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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:歯の移植について)

歯の移植に関するリスクとメリット

このQ&Aのポイント
  • 歯の移植のリスクとメリットについて、医師からの勧めや根吸収の問題について不安を抱いています。
  • 移植によるブリッジではなく、移植手術が推奨される理由とは何なのか、今後のリスクについて知りたいです。
  • 以前歯医者で働いていた経験から、患者と医師の話には違いがあり、不安を感じています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Satchan_
  • ベストアンサー率80% (17/21)
回答No.1

>根が吸収されるということは、どのようなことになるのでしょうか? 専門的ですが・・・ 歯根の置換性吸収と炎症性吸収があります。 置換性吸収・・・これは健全な歯根膜が存在しない歯根と骨組織が接している場合、歯が骨組織に置き換わってしまいます。(アンキローシス) 炎症性吸収・・・これは同じく歯根膜が存在しない歯根面と歯肉結合組織が接しているときに歯根が吸収され軟組織で満たされるようになります。この場合はひどくなると歯の付着が失われてしまいます。 これらの吸収が起きても一過性の場合、局所的な場合では、必ずしも理想的な移植とはなりませんが、許容範囲内とされることがあります。成功に近いといえるでしょう。予後についても歯の生存率は高く、抜歯せずに済みます。 しかし、"進行性"の置換性吸収・炎症性吸収の場合では歯根の吸収が激しく近いうちに抜歯となってしまいます。 統計によって幾分ばらつきもあるのですが、歯根吸収が起こらず生着する成功率は50%程度・また一過性・局所的な歯根吸収が見られるものの抜歯せずにすむものも含めると(生存率)70%以上と聞いています。

himesamajoy
質問者

補足

初めまして。 このたびは、ご丁寧なご回答を下さり、本当にありがとうございました。 まだ理解できない点がございますので、恐れ入りますが、教えていただけないでしょうか。 >歯根が吸収され軟組織で満たされるようになります。この場合はひどくなると歯の付着が失われてしまいます。 これらの吸収が起きても一過性の場合、局所的な場合では、必ずしも理想的な移植とはなりませんが、許容範囲内とされることがあります。成功に近いといえるでしょう。予後についても歯の生存率は高く、抜歯せずに済みます。 しかし、"進行性"の置換性吸収・炎症性吸収の場合では歯根の吸収が激しく近いうちに抜歯となってしまいます。 こちらの内容ですが、許容範囲内とされる・・・とはどういうことでしょうか? 進行性の場合、抜歯をしなければならないということは、最終的には、リスクを考えると、初めからブリッジにした方がベターなのでしょうか? 最終判断を委ねられているようですが、非常に難しい問題で困っております。 何卒、よろしくお願致します。

その他の回答 (3)

  • kunijirou
  • ベストアンサー率26% (8/30)
回答No.4

国次郎です  回答に対する補足が入っていることに気が付きましたのでご返事します。  残念ですが、ここは公開の場所ですので技術の無償公開は控えさせていただきます。診断に関しても手術の成功率向上策につきましても多くの代償と引き換えに発見、開発してきたものです。ごめんなさいね。その先生も独自の技術をお持ちなのでしょう。何人もやってるとのことですから移植に付随するほとんどの問題点はクリヤーされていると思います。昨日も移植術を行いましたが痛みも腫れも起きません。いつもそうです。

himesamajoy
質問者

お礼

こんにちは。 お礼が遅くなり、大変申し訳ございませんでした。 私事ではありますが、15日に引越しをしまして、毎日、片付けに追われておりました。 約1ヶ月ぶりぐらいに PCを開いてみましたら、ご丁寧にお返事を頂戴しておりましたのを、今、拝見させていただきました。 おっしゃる通りでございます。 本当にいろいろと相談に載ってくださり、ありがとうございました。 その先生を信じて、やっていただこうと言っております。 国次郎先生のお言葉が、どれだけに不安を取り除かせていただけたことか、本当に感謝しております。 ありがとうございました。

