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自信を持って「これは面白い!」と言い切れる本はありますか?(できればミステリー)

 私は読書が好きで、ほぼ一日に一冊のペースで読んでいます。主に最近の一般的な小説を読んでいます。ジャンルは主にミステリー、SF、ホラーが多いのですが、全般的に受け付けます。  まだ25歳とはいえ、人よりも多くの本を読んできたつもりなのですが、最近ふと思い返してみたところ、本当に心の底から面白かった本が無いということに気が付きました。  参考までに、今月読んだ本を挙げます。 「赤い月照」「葉桜の季節に君を想うということ」「ミステリアス学園」「OZの迷宮」「くらのかみ」「夜市」「硝子のハンマー」「蒲生邸事件」です。 少しでも面白いと思ったのは、「赤い月照」だけでした。今月は「ミステリーの月」と決めているので、ミステリーに偏った選択になりました。  明治から昭和にかけての作品には、文句のつけようの無い作品もあるのですが、できれば現代小説で手放しで面白いと言える作品はないものかと悩んでいます。小さい頃は江戸川乱歩の「少年探偵団」を読んで、大いに満足していたのですが、年を取るとともに大抵の本では感動を味わえなくなってしまいました。  特にミステリーの分野では、失望させられることが多いのです。さきほど挙げた中で「葉桜の季節に君を想うということ」はある雑誌で、多くの批評家から絶賛されていました。しかし読んでみたところ、トリックもチープで登場人物にも魅力がなく、非常に落胆しました。  多くの方が面白いと言っている作品を楽しめない自分に問題があるのでしょうが、どなたかこんな私を救ってください。できれば平成に入ってからの作品で、自信を持って薦められる良書を一冊だけ教えてください。どんなジャンルでも結構です。  人それぞれの好みがあるのは重々承知しております。どんな作品でも必ず読みますので、「読後、数日はその作品のことばかり考えていた」ぐらい感銘を受けた作品をお待ちしております。  

みんなの回答

回答No.21

はじめまして 私のオススメは『僕と君の壊れた世界』西尾維新さんの本です ジャンル的には推理小説ですが、トリック重視の推理小説ではなく、周りの人の心境や、特徴的なキャラクター、交わされる会話などがとても魅力的です。 西尾維新さんの本はどれも素敵で「戯言シリーズ」もとてもオススメです

回答No.20

私の趣味で児童書なのですが。 はやみねかおる 「そして5人がいなくなる」 私は今ピカピカの中1(笑)なのですが、これを読んだときは4年生でした。それまでのミステリーのイメージは人がばたばた死に、探偵がそれを解決する、のようなものだったのですが、この話は少し違い、ハッピーエンドで終わるのです。それから私はミステリーにはまりました。でも、ややこしい話より単純なこの話が好きで何度も何度も読み返しました。トリックはなかなか思いつかないと思います。たぶん。 でも、やっぱりこの話のいいところは個性の強い登場人物がいることだと思っています。ミステリーではない部分の話もけっこうおもしろくて夢中になれます。さわやかな学園ものって言うのかな? おすすめです。

noname#66269
noname#66269
回答No.19

『打ち砕かれた昏睡』ジョン・ダーントン 著 /をどうぞ。    人間の心を物質化する!?という究極の現代医学ミステリーです。    http://www16.ocn.ne.jp/~aeeba/book/utikudakareta.htm

  • ranngiku
  • ベストアンサー率0% (0/3)
回答No.18

スミマセン、No.17です・・。 「親指探し」ではなく「リアル鬼ごっこ」でした・・

  • ranngiku
  • ベストアンサー率0% (0/3)
回答No.17

親友が言っていたんですが、山田 悠介さんの本が面白いらしいですよ。 映画にもなったことがあるらしいですが・・。 チラッと読んで面白かったのが「親指探し」と「スイッチを押すとき」です。(漢字やタイトルが間違っていたらゴメンナサイ・・)

noname#24152
noname#24152
回答No.16

qwer_tyuさん、こんにちは。 私のお勧めの本は、ノンフィクションなのですが、広瀬隆さんの著作で、 「億万長者はハリウッドを殺す」と、「ロマノフ家の黄金 ロシア大財閥の復活」、「赤い盾 ロスチャイルドの謎」は、 事実は小説より奇なり、ミステリーを読み進めていくような興奮がある、と言われていて、面白いと思います。 ノンフィクションだという事を考えると、暗い気持ちになる部分もありますけど。 やっぱりミステリーでなければ、という事なら済みません。m(__)m

参考URL:
http://www.interq.or.jp/rock/ff67/hirose/books/books.html
noname#155689
noname#155689
回答No.15

