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オートマチック拳銃(モデルガン) バレル・ストップとは
小林宏明のGUN講座―ミステリーが語る銃の世界 ISBN4-7678-0158-3 という本の中で、グロックの解説に「バレル・ストップ」というパーツ名が出てくる(P.84)のですが、それがどのようなものでどのような働きをするものなのかわかりません。教えてください。できれば参考になるウェブサイトを教えていただけるとありがたいです。
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No.1です。 その本を読んでみました。それでやっと分かりました! それは「バレル・ストップ」ではなく、多分、「ロッキング・スライド」または「スライド・ロック」と呼ばれているパーツのことだと思います。スライドがフレームから外れるのを止めている、つまり、フィールド・ストリップ(通常分解)の際に、これを押し下げてスライドを外すためのものです。トリガーの斜め上の小さなポッチです。 ※下記の参照URLでいうと、21番のパーツです。 http://justglocks.com/products2.html これは通常「スライド・リリース・レバー」と呼ばれていて、ほとんどのオートマチック・ハンドガンに存在しますが、グロックのものは特に小さいので操作には苦労します。一番操作が簡単なのは、ベレッタ92Fですが、簡単すぎて、相手ともみ合っている内にスライドを外されてしまうなんて事も実際に起きているようです。一長一短ですね。また、ワルサーPPKなどはトリガーガードがロッキング・スライドを兼ねていますし、M1911ガバメント系ではスライド・ストップが兼ねています。 http://www.sarca.it/spareparts/96.htm http://www.mek-schuetzen.de/Blueprints/walther_ppk_pic.JPG http://www.m1911.org/images/parts.jpg
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- Waxa
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久しぶりに「グロック17」のモデルガン(タナカ製)を引っ張り出して調べてみました。付属のパーツ表を見ても、実際にバラしてみても、「バレル・ストップ」なるパーツは確認できませんでした。その本を読んでいないので何とも言えませんが、多分、「スライド・ストップ」の間違いでは? ※ただし、モデルガンはショートリコイルがキャンセルされていますので、何らかのパーツが省かれている可能性はあります。また他のハンドガンでもバレルストップなんて部品名は聞いたことがありません。 ちなみに、「バレル」が頭に付くパーツとしては「バレル・プランジャー」というのがありました。これはリコイルスプリング・ガイドの後ろに差し込んで、ガイドの位置を固定するためのパーツだと思われますが、どうやら実銃には存在しないパーツのようです。 http://www.dae.se/glockorg.htm なお、もしも「スライド・ストップ」についてお知りになりたい場合は補足してください。 ※必要ないと思いますが、念のため。
お礼
わざわざ本を読んでまでしてご回答していただき、まったくもってありがとうございました!! ウェブサイト、追加情報まで含め、すべて非常に参考になりました。 インターネットでひと通りの情報が調べられる時代になったとはいえ、 詳しいことを知るにはやはりその道に詳しい人に訊ねるのが一番ですね。 Waxaさんのような親切な回答者に出会えたことを感謝します。 また銃のことでわからないことがあったら教えてくださいね。よろしくお願いします<m(__)m>