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相続に関する質問(長文)
先日、妻の父親がなくなりました。 女性だけの家庭になってしまったため、今後の手続きにとまどっているようで相談されています。トラブルではありません。 遺言はありません。法定相続人は2名で、トラブルにはならないと思っています。 質問1 何から手をつければよいのか戸惑っている状態です。戸籍・除籍謄本は手配しています。相続関係図を作成しようとしていますが、自分で作れますか?内容の確認などは身内以外の誰かにしてもらうのですか?遺産分割協議書も自分で作れますか? 質問2 相続財産に不動産があります。不動産の課税評価額の算定はどういう方にお願いすべきなのでしょうか? 質問3 金融機関の口座や株式の保有状況など、完全に把握できたかどうか不安です。調査するにはどうすればいいのでしょう。 質問4 故人は個人事業者であり、法人登記はしていません。跡は娘である家内が継ぐことになります。営業権譲渡(贈与)なども発生するのでしょうか?発生するとしてその評価額の算定はどうすれば? 質問5 身内の人であれば自分で相続手続き(相続税関係の話も含めて)できるものなのでしょうか。それとも、専門家に相談して進めたほうがいいのでしょうか。相談するとすると司法書士?行政書士?税理士? 近親者の相続は初めてでわからないことだらけです。 教えていただければ幸いです。
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1. 最初にすることは、相続人間(妻と母)で不動産・預金等おおよその資産についての帰属を固めることかと考えます。遺産分割協議書はネットで書式を引っ張って来て作成することは可能ですが、不動産登記なら登記所、銀行預金については各銀行毎に要求される形式を満たす必要がある為、当事者間での遺産分割協議書は大方針についての取り決め書として位置付けて、登記・銀行預金と必要の都度個別書類を作成する方が良いと考えます。個別書類だけで手続すれば遺産分割協議書が必ずしも必須ではありません。 2. 相続土地の評価には、路線価又は固定資産税評価額を基準にしますが、居住用資産・事業用資産への減税措置などもあり、義父が事業で使っていた税理士に任せる方が無難です。相続登記だけなら書物を参考に自身で出来ないことはないですが、専門家に任せるというなら司法書士に委任します。(税理士経由での紹介は可能でしょう) 3. 事業分は前年度の個人の申告書類や帳簿で確認、個人分は家の中の通帳類や郵便で見当をつけるしかないです。銀行預金の承継は、遺産分割協議書を使うよりも銀行毎に所定の「預金相続依頼書」といった書類に、相続人全員が実印を押印して印鑑証明と除籍謄本を添付して、その銀行の預金に関してのみの帰属を決めていく、という形式を取るのが通常です。銀行が10行あれば10行分の手続を取ります。新規で銀行取引が後日判明すればその時点でもう一度アクションを起こすことになります。 4. 個人事業の規模が分りませんが、贈与ではなくあくまで相続であることと基本的には不動産の価値が前提になると考えます。前記の税理士に確認しながら進めていくことになると思います。 5. 相続人間で争いがないのであれば、事業の承継(妻の名前での事業用口座開設から仕入先・販売先への事業承継の通知、税務署への開業届け)を最優先して、それ以外の登記や預金名義変更といった手続はゆっくりと自分でやるということも十分に可能です。
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- kmasumi
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税理士に相談しましょう。 費用は、相続の内容により異なります。 私の場合、土地(4,500平米程)、相続人5人で100万円を超えるくらいが一般的と云われました。友人に頼んだので1/3以下で済みましたが。 税理士が必要な書類の指示をします。例えば、銀行残高証明、生命保険受取金など云いますので、指示される書類を用意してください。分け方等も全て教えてくれます。100頁程の相続協議書を作成してくれました。 土地に関しては、別途登記が必要となります。