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虫歯について
虫歯の原因の1つにミュータンス菌があると思います。このミュータンス菌ですが、乳児の場合、母親などから移ると聞きました。では、移らないようにするには、乳児が何歳ぐらいまで、気をつければいいのでしょうか? 以前、2~3歳ぐらいまで、乳児へミュータンス菌が乳児へ移らなければ、3歳以後、ミュータンス菌の増加は極端に少なくなると聞いたような記憶があります。この2歳or3歳という情報は、正しいのでしょうか?
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私が知っているのは 1)成人間でのミュータンス菌の感染はほとんどみられない(夫婦や恋人関係の男女間の感染は少ない) 2)乳幼児に感染する場合、主に母親からであり、年齢で2~4歳児のころである(これ以前は乳児の虫歯治療が経験的に少ないためにデータがない) という2点です。おそらくこれらを複合させての表現ではないかと思います。またある文献では『口腔内の細菌叢(そう)が確立した以後はミュータンス菌の異常増殖が起こることはない』というものもあります。そのために、一部の国では母親の口腔内除菌を積極的にすすめる政策を取っているところもあります。 うつらないようにする…あくまでも母親や密接につながる大人の口腔内衛生です。完全に防ぐ方法はありませんし、もっと重要なのは『早めの時期からブラッシングに馴れさせる』『ベビーボトル虫歯を防ぐ』に徹し、食生活を管理することだと思いますよ。
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- mickmama
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個人差があることですがミュータンス菌は歯が生え始める頃から2歳半ぐらいの間に口の中に定着します。そこで3歳までにミュータンス菌からの感染の機会を少なくしましょうということを歯科医師会がキャンペーンしたことからこの3歳が定着した様です。 ミュータンス菌をまったく感染させないことは不可能と言って良いでしょう。また多くの病気がそうである様に発症するにはある程度の細菌数が必要です。 逆にいくら3歳まで気をつけてもその後放っておけば増加します。仕上げ磨きは8歳ぐらいまで必要とされています。 ご両親が食生活を見なおし(不規則な食生活は虫歯になりやすい環境を作る)、口の中を清潔に(虫歯はきちんと治療、歯磨きで取れない汚れや歯石は専門家にとってもらいう)しましょう。 分かりやすいパンフレットが歯科医師会に用意してある所が多いですよ。
早期のブラッシングの意義は、歯垢を極力減らしてミュータンス菌の活動を抑える意味でしょう。しかし歯石が通常のブラッシングではとれなくなる半年に一回程度は歯科医による歯石除去が大きな意義を持つことでしょう。 4歳以降はどうなるか?については想像ですが、母親との密接な結びつきが少なくなる(離乳を過ぎる)というのが新規感染が少なくなる理由ではないだろうか?と個人的には思います。自分の専門領域のことは英文文献も仕方なく目を通しますが、専門外の分野は日本語のレポートしか見ないので(不勉強)あまり詳しくは知らないのです。 ウ歯の感染症としての研究は、東京医科歯科大学のグループや国立衛生研究所の発表に目を通されれば最新のことがわかるかと思いますよ。
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ありがとうございました。参考になりました。
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ありがとうございます。ご回答に「年齢で2~4歳児のころである」とありますが、逆にいいますと、4歳以降は、ミュータンス菌は移りにくくなると言うことでしょうか? あるいは、ほぼ移らないという断定的になるのでしょうか? 習慣として、「早めの時期からブラッシングに馴れさせる」は、もちろん、補足的にミュータンス菌が少なくできるのであれば、と考えます。