参考になりました。ありがとうございます。
補足
書き方がわかりずらくて申し訳ありません。 今回の比較は一戸建てではありません。 鉄筋マンション木造とアパートです。 現在は木造アパートに住んでいます。 引越しするにあたって、いろいろ物件を見たところ、鉄筋マンションの暖かさに惹かれて、(他の条件もよかったので)そこに決めようと思っているのですが… ちなみに場所は札幌です。 内装材が決め手になるんですね。 それは仲介業者で確認できますよね。 聞いてみたいと思います。