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ナノ粒子の安全性

化粧品や歯磨き剤に、「ナノ粒子」が入っているのをよく見かけますが、「ナノ粒子」って皮膚に塗ったり口から体内に入ったりしても大丈夫なのでしょうか?急性毒性や慢性毒性試験で安全性を確認済みでも口腔用には適用できないというものもありますが、それはなぜでしょうか?

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回答No.1

ナノ粒子がアスベストと同じ危険性をはらんでいることは微粒子の製造を研究する人たちや製造に携わる人たちも気にしていることです。アスベストの怖さは、そのもの単体の毒性ではなく、ナノ単位の細かさゆえに人の細胞の内部にまで入り、細胞内の遺伝子を破壊してがん細胞にしてしまうことです。ナノ粒子が同じ事をしても全くおかしくありません。しかしこの安全性を確認するには十年単位の時間が必要です。アスベストによる中皮腫の発症がそうであったように。 しかしながら楽観している面もあります。 アスベストに比べ、ご質問のナノ粒子は寿命が短く、すぐに分解してしまうのではないかという点、それから「ナノ」とうたいながら、実際には100ナノクラスの大きな粒径である点などです。 このことで、メーカーサイトに安全性を質問しても多分納得のゆく回答はもらえないでしょう「現時点では危険性は確認されていない」というのが模範解答ですから。 怖いのなら使うのは自主的にやめておいた方がいいでしょう。

参考URL:
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL_LEAF/20050713/106699/

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