十数年前になりますが、私の実家でへーベルハウスを建てました。(私は新築後そこに2年ほど住んでいました。)へーベルハウスに決定したポイントの一つはsorasorasoraさんがおっしゃっていたのと同じで遮音性(やはり二世帯住宅にしました)でした。
また、当時は両親とも家を空けることが多かったため、防火性(や防犯性)が優れていることも重視しました。
その他、当時は父が海外に居ることが多かったものですから、大手メーカーなら建築途中でこちらがいちいちチェックしていなくてももわりと安心だろう、ということもあったと思います。
実は、私は現在も賃貸の別のへーベルハウス(別に意図的に決めたわけではありませんが)に住んでいるのですが、こちらも、先に述べたように木造家屋に比べ遮音(や耐振動)性がかなり良いですし、地震の時の揺れも少ないように感じます。
一方で、弱点と思われることも少し。
まずは構造上の制約からくる問題ですが、へーベルハウスは建物の強度を得るために一定の範囲ごとに壁が必要になるため、間取りや窓の位置に制約があります。たとえば南側に広く窓を取りたくても、実際には3分の1(~半分)は壁にせざるを得ません。日当たりを重視する人の場合悔しい思いをすることになると思います。
それから水漏れの件ですが、屋上に防水ビニールを敷くことで、雨水の進入を防ぐ構造になっているためか、屋根の形状を複雑にすると、水漏れを起こしやすくなるかもしれません。(このことは私の実家でたまたま運悪くということなのかも知れませんが、新築草々の豪雨があった日に、北側の屋根が斜めになっているところから水漏れをしました。そのときのA社の対応は悪くなかったように記憶しています。その後修理されて、現在は問題ありません。)
以上、いくらかでもご参考になりましたでしょうか?
お礼
長所や短所をしてくださり大変参考になりました。ありがとうございました。