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護身術
何か身につけたいと思っているのですが、どんなものがいいですか?
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Gです。 私にもこの三つについて書かせてくださいね。 >(1)精神的・肉体的強化 これは私には今の日本の武道・格闘技で本当にこの二つを一緒に教えてくれるところを見つけるのは非常に難しいと思います。 非常に残念な事です。 護身術での精神的・肉体的強化はまったく違う観念から訓練をします。 まったく違う観念と言う事は護身術に必要な精神的・肉体的強化と言う事はどういうことなのか、分からないと無理だと言う事でもあります。 今の日本での武道・格闘技で確かにスポーツ的精神的・肉体的強化はアスレチックトレーニングの視点から見ても良く出来ていると思います。 しかし、あくまでも「運動神経の素質を持った人」に対してのトレーニングとしか思えません。 スポーツ的である以上それは仕方ない事で私がとやかく言うことではありません。 なぜなら私はスポーツとしての武道・武術・格闘技と言うものをまったくのスポーツと見ているからです。 つまり、ボクシングの変形とまでいえると思います。 しかし、昔からの武道・武術として教えているところはスポーツ的肉体的強化をしていません。 なぜなら、実践的要素をまったく無視したトレーニングをしているからなのです。 護身術での精神的・肉体的強化とは自分を守るための全ての精神力と体力を持たせるトレーニングをしなくてはならないのです。 しかも、運動神経の素質があるかどうかはまったく関係ありません。 人間誰もが使える護身術、を教えなくてはならないからですね。 50kgあるかないかの体で相手からの攻撃を防ぎ(もちろん攻撃される前でもありますし攻撃されてからでもあります)、一度しかないかもしれない反撃するタイミングを見極める事を教えなくてはならないのです。 (2)危険な状況においての落ち着いた対処法の取得 これは全ての危険性への可能性に対する知識も含みます。 護身術に精神的・肉体的強化のほかに知識と言うものがどれだけ大切な事なのか、どれだけの知識の広さと深さを生徒に教える事が出来るのか、を知らないで、薄っぺらい知識のもとでは、いくら自分が護身術が出来てもそれを生徒に「身につける」技術をも持っていなくてはインターネットや本を呼んで自分では知っていると思い込んでいるのと同じなのです。 教える事の難しさは私は身にしみて知っているつもりです。 しかし、知らないで教えるような事は私としては出来ません。 無責任この上ないと言う事になります。 これは、(3)につながる事なのです。 (3)一種の自信にしたい 自信の怖さを知ってください。 自信と実力とはまったく関係ないものなのです。 この自信と言うものを相手に一瞬にして作りあげる事が護身術のひとつであると言う事を知ればこの事が分かると思います。 なぜなら、自信が隙を無意識に作ると言う事が上に書いた「精神力強化の必要性」のひとつなのです。 自分にはできないと言う非自信が自分の護身術のレベルを高めるトレーニングを常に欲し、一度しかないかもしれない反撃の有効性を100%まであげる意思にもつながるわけです。 つまり、自信とは「自分でももっとできるようになる」と言う事であって、「できるんだ」に頼る護身術はありえないと教えてくれるところを探さなくてはならないと言う事でもあります。 自信は言い換えると「自殺行為」につながる可能性をたくさん持っているということなのです。 これを教えてもらえなかった有段者がいかに実践において有段者としての実力を発揮できず一人の相手にいとも簡単に殺されたり重傷を負うことになるわけなのです。 昨日より今日、今日より明日、がより良くなるように自分を護身術訓練をする必要があるわけですね。 そうする事でいつか必ず、ナイフや拳銃を使った攻撃に対しても、そして複数の相手に対しても自分もそして一緒にいる人をも守れる護身術が身につくことになるのです。 そして私の弟子でこのカテで質問した人を教えた人がナイフを持った複数の相手から一度は人を救えた人が去年殺されてしまいました。 その人自身でも何百人もの人の命を使える護身術を教える事が出来たのです。 それだけ、護身術とは無責任な事を教えられないものなのです。 だからこそ、私は自称護身術教師がこのカテでも、アメリカ全国でも使えない護身術を教えて「生徒に要らぬ自信」を植え付けるような言動に対して「怒り」とも言える感情を持つわけです。 自信を持ってはいけないという前に、自信を植え付けるような教えは無責任以上のものであるし、教えた人の命を教えたから短くする、と言う事への認識がどれだけ大切なものなのか、そして、去年の末にどれだけ私を精神的にどん底に陥れたかどうぞ分かってください。
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- salem7
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僕は合気をやったことがないのでわかりませんが、僕の師範は 「合気はよほどセンスがないと無理だ、何十年もやってやっと身につく」 と、patofuさんと同じような意見でした。 君子危うきに近寄らず。 多くの武道の極意としても、闘わないことを最上に持ってきている。 この二つの意見には僕も同意です。 逃げるが勝ち、逃走が一番の護身だと思います。 合気なり空手なり、習わないよりは習っていた方が護身にはなります。 やりたいのをやればいんじゃないでしょうか? ちなみに、僕は柔道がいいんじゃないかと思います。 空手なんかだと一撃で倒せれば別ですが、余程熟練しない限り実際そんなうまくいかないと思うんです。 それくらいなら下手糞でも死ぬ気で投げて、あとはさっさと逃げてしまうのがベストなんじゃないかなぁと思ってます。
お礼
ありがとうございました。柔道やってる(或いはやってた)方って、カッコイイですよね!
- iyann
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個人的には空手がいいと思います。 けっこう空手を護身術を習っている人が多いし、 格闘技などの中では一番習いやすいと思いますし。
お礼
空手もイイですね!筋力もつきますし、一石二鳥ですね。此方の方も視野に入れたいと思います。ありがとうございました!
- patofu
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合気道はダメです。 投げられるのは、投げられることに慣れた人だけです。つまり、合気道をやっている人にしかききません。 一般人に決まるまで極めるにはウン十年かかりますよ。それまで誰にも襲われなければいいですけどね。 護身術とは特別な技術と思っていらっしゃるようですが、そうではありません。 大声を出す。走って逃げる。金的を蹴る。爪を立てる。噛み付く。 これらはとても有効で、しかも技術はいりません。ま、度胸はいりますが。 それよりも、襲われるような危険から遠ざかるように努めたほうが、はるかに効率的で効果的です。 万が一のために、とおっしゃるかもしれませんが、 襲われたら、その危険を回避できるかどうかは五分五分でしょう。これで確率は二万分の一。 それよりも万が一を百万が一になるように、「君子危うしに近づかず」の精神を持っていれば、確率は1/1000000になりますよ。 それに、多くの武道の極意としても、闘わないことを最上に持ってきていますしね。 質問が具体性に欠くので、一般論としてはこんな感じです。
お礼
そういえば以前、格闘技をやっている方にも同じような事を聞いたことがあります。護身術は相手を倒すのではなく、あくまでも逃げる為の+αに過ぎないと。まあ、時間はかかっても良いんですけどね。そうですか・・・。ありがとうございました。
- izu22
- ベストアンサー率19% (57/299)
合気道がいいんじゃないすか? それなりに大きい町なら絶対に教室はあるし、警察も護身術として取り入れてますし。
お礼
そうですね・・・。一応それも視野に考えておこうと思います。ありがとうございました!
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お礼
丁寧且つ親切なご意見をありがとうございました。