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日本の紙幣はなぜこうも色使いが渋いのか
タイトルのとおりの印象です。 貨幣博物館に行って世界の紙幣を眺めると誰でも実感することだと思います。 これには何か理由があるのか知りたいと思いました。
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戦前はともかく、現在の日本の紙幣は色数が少ないわけではありませんし、また透かしやフォログラフのラベルがついたりなど行程も少なくありません。 これは各国の色彩感覚の違いと、お札にもとめる色の違いなどがあると思います。 たとえばアジアでも中国などは目立つ色が街中にもいきています。 中華街でイメージできるような強い色ですが、日本の街中にはこれがありません。 寺院なども、聖徳太子の時代に建てられたときは真っ赤であざやかだったものが、日本は色が落ちてもそれを大切にしてきましたが、中国では赤への塗りなおしを永年つづけています。 寺院に限らず縁起のいい色として赤にこだわる理由が彼らにあるらしいのですが、そういった生活で色を求める感覚の違いが、お札にも反映されていると思います。 また同じ中国でも香港と中国では、色彩感覚が香港のほうが現代的ですが、これもその土地の文化をあらわしています。 ヨーロッパ各国は、地域的に距離が近いので、各国の紙幣がまざったときに見栄えも考慮されていると思います。
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- sammi-2837
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海外の紙幣は、弱視で数字や模様がよく見えない人でも色で識別できるように、派手な色遣いにしていると聞いたことがあります。 それが正しいとすれば、日本の紙幣が渋いのは、紙幣のバリアフリーが進んでいないから、ということでしょうか。 ↓ページ後半「ユーロ紙幣のバリアフリーに学ぶこと」 をご覧ください。
お礼
参考読みました。 確かに、鮮やかさで弱視系の対応がとられているとはじめて知りました。そういう意味でも鮮やかさというのはあってもいいのでは。
日本のお札は多数のインクの色を使用している、と聞きました。それに特殊磁気インクも使用しているともききました。カラフル(原色)より淡い色の方がインクを多用しているので偽造がしにくいと思いますが...
お礼
そういうこともあるのですね。偽造防止というところで仕方ないのかも。
- ipa222
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美意識の違いです。 どこの国の人も、綺麗だと思って札をつくっています。 民族によって美しいと思う感覚が違うのです。
お礼
私の美意識では、日本の札は美しくないです。
重厚感を出すというお国柄、という点が大きいのでしょう。 また、実際には「渋い色」系(茶色、深緑系)は、インクの具合から色あせによる退色が少ないことも事実です。原色に近い色よりも、色合いの調合も難しいのでも明るい色を用いたものより偽造防止の点ではある程度有効です。
お礼
やはり、偽造防止の意味が大きいのかもしれないですね。重厚感?好きなんでしょうかね。なんか、官が頭が固いという印象があります。でも実際には褪色などの意味もあるのですね。
- kohhy
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カラフルにするとそれだけ材料費も増えるし偽造防止も色の数だけ増やさなくてはいけなくなるからでしょう
お礼
それは美意識でなく、実用性経済性を優先させているということなのでしょうね。
お礼
鮮やかさを求めない文化なのかもしれないですね。それを新たに認識しました。ヨーロッパではやはり区別しよいという意味もある気がします。