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新生児スクリーニング検査でリファー
入院中の聴覚検査(ABR)で右がリファー、左がパスとなり、1週間検診ではなぜか左右ともリファーでした。 小児科の先生が仰るには、プローブの位置によっても変わってくるし、左の場合検査結果が異なったようにあくまでもふるいにかける検査なので耳鼻科で診察を受けるようにとのことでした。 赤ちゃんは手をたたいたり大きな音にはビクッと反応しますが、心配で心配で仕方がありません。聞こえが悪いからか、まだ体重が少ないからか授乳以外は騒がしくても寝ていることがほとんどです。この子の聴覚に障害があるのではという不安が毎日頭から離れません。私がもっとしっかりしなくてはいけなにのに…。 同じように聴力検査で再検査をされた方、難聴のお子さんがおられるかた、どんなことでも結構ですのでお話を聞かせていただけたら嬉しく思います。
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小児科あるいは産科で受けた検査はおそらくAABRだと思います。右耳に関しては2回連続でreferなんですよね。生後間もない時期は中耳に羊水が残っているために反応の出が悪い場合があります。外耳道の状況を確認して,鼓膜がきれいに見ることができるか,中耳に貯留液が残っていないかを視認した上で,ABRを取れば良いと思います。大きな音に反応があると言って,放置すると逆に軽い難聴を見逃すこともあります。難聴は早く発見し,適切な補聴手段を行い,適切な教育を受ければ,障害とは思えないほどに成長します。だからこそ,スクリーニングを行い早期での発見に務めています。 殺生なことを言っているのかも知れませんが,できるだけ早く大きな病院,またはお近くの聾学校を訪ねてみてください。そこで適切な検査を受けられる場所を紹介してもらったらよいと思います。 仮に難聴としても,今は難聴は十二分に教育的に処遇ができる障害です。一側性難聴=左耳は聞こえるけど,右耳は聞こえにくいという難聴もあります。 どちらにしろ,AABRでは正確な聴力が分かりません。ぜひ耳鼻科専門医がいる病院での再検査をお受けになって下さい。 またABRではなく,ASSRという検査があります。これは聴力が正常なお子さんの聴力はうまく描けませんが,ABRより情報を多く得られる可能性があります。お近くの耳鼻科でASSRをお持ちの耳鼻科をお尋ねになるべきかと思います。 もしご質問の方の住所が分かれば,いくべき病院もお教えできるのですが,このシステムでは残念ながら無理ですね。あるいは参考URLから私をたどってみてください。
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こんにちは。 参考になるかどうか分かりませんが一応書いてみます。 私には1歳3ヶ月になる双子の子供がいます。それから私の弟には1歳8ヶ月になる息子がいます。ウチの双子は健聴で、弟の子は難聴です(どんなレベルかはよく知りません)。 ウチの子供達に関してですが、32週で早産しNICUに約1ヶ月半入院していました。その間にABRを受けましたが、両耳とも二人ともリファーだったので退院間近に再度ABRを受け、今度は二人とも両耳ともパスでした。1歳3ヶ月現在、聴こえに何の問題もありません。 一方、弟の子は予定日より2週間早く生まれましたが、体重もあり全く問題はありませんでした。ただ入院中のABRが両耳ともリファー、再検査もやはりリファー。3ヶ月になった頃に耳鼻科の検査(もう少し精密なもの)で難聴の可能性が高いと診断されました。 ABRは聞こえていることによって生じる赤ちゃんの脳波の変化を読みとっていますから、聞こえているのに反応しない(=脳の未熟性...新生児にはありがち)ことはあっても、聞こえていないのに反応するということはまずあり得ないと思います。なので、一度でもパスが出た左耳は大丈夫と考えていいと思いますよ。 http://www.jaog.or.jp/JAPANESE/jigyo/boshi/Hearing0312.htm ↑にも、自動ABRではfalse negative(偽陰性=聞こえていないのにパスすること)は「3年間に1人の見逃しに相当する」と記載されています。つまり「ないに等しい」ということですね。 右耳に関しても耳鼻科で精密検査を受けたら異常なしである可能性も十分あります。ABRは異常を拾いすぎ、取り込みすぎ。という評価が結構聞かれますから。 http://www.rougakkou.com/medical/med06.html 赤ちゃんのお耳、聞こえていますように。
お礼
お忙しい中お返事有難うございました。1度でもパスした左耳と大きな音にモロー反射するわが子を信じ、(私自身への慰めかもしれませんが)、来週の再検査に望もうと思います。とても心強いお返事で元気が出てきました。本当に有難うございました。
- butterfly33
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医療従事者です。 研修医時代に産科でABRを担当したことがあります。 ABRに限らず、聴力検査を行う場合、 赤ちゃんが少し起きていたりしても、 正しい計測ができません。 限られた時間の中でこのような検査を行った場合、 正しい結果が得られないこともあります。 そこで、2次検査へ…、となってしまいますが、 実際に先天性の難聴と診断されるのは、 1000人に1~2人、そのうち半数はハイリスク児といわれています。 このことから考えると、スクリーニングで要精密検査、となっても、 そこで陽性と判定される児はかなり少ないと考えられます。 あまり心配しすぎることなく、 早めに耳鼻科受診されることをお勧めします。 ご参考まで。
お礼
専門家の方のお返事、大変嬉しく思います。わが子はハイリスク児ではなかったものの、36週で2700gの早産で、プールの中で破水したので感染など気になっていました。お言葉を励みに再検査を受けてきます。ありがとうございました。
お礼
しばらくばたばたしていたのでお礼がすっかり遅くなってしまい申し訳ありません。 専門の方のお話を頂きとても心強く思います。 兵庫県立こども病院で6月に精密検査をすることになりました。いまはまだ小さいので鼓膜が見えないようです。 それまで不安はつきませんが娘と一緒に頑張りますね。 ありがとうございます。 またHPよりお邪魔させていただくかもしれませんが宜しくお願いします。