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高効率変圧器の省エネ効果
高効率変圧器の省エネ試算をしたいのですが、どのような計算方法か 御教授願います。 例 油入3φ500KVAをトップランナータイプの同容量に更新した場合の 年間の電力削減量です。 よろしくお願いします。
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#1の追記 >●トランスの年間稼働時間:24h×365day 平均負荷40%として200KVA >●既存トランスの容量:油入3Φ500KVA 銅損:6000W 鉄損:2270W >●新トランスの容量:油入3Φ500KVA 銅損、鉄損は不明なのでトップランナー基準エネルギー消費効率500KVAでE=23.8S^0.653 ●平均負荷は40%とあるが、銅損は負荷の自乗に比例する事と負荷がバラツク事を考慮し、銅損計算は負荷50%で計算します。 ●500KVAでE=23.8S^0.653 は鉄損230W(下記URL 3Pより)と全負荷銅損4700Wと推定します ● 既存トランスの損失 2270W+6000W*0.5^2=3.77kw ● 新トランスの損失 220W+4700W*0.5^2=1.39kw ● 更新での削減電力 (3.77-1.39)=2.38kw ● 年間省エネ (365*24)*(3.77-1.39)=20,800kwh ● 電力料金は契約で異なるが、単価は10円/kwhと仮定、最大電力の削減を含め効果は 25万円/年程度です。 注意事項 #2さんの説明にもありますが 1)変圧器の損失は銅損が負荷の自乗に関係し、単純平均では大きな誤差が出ます、負荷率毎の時間分布を求め計算ください 2)トランスは単なる更新では投資回収できません 更新の必要性、負荷の統合、容量の適正化を含め検討が必要です。 3)ピーク負荷が大きく、トランスの容量が大きいのであれば、デマンド制御などでピークの削減で契約電力を低減の可能性?、トランスも小型化が可能で投資も少なくてすみます。 4)貴社の契約での単価で計算ください まとめ トランスの更新のみで省エネの投資回収は難しく、総合的に検討が必要です。頑張ってください。
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- GTAC
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省エネルギーセンターのHPに計算例が載っていますので参考にしてください。 なお、省エネセンターでは無料で省エネ診断をしてくれます(限界はあるが) この例ですと、稼働率40%では変圧器を最大効率で使用することが出来ません。 ピーク対策を行い、変圧器容量自体を下げる対策を行うか、変圧器を2台として常用1台とするか、費用対効果で決定することとなります。 いずれにしろ、一般的には変圧器の省エネだけでは変圧器を更新する費用は捻出できません。これを機会に負荷全体を見直してみることが必要です。 また変圧器の省エネを考えるときには季節変動、昼夜変動も考慮した精密な計算をしないと正確な効果が見積もれません。
- mermaid2004
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●電力の削減を計算するには次のデーターが必要です ●トランスの年間稼働時間、平均負荷KVA ●既存トランスの容量と銅損、鉄損 ●新トランスの容量と銅損、鉄損 ●トランスには負荷に関わらず必要な鉄損、負荷の自乗に比例する銅損があり、トランスの損失計算にはトランスの性能と負荷の状態が分からないと計算できません。 まとめ 上記の内容を記述し、質問をお願いします。
補足
●トランスの年間稼働時間:24h×365day 平均負荷40%として200KVA ●既存トランスの容量:油入3Φ500KVA 銅損:6000W 鉄損:2270W ●新トランスの容量:油入3Φ500KVA 銅損、鉄損は不明なのでトップランナー基準エネルギー消費効率500KVAでE=23.8S^0.653 これでよろしいですか?お願いします。