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フェアーな社会とは
フェアーな実力主義などと言われてきましたが、資産や地位のあるものはそれを利用してさらに有利な戦いになっており当初の理想から離れて行っている様に感じます。それは、置いておき、職業の中で一番厳しいなかで働いているのは製造業のように物を作り出す仕事だと思います。出来が悪いと返品、倒産もあり、売り上げが成績表のようです。サービス業でも同じです。しかし、銀行、公務員、病院、JR、教員など、生活必需なものは、倒産の危機がなかったり、そのサービスの良さや、効率性などをチェックする仕組みが機能してないように感じます。公務員が、半日かかって、文書をワープロで作成したとしても、本人が1時間いくらもらって働いていると知っているでしょうか。単純な作業はPCの得意な者に外注したら、どれだけ得かというように、製造業のようなコスト意識を取り入れていない所があります。中途採用が少ないので外部の意見が入りにくい環境も一因です。一時、公務員関連で働いた事があるのでその経験からそう感じます。 どんなにサービスが悪くても生徒が先生に、サービスを返品する事ができない。こうした不平等こそ、小泉内閣で改革してもらいたいのです。 ここで、不満を述べてもどうしようもない事ですが、 働き方のチェックが甘い所と厳しい所があることについて、皆さんはどうお感じになっていますか? 小さな声でも、出し続けることで世の中が変わる事を期待しています。
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- gootone
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ここGOOの質問、回答にも公務員の待遇、仕事内容に対する不満の書き込みは沢山ありますが、あなたのように冷静に分析されている方もちゃんといるのだなと思い、安心しました。 私は中小大、いろいろな企業を渡り歩いた経験があり、その経験から、ご質問の内容は銀行、公務員といった組織の体質の問題ではなく、日本の労働力全体の流動性の欠如の問題だと感じています。 極端な例で言えば、アメリカなど大統領が変われば、立法などの専門家といった、そのとりまきまで全員交代になります。 前大統領時代の誰かが残っていたりする場合もありますが、それはニュースになるくらい珍しいことです。 日本の場合、法律の専門家は役人で、その担当はいつも変わらないので、国会議員や総理大臣が変わっても、何も変わらず、総理と言えども専門知識がないので、役人の言うがままだったわけです。 >こうした不平等こそ、小泉内閣で改革してもらいたいのです。 功の方向に向かっているか分かりませんが、少なくとも小泉さんの時代になってから、その面の改革は徐々に進めれていると思います。 例えば >どんなにサービスが悪くても生徒が先生に、サービスを返品する事ができない。 現在、全国の公立高校が学区制廃止の方向で動いています。今までは、隣町の公立高校がいいと聞いても、引越しをしない限りその高校へは行けませんでしたが、これからは違います。教え方の悪い先生、公立高校は自然淘汰されて行きます。 東京の杉並区など一部の小中学校では、教員免許を持たない一般社会人でも、決めれた研修を受ければ先生になれる制度を実施して、教育現場の活性化を行おうとしています。
「その人にとって」フェアーな社会と「社会全体が」フェアーな社会という二つの考え方があると思います。つまりフェアーは解釈する人によって当然違いはありますが大別するとこうなるのではないか、ということです。私は後者ですが、この違いがフェアさを無くしていると感じているのではないでしょうか。