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検死で自殺・他殺を見分けるには最低何日ぐらいかかりますか。

刑務所に服役中の人が個室に近い状態(密室ではなく、ビデオカメラもない)で突然死しているのが発見された場合、一日もたたないうちに自殺として発表されますが、そんなにすぐに分かるものなのでしょうか。正式な検死で自殺か他殺かを確認するには、最低どのくらいの時間がかかるものですか。たとえば戦争犯罪人は膨大な数の人から恨まれているわけで、刑務所内の人が殺意を抱いたとしても不思議はないような気がするのですが、それにもかかわらずすぐに自殺と発表しているのは、検死がそれほど早く出きるということ?

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回答No.1

■誤解をなさっています。自殺か他殺かを見分けるのは「検死」ではありません。検死は死因を調べるだけです。 ■検死によって「窒息死」と診断はできても、それが自殺によるものか他殺によるものかを判断するものではないからです。 ■従って、明らかな状況でもない限り、死亡原因が特定されて発表される場合はかなり「怪しい」ものです。 ■昔、ある東北の田舎で老人が斧で頭を割られて死んでいるのが見つかった事件がありました。検死をした医師は診断書に「脳天破裂症」と書いて「病死」にしました。 笑い話ではなく、本当にあったことです。もちろんその後、医者は誤診を指摘され、殺人事件として捜査されたのですが、万事がそのようです。ましてや、刑務所の診断などかなりいい加減なところがあります。 また、自宅や施設での高齢者の死因の中には、ちょっとした治療をせずに悪化するまで放っておく、などの「消極的な殺人」がかなり含まれていることは容易に想像できることです。 ■検死は医学的な死亡原因を調べるだけで、理由については言及しません。

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