No.4の回答の続きです。
結局、日本には本格的なリストラ文化は根付いていないというのが、結論です。
ビジネスマンは肩たたきして会社から追い出すことができますが、役人に
肩たたきすれば、天下りするだけの結果となります。
これがよくないというのは以前からわかっていたのですが、今までの対策では
改善が進まず、かえって別の組織に数年身を寄せてから、天下りするといった
巧妙なようなケース(防衛施設庁の天下り問題の手口です)まで、出てきました。
ようやく、天下り問題を根本から改善するには、早期退職を止めるしかない
という結論が見えてきたわけです。
ところが、リストラせずに人員を削減するには、新規雇用を減らすしかあり
ません。現在、政府はその方向で動いています。
人員の増加が必要な部門に対しては、基本的には別の役所から移動させて対応
するようです。
>あるというのになぜマスコミはニュージーランドみたいに役人を全員首に
>しないのかと首相に質問しなかったのか。
大事な質問に答えていなかったですね。
この回答は、マスコミと役人が裏でつながっているからです。
その裏の舞台の名は、記者クラブといいます。
マスコミは役所が主催している記者クラブに所属して、報道するニュースの
ネタをもらっているのです。
もしマスコミが役人を首にするようなことを大々的に推進すれば、そのマスコミ
関係者は記者クラブから追い出され、取材情報を失ってしまいます。
マスコミは決して正義の味方ではありません。
自分たちの既得権益に関わることには、極めて消極的であり、この点に関して
いえば、政治家や役人と同じ穴のむじなです。
もっと勉強して、賢くなりましょう。
お礼
ありがとうございました。 日本人の性格ですかね。江戸時代 下級の侍は傘張りをして生活してたのに 幕府を倒すまで相当時間がかかりましたね。