何で紙幣は貨幣に変わっていってるんですか？

質問

何で紙幣は貨幣に変わっていってるんですか？５００円札、などなくなりましたね。

回答No.1

trajaa · ベストアンサー

複数の理由。

その１
五百円に切り替わった当時の自動販売機のような機器には紙幣を取扱う機能はなかった。
そうなると、ある程度のものを購入しようとすれば百円玉を何枚も何枚も準備する必要があったり、その都度両替する必要があった。
なら、五百円玉というものがあれば機器の部分改修で対応できる

その２
コストの問題。
紙幣を製造するコストは２０～３０円といわれている、その紙幣の寿命は１年～２年(使用頻度の多い小額の紙幣は更に寿命が短い)程度、そうなると五百円という紙幣のために毎年２０円のコストを必要とする。
(当時)日本経済全体が成長することにより高額な紙幣の利用頻度があがると、高額紙幣の製造量が増えることが予想された。
造幣という全体の製造能力や製造コストを考えると、紙幣での運用を取りやめて硬貨にしたほうが良いという考え方

こういった理由(他にもあるだろうけど)によって、紙幣からの切り替えが行われた。

最近は小額決済には電子マネーやプリペイド方式が主流になったりカード類による決済が増えたし、経済の成長率も伸びないし物価も上昇しないから、紙幣硬貨の置換えってもう起きないのかなぁ。

お礼

ありがとうございます。