- ベストアンサー
構造改革とは
なぜ小泉首相が構造改革をすると言った時マスコミは 役人を全員首にするのですかと質問しなかったのか。 役人の数は仕事の量に関係なく一定の割合で増えていくと言う。そして拡大は複雑化を意味し、複雑化は腐敗を意味すると言う。パーキンソンの法則があるではないか。インターネットに1週間に1度ぐらいしか見れないので御礼が遅れると思います。宜しく御願い致します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
鋭い指摘です。 そこで端的に答えます。 そもそもリーダーシップとはそのリーダーの潜在意識に内在する 「時間意識の長短」によって決まります。 日本という国家の形態を取る組織の場合は少なくとも 30~50年ぐらいの幅の時間意識は必要なのですがその 時間意識の幅が田中角栄以後、どんどん短期化していて 今日の政治経済の壊滅的破綻状況を生んでいるのです。 またこのリーダーの時間意識の短期化(リーダーシップの劣化)は 政治にとどまらず、経済界(特に公的なものに近いほど) マスコミ界、学界までしだいにリンクしていきます。 そこで質問への答ですが 小泉首相の時間意識そのものが低く構造改革といっても 戦後さらに言えば、明治新政府以来の行政機構である官僚機構の 抜本改革など思いもよらず、 またマスコミも(もちろん野党も)その不毛性など想像も 出来ないところにあります。 短期的に言えば役人機構を巻き込んだ構造改革は20年ほど前の 中曽根内閣のとき「行政改革」として大々的にやるポーズだけを 見せましたが、結局は骨抜きのまま終わりました。 土光さんもきれいに中曽根にだまされて首をかしげながら 死んでしまっています。 小泉さんにそれ(役人のリストラのような抜本改革)を問いただせば、 おそらくぽかんとして、行政改革は中曽根の時に済んだとでも 答えるでしょう。 マスコミも同じ事情です。長い時間意識を持つ本物は主流から 外されるか、自ら別の世界に去っているかです。
その他の回答 (2)
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
パーキンソンの法則がどうであれ、近代政府において 官僚は必須の存在です。 会社で、正社員なしで経営ができるかどうか考えれば、 自ずからわかるかと思います。 また、役人の首を切れば、彼らは失業者となります。 退職金や再就職の話もせずに、いきなり退職とは、 民間でもありえない話です。 次に小泉政権の主目的は、あくまで郵政民営化です。 他にもやりたいことはいくらもあるでしょうが、道路 公団改革を見てもわかるように、郵政民営化以外に ついては既成勢力と妥協を重ねています。 しかし、経営不振の会社にリストラが必要なように、 中央官庁の人員削減は財政面から見ても避けられない 課題かと思われます。 これについては、三位一体改革と平行して話が進んで いる地方分権との絡みとなってくるでしょうね。 郵政改革もまだどうなるか分からない段階では、小泉 政権はここに手をつけることは、まずありえないでしょう。 小泉首相は、世間で言われるほどバカではありません。 無駄に敵を増やし、本命の郵政改革を潰すような動き は、まずしないでしょう。 郵政改革の進展次第ですが、中央官庁の人員削減につい ては、おそらく次期政権の課題になるかと思われます。
- KimJongIl
- ベストアンサー率29% (159/536)
>役人を全員首にするのですかと質問しなかったのか。 そんな質問をして 何の意味があるんでしょう? 行政がストップしますよ。 全員首にするのはそれこそ暴力革命でも起こらない限りないでしょうな。 有りえないことを質問して、構造改革にケチを付ける意図でしょうかね? 「公務員削減は行われるのでしょうか?」と質問するのが当然でしょう。
補足
ニュージーランドでは赤字財政を解消するために 役人を全員首にした事実があるではないか。
お礼
マスコミの実態が分かりました。 有難うございました。それだからニュージーランドで赤字財政を解消するために役人を全員首にしたことを 報道しないのですね。