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NHKのカラ出張について
例の事件についてですが、4/12の日経に以下の記事が載っていました。 「NHKでは制作費の水増しやカラ出張が相次いで発覚したことを受け、04年から出張清算時にホテルの領収書や航空券の運賃請求書などの添付を義務づけた。」 民間企業に勤める身としては、信じがたい事態ですが。・・ということは、03年までは口頭での申請でいくらでも経費が下りたということでしょうか? また、このようなザルの会計勘定をしていたということは、他にも多々着服があったのでしょうか。 また、このようなザルのような内容で税務署は通していたのでしょうか。 あまりにも信じがたい内容だったので、疑問に感じました。どうなんでしょうか?
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追加です 業務とは、基本的に管理者が命令するものです。 自主的に仕事をすることは必要ですが基本は変りません。 倫理以前の問題で執務規定の整備と徹底に問題があります。 一般会社で領収書が不要なのは、旅費規程により宿泊費、利用交通機関等が定められており必要が無いからです。 但し、規定以上の場合には事前承認と精算時の書類は必要ですが
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- Massy57
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民間企業に勤めています。 勿論、ホテルの領収書、運賃請求書は清算の際に必要ではありません(宿泊費となって、定額のためか)。一度台湾の会社に出向していましたが彼の地では、ホテルの領収書は言うに及ばず、運賃の領収書は清算に必須でした。交通機関も心得たもので、必ず切符に半券がついていて、その半券が領収書代わりになっていなしました(鉄道、長距離バス)。領収書なしで清算出来るのは市内バスなどだけでした。 要は税務当局が、旅費として、経費扱いを認める際に確証を求めるか否かであり、日本の税務署は出張旅費に対し、命令書と出張報告書のみで確証と認めるためです。本来台湾のように確証が必要だったのでしょうが、それを集めめ、確認をする手間暇と、税金徴収額の費用効果分析から日本では運賃の確証を必要としていないのでしょう。 ただホテルの領収書は、実際にホテルに宿泊しない(知人宅に泊まる)という事態が容易に予想されるため、領収書を必要とする企業、ケースもあるようです(国からの委託事業の場合、税務署対策ではなく、会計検査院対策上ホテルの領収書を必要とする場合がありそうですね。小生の経験では会計検査院の検査含め、必要なかったですが)。 皆さんがお答えのように、このような多数回のから出張は、必ず周囲の人間(上司、同僚、配下の人々)が察知できることです。何故NHKでそれが問題にならなかったかが、自分には不思議です。 身内の不祥事に対し、保身のために目をつぶっていたのでしょうが、企業では当該人物を悪く言うことによって利益を得る人が必ず存在し、問題視するはずなのですが(自浄作用)。 自浄作用が機能しないことがNHK最大の問題ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 手間と効果のバランスがあるということですね。 個人的には、バス代などの細かい交通費は別として、宿泊費、航空券代などは領収証を添付して正確な経費を支払い、出張手当として規定額を支払うというのが正しい気もしますが、実務とかみ合わないということですかね。 しかし、複数回着服を重ねなくては発覚しないような経費申請のシステムは問題があるような気がしますが。この辺は、以前の回答にもあるように管理者の責任ですかね。 自浄作用、役所のような雰囲気の会社では、黙ってればみんなが甘い汁をすえるというのが問題な気がします。あえて人を蹴落とす必要も無く、自分も利益を得れるんでしょうか。
- ipa222
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みんなやっていたと思いますよ。 先日も警察が捜査費を裏金にしていた事がWinnyによって明らかになりましたね。 公務員はどこの部署も裏金をつくったり、天下り組織に蓄財していると思っていいです。 税務署もやっていますので、深くは追求しなかったのでしょう。 旅費は通常領収書は必要ないので、やりやすかったのでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 警察の捜査費も確かに不透明ですよね。でも、経費には一応領収書が必要なのではないでしょうか。 そもそも、NHKは、旅費以外の経費の請求にもチェックが甘かったようなニュアンスを記事から受けたので、おかしいと思った次第です。 税務署がやってりゃ、どうしようもないですね。 結局役人天下ということですかね。
- simakawa
- ベストアンサー率20% (2834/13884)
汗水たらして稼いだ訳では無く,一般善良市民が出してくれているので,皆で有難く使っていたのでしょう. だから内部でも疑問は沸かないし,チェックする気もなかったのでしょう. 幹部総入れ替えが必要なのでしょうが,無理でしょうね. 一般企業ではまったく通用しない世界だったようです.
