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桜は「すぐに散る」のは正しいですか?
桜はすぐに散ってしまい、いさぎよいというイメージがあります。 でも本当にそうでしょうか? 他の花に比べてすぐに散るようには思えません。 一日で散る花もありますし。 植物の花の平均的なものに比べて桜は散りやすい部類に入るのでしょうか? ソメイヨシノは二週間くらいは咲いているように思えます。 散りはじめてから散り終わるまで三日くらいかかっているようにも思えます。 よろしくお願いします。
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「いさぎよい」というのは聞いたことがないですが。 まぁ、これは私が無知なだけだと思います。 桜は散りやすい部類には入ります。ソメイヨシノなんかは少し雨が降ったり風が吹くだけで簡単に花びらが散ってしまいますから。 多分、二週間ぐらい咲いていると思われているのはひとつのつぼみを見ていないからで、実際に咲いている期間は一週間持つか持たないかです。雨に濡れればすぐに腐り始めるし。 確かにナツツバキのように朝咲いて夕方花がまるごと落ちる花もありますが、ひと月近く咲いている花だってあります。 花が咲いている期間が短いというわけではないけれど、決して長くはないですよね? ではなぜ桜が取り上げられるかと言えば、日本人にとって桜がポピュラーな樹だからではないでしょうか。 百人一首に「久方の光のどけき春の日にしづこころなく花の散るらむ」っていう歌があります。 散り急ぐ桜を惜しむ歌です。 この歌が詠まれた頃には「花=桜」と暗黙の了解になっていたぐらい、歌に詠まれていたようです。 で、もっと愛でていたいから桜の咲いている期間が短く感じる→桜はすぐ散る、となったのではないでしょうか?