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歯槽膿漏の治療法
歯医者に通っていて歯槽膿漏といわれました。まず歯石を取れる分だけ取ってからで治療は次回から始まります。 (ポケットの深さが?)深いところで6ミリもあり歯ブラシや機械だけでは届かないところをできるだけきれいにするために、麻酔をしての治療をするそうです。 治療後の結果としては、歯茎が引き締まってくると歯のあいだに隙間ができて見た目がよくないそうです。 麻酔が切れたあとに、割と痛むことがあるとも言われました。 治療費は保険込みで2~3本で6~7000円とのことです。 他には、骨を増やす(?)薬を使う治療もあるけど、その薬が高すぎるのでお勧めしないとのことでした。 スキッパになるのはイヤなんですが(と言ってもしょうがないんですが)、こういう治療をした経験のある方の治療後の感想なんかを教えてほしいです。 しばらくすると少しずつでも隙間は埋まるのでしょうか?(歯茎が引き締まっていくのに埋まることはないとは思いますが・・・) 歯科医や衛生士?助手?の方の意見もできればいただきたいです。よろしくお願いします。
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金額からいうと、それは「歯肉剥離掻爬術(しにくはくりそうはじゅつ)」という処置法でしょう。 これは保険点数では1歯600点ですから、3歯では1800点になり、3割負担で5400円となり、そこに再診料や投薬料等が加わりますから、6~7000円は妥当な金額です。 すきっぱについてはその歯科医の言う通りです。 つまり本来は歯の中で骨に埋まっている部分(歯根といいます)があります。 その歯根の幅は外に出ている部分(歯冠といいます)の1/2程度しかありません。 通常は歯冠しか外に出ていませんので、歯と歯は歯冠部分で接しています。 ところが歯周疾患に罹患すると、その歯を支えている骨がなくなってきますが、その段階では歯肉(歯茎)は逆に腫れているので、ポケットが深くなるという状況です。 ポケットが深いことのマイナス点はご存じのようなので、省きます。 ポケットを減少させるためには骨を増やすという手もありますが、これは現段階ではかなり難しいです。 そこで一般的にはその歯科医の説明にあるような治療を行います(ただしこの治療法はどこの歯科医院でも行っているわけではなく、ある程度の専門性が必要です。)。 そうすることによってポケットの深さが浅くなり、歯肉等が健康に保たれるという理屈になります。 ただしその際には当然歯肉の高さが下がり、その結果本来は埋まっている歯根が露出するために、ご質問の「すきっぱ」という状態になります。 そういった状況ですから歯冠部分はすき間がなく、くっついています(ただし上の前歯の場合は、こういった場合前方に傾くため歯冠部分もすき間ができることがあります。)が、歯根部分は先に記したように幅が狭いわけですからすき間が出てきます。 【いい例えが見つかりましたので】O脚のような状態をイメージしていただければいいかと思います。 正常ではO脚でもロングスカート履いていれば、ひざが離れていても分かりませんが、ミニスカートを履けばひざが離れていることが分かるイメージですかね。 もちろんこの場合「歯が脚で、歯冠は足先、スカートが歯肉ならびに骨」であることはおわかりいただけますよね。 そうすると本題ですが、そこのすき間は骨が増えない限る埋まりません。 ただしそのすき間があることによって、歯と歯の間の清掃がやりやすくなり、歯周疾患の再発防止になります。
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- mikunyan
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#2です。 この場をお借りして申し訳ありませんが、#1さんありがとうございます。 HPを見せていただきましたが、私がした治療は縫合を伴いませんでしたので、やはりSRPのほうなのかもしれません。何度かした、というのはもちろん間を空けて、というか、一度治療したのに時間がたったらまた悪くなってしまったため同じ治療を繰り返すことになったのです。。普段のブラッシングがなっていないのですね。反省です。 私の知識不足から、質問者さんに誤ったアドバイスをしてしまい申し訳ありませんでした。 これは回答でもなんでもないんですけど、回答の種類に該当するものがありませんので、「アドバイス」にチェックさせていただきます。 失礼しました。
お礼
>私の知識不足から・・・ そんなことありませんよ。縫合ってなるとおそらく気を失いそうですが試しにやってみようと思いました。ありがとうございます。
- blastma
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#1です。 #2さんが受けられたのはおそらく「SRP(スケーリング・ルート・プレパレーション)」という処置だと思います。 実際の治療の画像がのっているページを紹介しますが、血をみるのが苦手なようだったら、見ない方がいいかもしれません。 「SRP」 http://www.sasshi.org/haguki/9.htm 「歯肉剥離掻爬術」 http://www.sasshi.org/haguki/10.htm (歯周外科という項目です) SRPはいわゆる歯石除去(スケーリング)を行い、その後さらに深い部分の歯根表面を滑沢にする方法で、これは一般の歯科医院でも行われる方法です。 #2さんが受けた治療がこのSRPだと思ったのは、何度か受けたことがあるという文面からです。 歯肉剥離掻爬術は通常1回の治療であり、何度か受けるような治療ではないからです。
お礼
紹介されたサイトを見ました。治療と言うより、手術ですね。。。 とりあえず目立たないように奥歯の2~3本で試してみようということになっています。奥歯なんか余計やりにくそうな気もしますが。 どうもありがとうございます。専門家のアドバイスをいただけて助かりました。
補足
ふと疑問に思ったのですが、この治療を受けたあと数年たってからまた同じように深いところに歯石が付くことはないとは言えないと思うのですが、そうなった場合さらに同じ治療をしてすきっぱが広がるようなことになるのでしょうか。よろしければ教えてください。
- mikunyan
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同じ治療と思われるものを何度か受けたことがあります。 私にとっても#1さんの回答は大変参考になりました。ありがとうございました。 ところで私が通ってる歯医者さんは詳しく説明してくれてると思うのですが、治療後スキッ歯になる~的なことはいわれませんでした・・聞き逃しただけかもしれませんが。。 もちろん歯根部分の細り具合の差にもよるのでしょうが、実際私はスキっ歯にはなってません。なので、その治療=必ずスキっ歯になる、ということでもないと思います。もちろん質問者さんの状態から可能性として考えられる状態を話してくれているのでしょうが。 痛みについてですが、確かに麻酔が切れはじめると(私の場合は歯医者さんを出て少しした頃から)痛みが出始めました。特に上の前歯の治療後はイヤーな痛みでした。でも痛み止めを飲んだりして、食事が取れないというほどでもなかったですし、痛み自体そんなに持続はしませんでした。 頑張って治療して、少しでも健康な歯茎を取り戻しましょう~
お礼
経験談を聞かせてもらいありがとうございます。 個人個人の歯(歯茎)の状態によるのかもしれませんね。ただ、写真を指しながら「こんな風に」と、すきっぱになると言われたので正直ショックでした。 痛みはものすごいのを想像していたんですが、そこまでひどいものではないようですね。 >頑張って治療して、 そうですね。リンゴを丸かじりしたいですね 笑
お礼
とてもわかりやすいアドバイスをどうもありがとうございました。 どこでもできる治療法ではないということは、ちゃんと知識があってすすめているということなんでしょうね。 「隙間ができるとちゃんと歯ブラシが行き届く」というのはやはり治療のときにも言われました。歯間ブラシなんかを使わなくても通常のハミガキである程度はきれいになるのは助かりますね。 >骨が増えない限り これはありえないことだと聞いたのですが、そうするとやはりすきっぱは避けられないんでしょうか。 どうもありがとうございます!