> 「葉桜の季節に君を想うということ」は(中略)非常に落胆しました。 なるほど。 では、私は賭けに出ようかな。 ●グレッグ・イーガン著「宇宙消失」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488711014/249-6512389-8157914 既出のお薦め作品とは全く異なるタイプの小説です。 読み手を選びます。 ミステリーの体裁をとっていますが、バリバリのハードSFです。 ハードSFって、理系の知識がないと楽しめないような感じがありますし 確かにこの作品も先端科学に精通していた方が楽しめるのでしょうが それでも、この文系の私が初めて心底ハマってしまったSF作品なんです。 人物描写や結末が弱いという批判もありますが 設定とトリックが凄いですよ。 でも、それ以上にイーガンは哲学小説として素晴らしいと思います。 テクノロジー系に自身のない方は短編集から入った方がイイかも知れません。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415011451X/qid=1142765486/sr=1-4/ref=sr_1_2_4/249-6512389-8157914 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150113378/qid=1142765486/sr=1-7/ref=sr_1_2_7/249-6512389-8157914 私は子供の頃からミステリーが大好きで 一方SFってのは何か子供っぽくて好きになれませんでしたが イーガンやJ.P.ホーガンやテッド・チャンを知ってからは ミステリーが子供っぽく思えて・・・ 叙述モノなんて、本当バカバカしくて・・・ まあ、仰る通り、人それぞれなんですけどね。

qwer_tyu
質問者

補足

 回答ありがとうござます。  イーガン、チャンの短編集は読みました。たしかに面白いと思います。ただ残念なことに、私の脳ではかなりの部分の専門知識が理解できずに、肝心のオチが読み取れなかったことが多々ありました。これは完全に私の方の落ち度なのですが…  そのため「順列都市」や「宇宙消失」などの長編を読む気力がなかなか沸かずに未だに読んでおりません。これを機会にそれらの書にも目を通したいと思います。ありがとうございました。  

  • FREESOFT
  • ベストアンサー率6% (4/66)
回答No.14

No.13について補足。 『カーニバル』の前に、まず『コズミック』 『ジョーカー』 を読んだ方がいいかも。

  • FREESOFT
  • ベストアンサー率6% (4/66)
回答No.13

夢野久作(ゆめの・きゅうさく)  『ドグラ・マグラ』(上)(下) 角川文庫 “これを読む者は、一度は精神に異常をきたす” “日本一幻魔怪奇の本格探偵小説” とされ、 『虚無への供物』 『黒死館殺人事件』 と共に 「日本ミステリ三大奇書」のひとつに数えられる作品。 マジでヤバイです、この本は。 読み終わった時、本当におかしくなってしまいそうでした。 しかも三日経っても、「余韻」が残っていて、 思い出すたびにおかしくなりそうでした。 これは心臓の弱いひとや精神の弱い人にはオススメできません。 文章は上から下までぎっちり詰まってます。 さらに著者は福岡生まれで、方言がところどころ使われており、読むのに時間がかかります。 私の場合は2ヶ月ぐらいかかりました。 しかしだからこそ、読み終わったとき、「オレはこの本を読んだ!」と実感がわきます。 最後まで読み終わったとき、今まで読んできた文章が何だったのか全てわかります。「巻頭歌」の意味も。 これは強烈な読書体験になります。 清涼院流水(せいりょういん・りゅうすい)  『カーニバル』 全五巻 講談社文庫 すいません。この本の魅力を書きたかったのですが、うまくまとめられそうにありません。 amaazon.co.jp で検索して、レビューを読んでみてください。

qwer_tyu
質問者

補足

 回答ありがとうございます。  実は「ドグラマグラ」については、大学一年の頃に読んで途中で読むのを断念しました。独特の文体が読みづらいうえに、あの量ですので…。それっきり記憶の彼方へと遣ってしまっていたのですが、FREESOFTさんの投稿を読んで、また意欲が沸いてきました。  清涼院流水氏の作品はまったく読んだことがありません。名前は度々目にするので、一度読んでみます。

  • shambala
  • ベストアンサー率33% (145/439)
回答No.12

私が面白いと思ったのは 『レベル7』宮部みゆき著 『龍は眠る』 『魔術はささやく』 『模倣犯』全5巻なので読み応えがあります。 映画にもなったので読んでるかもしれませんが・・・。 わたしは宮部氏のタダのミステリーでは無いヒューマンドラマ的な内容が好きです。 『新宿鮫』シリーズ 大沢在昌著 『天使の牙』 『天使の爪』

qwer_tyu
質問者

補足

回答ありがとうございます。 宮部氏の作品を推す方が多いですね。「レベル7」は数年前に読んだのですが、ラストで落胆したような記憶があります…。私の読み方がまずかったのかもしれませんが。その他の作品は未読ですので、とりあえず「模倣犯」を読んでみようと思います。 大沢氏は下のほうでsyohjiさんも薦めてくださっていますので、ぜひ読んでみようと思います。

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