お礼
ありがとうございます。 自分たちでがんばって上げた利益なら、普通もうちょっと考えますけどね。 やはり、労せず手にした金はありがたみがないということでしょうか。
- sero
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交通費に関しては公共交通機関であれば領収書不要、宿泊費や食事代(日当扱い)も出張地域によっては上限額以内であれば不要というのはそれほど珍しくないと思います。 私が理解できないのは242回ものカラ出張を周りの人間が見抜けなかったことです。 (自分が昇格したら同じように甘い汁を吸うつもりで、知っていたが黙っていた?) チーフプロデューサーというのがどんな業務内容なのかわかりませんが、出張すれば出張先の相手にも会うでしょうし、何らかの成果がなければ何しに行ったのかという話題も出ると思うのですが・・・
お礼
ありがとうございます! 公共交通機関や、日当扱いとしてというのであれば、納得できる範囲ですね。 確かに、5年間に1700万円もの出張をしておいて、成果がないというのは異常だし、それを周りが言わないのもおかしいですよね、所詮、ただの民間企業とは違うということでしょうか。
「出張清算時にホテルの領収書や航空券の運賃請求書などの添付を義務づけた。」 で カラ出張が無くなるとは思えませんが・・・ 従業員の執務管理の徹底が先だと思います。 大手と云われる会社に勤めていましたが(現在は定年退職) 旅費規程で定めがあり規定以外の場合には理由書と領収書等の確認書類が必要でしたが、規定内であれば必要ありませんでした。 (海外出張を除いて) 又、一部の限定地域については「定額」で精算は不要でした。 経理は書類のチェックだけで実態は解りません。 実態の管理は管理者の責任だと思います。 これが不十分だと「ザル」は無くならないと思いますが・・・
お礼
ありがとうございます。 経理は確かに書類チェックだけですので、仕事を管理するのは管理者の責任ですよね。 もちろん、件のNHK職員はその後もカラ出張を続けていたので、hiroshimaさんの言うことは正解なのでしょう。 しかし、最低限のチェックは必要ではなかったのでしょうか?だからチェックするようにしたという話なのでしょうが。 しかし、確認書類もいらないとなると、カラ出張「し易い」ですよね。 しかし、意外と領収証不要の会社も多いみたいで少し驚きました。倫理がしっかりしていれば問題ないのでしょうか。
- hiroki0527
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実は勤務先、航空券半券の添付は必要有りません。 一定額(1泊8000円位)まではホテル宿泊領収書も必要有りません。 ちなみに中小民間企業ですよ。僕の勤務先は。 なので、NHKのやり方も別にぬるいとは思っていなかったんですが。 そうか~もっと厳しい企業もあったのね。
お礼
ありがとうございます! あ~、そうなんですか。いままでずっと、「カラ出張ってどうやってやるんだろう?領収書とか偽造すんのかな?」と思ってました。 うちの会社は、領収書無しでは一銭も出ません。 あ、近場のJRの電車賃くらいは無くてもでます(券売機で買う210円とかのキップ)。特急とかだと、要領収書です。 民間企業だと、自分の利益を自分で喰うかたちになりますが、NHKの場合は国民から半ば強制的に徴収した金ですからね。もっとしっかりしてもらいたいものです。
お礼
ありがとうございます。 確かに、受動的であれ自主的であれ最終的な判断と指示をするのは管理者の勤めであるというのはよく分かりました。 執務規定の整備と徹底、その通りです。 倫理と言ったのは、個人の倫理だけではなく、企業側の視聴者から預ったお金を最善の方法で運用するという、企業倫理を含めてのことです。その点で、hiroshimaさんと全く同じ意見です。 ちなみにNHKには旅費規程というものがあったんでしょうか?それとも旅費使い放題だったんでしょうか?