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ローレライ、解説お願いします。

 最近レンタルで観ましたが、いくつか疑問が・・・ (1) 妻夫木君「パウラはなんで戦ってるんだ?」って・・・  力があるから無理矢理利用されてるんでしょ?  どう見ても、人体実験みたいにされて人権無視で政府に戦わされてる  って状況じゃないですか?  にっこり笑って「なんで?」って、無邪気すぎるというか残酷な質問ですよね。  「こいつ馬鹿?」って思ってしまいました。 (2) 最後、二人だけ生き残りますが、あんな小さな潜水艇で  水も食糧も燃料も無いのに、日本まで持つの? (3) 無事日本に着いたとして、パウラはどうなったの?  ラストの青年は二人の子供or子孫っぽいですが、  パウラは要は「国家機密」みたいなもんで、無事帰って来たからといって  自由の身にはなれないのでは?  少なくとも終戦後、戦犯者が罰せられるようになるまでは、  証拠隠滅の為に政府から狙われるような立場なのでは?  一般人を装ってひっそり暮らしたんでしょうか? 原作の方は知らないんですが、どうなってるんでしょうか?  

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  • les-min
  • ベストアンサー率41% (269/644)
回答No.3

こんにちは。。  もう十分なぐらい、他の方からよいご回答がありますが・・・お邪魔します。(うろ覚えのところもありますので頼りないですが。) 1について  原作と映画の大きな違いの一つなのですが、原作ではパウラは兄と行動を共にしていて、その兄の言動からパウラ(と兄)がなぜ戦うのかが読み手に伝わるようになっています。映画では、兄が登場しないため、見る側にパウラの心情の奥底や行動・思考がわかりにくいと思いました。 2について  #2のご回答に準じます。どうにかこうにか着いた感じでしょうか。 3について  映画でも、浅倉大佐のことを調べていた人物(軍人)が登場していたと思うのですが、原作では、あの人が、2人が日本に戻ったことを察知し、普通の生活を送ることができるよう影ながら手を尽くしたことになっています。  パウラの戸籍は当時の戸籍売買で取得したことになっています。敗戦当時の混乱期には実際にそういうことがあったようです。  映画ではそのあたりの経緯には触れられていなかったですね。  2と3については、原作ではかなり描き込まれていて、現在で終わります。折笠とパウラは結婚して子供も生まれますが、映画で描かれた青年や、当時戦場にいたアメリカ水兵に話を聞くという場面は、たぶん映画のオリジナルではなかったかと思います。  #2の方がおっしゃっているように、自分も、彼・彼女の帰る場所は日本でなければならなかったと思います。(うがった見方ですが「作品として完結するために」そうでないとイカんだろうと思います。)  映像化を前提に基本的なストーリーを作った後で、映画と原作が作られていったと聞いていますので、両方の作品が似て非なるものになるのは止むを得ないとしても・・・映画はいただけなかったです。  原作をお読みになるのがたいそうであれば、コミック版もあります。連載中でまだ始めの方ですが、かなり原作に近く(原作の展開をすっきりさせた感じ)、お勧めできます。では。

nenesann
質問者

お礼

 こんにちは^^ そうねんですよ!力のせいで国(政府)に利用されてるパウラが (パウラが、無知で権力に従順なキャラならともかく) 軍の若者たちとなんであんな短時間で和気あいあいになってしまうのか、 納得できませんでした。 もっと葛藤があったり、少しずつ心を開いて行く、とかならともかく…。  やっぱり原作が良くても映画化には期待しない方がいいですね。 ちょっと原作も読んでみようかと思います、ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • alidon
  • ベストアンサー率26% (292/1091)
回答No.2

1 え~これはナンバー1さんの回答が正しいと思います。原作の感じでは。あの映画では描き方がお馬鹿だったので「こいつ馬鹿?」に見えてしまいましたが(笑) 2 日本まで奇跡的に持ちます。 途中色々ありましたがもちました。って原作では。あの映画では描いてませんが。 3 ナンバー1さんの回答の前半が正しいかと(こればっか・笑)。 ただ、あの二人は『日本』に帰る事が必要だったのです。なんとしても。それが出来なければそのまま二人で海の藻屑となっても良いのです。『他の島で生き延びる』確かに選択肢としてはありですし、感情移入すればそれでも生きて行くのならば良しと思えますが、やはり『日本』に行く必要があるのです。明確な目的と言うわけではありませんが、二人の人生の再出発には絶対に必要です。 原作読んでめちゃくちゃに感動して映画観て思いっきり失望したくちですが(笑) いや、あの小説は映画化しろつうほうが無理ですわ。物語が長すぎる上に作品のいい所を損なわずに簡略化する方法がありません。 無理やりやればあのような結果になります。 映画みて気に入った方には申し訳ない回答ですが。。。

nenesann
質問者

お礼

こんにちは^^ うーんやっぱり映画化の際に色々削られてるんですね。 若者達が「国の為に死にたい(=生き残るのは恥)」と特攻を希望して、 上司が「生き残れ」的な事を言ってましたよね。 妻夫木君も「自分は国の為じゃなく、もっと大事な○○の為に戦ってる。 パウラはどうなの?」ってニュアンスなら納得なんですが、 アレだと「国の為に戦ってる」事に対する誇らしげな感じしか しなかったので、ほんと馬鹿みたいでした。  機会があれば原作を読んでみたいと思います、ありがとうございました。

  • deepsfx
  • ベストアンサー率48% (211/433)
回答No.1

原作読んでませんし、映画自体も期待を大きく裏切ってくれたので、ほとんど覚えていなかったりするんですが。。。 (1)について これって、もっと意識的な問題なんじゃないでしょうか??力ってったって、意識を集中しなければ出ないわけだし、いやだったらやらなきゃいい(殺されるかもしれませんが、その方がましってこともあるかと)わけで。。だからそんなにまでがんばっているのはなんで?っていう意味なのかなって思います。 (2)について 別に日本まで行かなくても、近くの島に着けばいいんじゃないかと思うんですが。。。日本に帰りたければ、そこから手段を選べば良い訳だし。。。 (3)について 戦後の日本はめちゃめちゃだった(自分の土地でさえも維持できなかった)くらいですから、ひっそりと生きていればよかったんじゃないでしょうか? 政府の人たちは、あの戦闘で全員死んでいると思っているでしょうし。。日本に帰らなくても、しばらく他の島などで生活し、それから帰っても別に良い様な気もします。

nenesann
質問者

お礼

こんにちは^^ (1)は、確かに、そういう意味での質問なら納得できるんですが、 あの演技からはそうは伝わってこなかったんですよね。 妻夫木くんの「お国の為に戦ってる」っていう誇らしげな感じしか。 演技力の問題でしょうか^^; (2)(3)、そうかもしれませんね。納得です。 ありがとうございました。

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