  • Satchan_
  • ベストアンサー率80% (17/21)
回答No.3

#2さんのように、臨床では実際にはうまくいくことが多いようですね。大変参考になりました。 そして私は臨床家でなく、説明も分かりにくく失礼しました。 図があればもっと理解しやすかったとは思いましたが、そういうわけにもいかないので・・・。 私が成功(率)と言いましたのは、移植後でも病理的に問題(異常)がないという意味で使いました。でも病理組織学的に少しぐらい異常があっても、移植歯の予後に大きく左右しなければ成功の範疇に入れても良いという考え方もあります。そういうことで、移植歯の予後が良いものを含めた場合を生存(率)・許容範囲というように表現いたしました。 許容範囲内の具体的内容は一過性の置換性吸収、一過性の炎症性吸収、メンテナンス可能な付着の喪失、歯根膜腔の減少などの進行性病変とは考えにくいもので、先に言いましたように予後を大きく左右しないものです。 確率的な要素もありますが、移植じたいの成功率が高いことなどや歯の寿命、隣接歯の負担のことを考えた場合では、移植の方が優れていると思います。あくまで一般人としての意見としてご承知ください。

himesamajoy
質問者

お礼

かえってお手間を取らせてしまい、大変申し訳ございませんでした。 今回の疑問点について、大変勉強させていただき、光栄に存じます。 今後の知識にあたり、自分にとって非常にプラスになりました。 本当にありがとうございました。 又よろしくお願致します。

  • kunijirou
  • ベストアンサー率26% (8/30)
回答No.2

こんにちは、移植、再植、歯根膜再生をすでに1000症例前後行っています。  独自の術式で行っていますので、比較できるかどうか解りませんが移植に関しては成功率100%です。 10年以上の経過をみても吸収など起こったことがありません。ただしインプラントに比べて何倍も難しく技量に関しても才能がないとできないと思います。きっと素晴らしい先生なのでしょう。  発生しうる危険については説明義務があるので吸収の危険を話されたのでしょうが、私のまわりでは失敗した先生はいません。  私も極力ブリッジを避けています。歯冠長の短い症例では常に片方脱離による二次カリエスの危険もあります。

himesamajoy
質問者

お礼

初めまして。 お忙しいお時間の中、ご丁寧にご説明くださいまして、本当にありがとうございました。 とっても安心致しました。 こちらの先生は、私の友達の衛生士を紹介したつながりがございまして(以前先生からオファーがありましたが、私は別の所に勤めていた関係で友達を推薦した次弟です。)その頃、毎週土曜日になると、必ず終わったあとに、みんなで勉強会をするといっておりました。 お夕飯を出してもらいながら、みんなで意見を交換し合い、勉強を共有する・・・ そのため、私もこの先生にいつも定期検診等診ていただいておりますが、例えば、インレーをCRに詰め直してくださったり(本人合意の上)、過去に左上4のカリエスで、女の子だからと、見た目を重視し、できるだけ歯冠を残しましょうということで、表面はできるだけ残して、アンレーでやっていただきましたし、最終的には、金属色が表面に目立ってきてしまったために、3年くらい経った昨年、セラミックに変えました。 ご夫婦で先生をやられておりますが、常に患者さんの立場になり、歯周病患者さんについては、パントモではなく、10枚法を撮られておりますし、RCFもきちんとしてくださる(他院で中途半端なRCFでやり直しされた友達もいました。)ので、とっても安心して任せられる先生だと思っております。 いつも混んでいることも、そこに現れているのではないかと・・・ それでも、今回の件に関しましては、非常に不安がありましたが、先生の素晴らしい技術の結果を拝見させていただき、とても安心感がありました。 ありがとうございました。 参考にさせていただきます。

himesamajoy
質問者

補足

おはようございます。 本来ならば、解決をしたということで、ポイントをつけてさしあげなければならないのですが、最後に一つだけ、お伺いしても宜しいでしょうか。 どのような方法で移植をするのでしょうか? 勿論歯のない所に植えるわけですから、痛み、腫れ、副作用、などなど、何か心配される点などはないのでしょうか? お願いする院長は、自ら、「何人もやっているけど、自信あるよ。」って、おっしゃっていたそうです。 確かに、kunijirou先生のおっしゃるとおり、本当にこの先生も、素晴らしい先生なのだと思います。 でも、歯医者に勤めていたときには、まだ未体験のことなので、家族が移植をすることに、不安材料がたくさん・・・ まだまだ根治の歯を何本か治療中なので、この移植は、最後になるのでしょうか? 移植後の経過は、どのくらい経てば、成功といえるのでしょうか? いろいろとkunijirou先生の術式の範囲内で結構ですので、お手数ですが、お手すきの時に教えてはいただけませんでしょうか? 一つの方法として、知っておきたいので、どうぞよろしくお願致します。

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